1人の子の重い言葉
朝の保育園で1人の3歳児・年少の女の子が私に朝の挨拶と共に話しかけてきました。
「えっぱら先生、今日で私はえっぱら先生のレッスンはおしまい。入院するの。」
この子は先天性の骨の病気で、今も脊髄にボルトが入っているらしく、成長もそれが原因で抑制されみんなよりも一回り小さく、転倒や衝突には先生方も細心の注意を払っています。
でもこの子は持ち前の明るさでいつもニコニコ笑っており、周りの子ども達もそれなりに注意をして接しています。
その後の言葉に目頭が熱くなりました。
「えっぱら先生とはしばらく会えないけど、みんなを宜しくお願いします。」
自分が大手術を控えているのに同じお部屋のお友達の心配をするのです。手術やリハビリは今のこの子では想像できないと思いますが、半年後に退院して年中・4歳児になる時には、私以上にみんなを元気な子にして下さいと言わんばかりの重い言葉です。
3歳児の女の子からのお願いをしっかり受け止めて、責任を持ってみんなを成長させたいと思います。
がんばれ あおちゃん!!
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