常勝チームの弱点
先日の自由民主党・党大会でゲストに呼ばれた 前・楽天ゴールデンイーグルス監督 野村克也さんが、壇上で言った言葉がかなり印象に残りました。
「野球は勝った時には反省はしない。負けた時に敗因を振り返り次に生かす。自由民主党の皆さんはそこが落とし穴だったのではないでしょうか?今回の負けを教訓に頑張って下さい。」
「負けから学ぶ」でも書きましたが、負けることは決して恥じるべきものではありません。 勝ち続けることの方がプレッシャーなのです。
しかし、負けた経験を知らない人(グループ)が這い上がるには、経験値が少ない為に途方にくれたり、やることなすことから回りしたりする可能性もあります。今までのやり方を見直さなければならないからです。
固定概念が強い人や今までのやり方を信じきっていた人は、これを崩すのにかなりのエネルギーと時間が必要です。
山王工業がその後1年でチームの構築ができたかどうかは不明ですが、もし常勝チームの方がこのブログを見ることがあるようでしたら、負けのシュミレーションも考える余裕があっても良いかもしれません。