先生達の試み
体育レッスンで訪問している岐阜市のさゆり保育園では、レッスン後に年少組の教室で食事を頂いています。
いつもは先生がパンにジャムをつけているのですが、今日は初の試み。
「先生、開けられないー。」と訴える子ども達がほとんどでしたが、「自分で考えてみよう。」と先生は挑戦させようと突き放します。
切り口を見つけ出し、その切り口を引き裂くことにいきついた子だけが晴れてパンにチョコレートを塗ることができます。
保育園の先生方が今年になってから意識改革をしようと頑張っています。
・子どもができることを徐々に増やしてやしていこう。
・勉強が0点でも挨拶などの社会性がしっかりしていれば100点をあげよう。
給食も食育の観点から見ると勉強そのものです。食べる意欲、食事マナー、素材の恵み、食べることができる有難み・・・。
そんな中で先生にとって今回は、掃除も大変・スモックもチョコレートだらけ・口の周りが泥棒のようにお見事、と大変なことは承知での試みでしたが、いつか乗り越えなければいけない壁に挑戦できた子ども達の笑顔は、真っ赤でしたが輝いていました。
先生方ご苦労様。