夢を売る
われわれ体育指導者は、できない事をできるようにするのが仕事。 しかし、それに焦るがあまりにできないことを強要し、恐怖を与えてしまったりやる気をなくさせてしまう危険もある。
そんな時に、スタッフらには「先生=ヒーロー=役者=道化師」になりなさい。とよく言う。
先生は憧れのヒーロー。ヒロイン。 時にはレッスンの大半を「見せる」事で楽しませ、自分がそのヒーローやヒロインになった気にさせて、イメージの中で習得させていく。
スタッフ大村はよく子どもたちの前で石や板を割ってみせて驚かせている。
決してできない事をやらせる事だけで習得させない。 心と体のスキルをアップしていくのです。
ハワイ旅行記最終日。 スカイダイビングをしました。
地上4000m。富士山よりも高い高さを真っ逆さまに数分間。その後にパラシュートで降下。気分はまるで鳥気分。
自分にできない事を経験させてくれたり見せてくれた時には、やはり感動である。
大人も子どもも同じこと。
我々も「先生」の前に、夢を売る集団でありたい。