できるから できないこと
できるから できないこと。 それは教えること。
たとえば算数の場合、数字の認識・数え方・指での計算・九九・そろばん・方程式・・・といったように、段階があって小学校入学をきっかけに平等に教えられる。
教えてもらったから教えることができる。
しかし、あそびや運動では時として教えてもいないのにできてしまう場合がある。
跳び箱・運梯・棒のぼり・逆上がり・・・。 スキップの依頼で多い項目ばかり。
「わが子はすごい!」「天才じゃないかしら?」
でもココでの盲点は、苦労なくできてしまうがゆえに教え方がわからない。 物事のコツやポイントなどをできない人の立場で伝えることが難しい。
スキップスタッフは以外と思われるでしょうが、「できなかった集団」です。 私自身、逆上がりができたのが小2。でも高鉄棒のそれは小1。 一輪車は1年前。 野球と水泳は苦手。
できなかったからこそ、その気持ちになって教えることができるのです。
今でもアリーナではスタッフらが集まると、空中鉄棒(サーカスの空中ブランコ風の鉄棒)を使って懸垂逆上がりの猛特訓をしています。 できなかったチハ先生ができるようになって大喜びをしています。 チハ先生に逆上がりを教えてもらえる子は今がチャンスかも!!