2022年10月10日

10月10日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:14 AM

今日はスポーツの日。元々は体育の日で東京オリンピック(1964年)の開会式を記念して設けられた祝日です。

2003年から経済活動の一環か、敬老の日や成人の日と共に変動で連休となるハッピーマンデー制度で10月の第2月曜日となりました。

20年には名称が今日の様なスポーツの人なり国民の祝日にカタカナが加わりました。同年に2回目の東京オリンピック開催のため開会日の7時24日に。新設された山の日も閉会式翌日の8月11日に移動しました。

10月10日は晴れの確率が1番高いということでオリンピック開会日、のちに祝日となり、ハッピーマンデーや名称変更以来初の10月10日となります。

ちなみにハッピーマンデー導入初年の平日となった10月10日は雨。今日も雨です。

今年は連休に限って悪天候ですが今日という日を有意義に過ごして下さい。



2022年10月7日

聞きたい事 言いたい事

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:34 AM

講演会などで大勢の前で話す事がしばしばありますが、最近思う事は『本当にこの話を聞きたいのかな?』『相手が聞きたい話をしているのかな?』

ZOOMでの講演も多く、演者としては表情などの反応をうかがいにくく一方通行になりがち。更には録画機能があるようでライブで聞く必要もなく不必要な内容なら削除することもできる。

噺家や芸人ではないので笑いをとる『ネタ』ではいけないのですが、心に残る内容を伝えるのはやはり難しい。

参加者全員を満足させるのは不可能というのは分かっているものの、寝てようが他事してようが割り切って話し続ければいいのでしょうが、できないんですよね。

これも永遠の課題



2022年9月19日

美しい言葉を身につける

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:51 AM

半分以上をしゃべりで稼がせて頂いている私にとって、若い頃の様々な先達との出会いが今になって有難いです。

しゃべり口調が早い
日本語をしゃべっていない
考えてしゃべりなさい
人にあった言葉を選びなさい
上から物を言わない
親にわかるように子どもを叱る
言葉よりも先に表情

なかでも「美しい言葉を身につけなさい」には今も苦労をしています。

親や先生など、子ども達と接する機会の多い立場の人達の影響力は絶大で、言葉や口調を真似たり記憶に残したりするもので、学歴や知識ではなく魅力に惹かれるものです。

なじみのある言葉を使う方は広く大衆に慕われ、汚い言葉を使う人は素行や躾を疑われ、美しい言葉を使う人は意識レベルの高い人に愛されることでしょう。

私の幼児体育の先輩が副園長を務めている幼稚園は、医者や弁護士・会社経営者などの利用が多く、美しい日本語を身につけてもらうべくオノマトペ(擬音)も普段から使わないように先生方が気をつけているそうです。

子どもにとっては普通に覚えていく言葉。大人にとっては意識しながら身につけていく言葉。そんな育ちをしていないからと諦めるのではなく、ヨソ行きの自分を身につけるだけでも普段と違う環境では発揮される武器となります。

尊敬・丁寧・謙譲など丁寧で美しい日本語は、実は社会人になって実践するようになってから改めて恥をかき振り返り学ぶものです。故に今からでも遅くないですよ。

私も修行中。



2022年9月17日

祝 イグノーベル賞

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:46 AM

イグノーベル賞(独創的でユーモラスな研究)に『つまむ』の研究をなされた千葉工業大学 松崎元教授らのグループが受賞されました。

運動療育で私たちも着眼している『つまむ』『ひねる』『つかむ』『持つ』などの行為について、目で見て最適な手の形の準備をし、物を掴んだ触り心地や重みから荷重をかけて持ち上げたり捻ったりする。

当たり前の事ですが、経験値が少ないお子さんでは掴み方が不十分で、落としたり溢(こぼ)したりしますが、幾度とない経験から獲得をしていき、無意識化していく事が成長につながっていきます。

お菓子→パッケージを『つまむ』→『破る』→食べる。
ジュース→ボトルを『持つ』→キャップを『つまむ』→『ひねる』→飲む。

これらの一連の動作があそび力の向上となり生活力の向上になっていきます。

イグノーベル賞は本来不名誉な賞らしいのですが、名誉の受賞に自分ごとのように嬉しいです。おめでとうございます。



2022年9月13日

園バス事故から思う事

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 8:27 AM

子どもを預かるという事は、成長の手助けをすると共に子どもの命を預かるという事です。

高価な置物を預かるのとは訳が違い、動いたり騒いだりして手を焼く時もありますが、それが時に癒しであったり学びであったりします。

福岡に次いで静岡でも園バスによる置き去り死亡事故が起きてしまいました。運転手は園児を無事に園まで送る。交通事故の無いように運転する。そこだけの意識だったのでしょう。

園バスやスイミングバスは送迎協力費というお金を貰っていますが、営業目的では無いので白タク扱いです。中型免許(限定解除)があれば業務に携わる事ができます。故に安全上の運行前点検(車の下に園児は潜っていないか? 空気圧やオイル点検など)や運行後点検(車内点検など)を怠る要因でもあります。

第一線を退いた方や園長・理事長などの役職の方が運転手兼任でハンドルを握るケースが多く、判断力や認知力の欠如も疑問視されている一方で、若い人を雇うまでの資金的な問題から、今後もドライバーのあり方は変わらないでしょう。

親には有難い送迎サービスですが、毎日無事に帰ってくる事が当たり前が故に、今回の幾重にも重なった失態の連鎖に憤りを感じてやみません。

保育園・幼稚園も正直言って業務が手一杯です。保育は無償化されても職員の給料は本当に乏しいもので、限られた予算でやりくりする限界も背景にあると思います。職員の給与面やゆとり面での充実と共に業務の負担減となる児童福祉予算の見直しも真剣に考えてほしいものです。



2022年9月12日

一途も良し 移籍も良し

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:40 PM

例えばプロスポーツ選手。幼少期から同じカテゴリーをずっと行っていたお陰で人の目に留まる選手もいれば、何かの転機でカテゴリーをかえてみたら開花した選手もいます。

当てはまるか否かはやってみないとわからないものの、チャンスは突然訪れ、また、必然的に巡ってきます。

幼少期の様々な習い事や経験は、後々開花するであろう貴重で重要な事なのです。



2022年8月26日

夏休みの異変

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 7:45 AM

コロナ禍でまだまだ自粛傾向にある為なのでしょう。この夏休み期間にヒッチハイカーを全く見なくなりました。

国道沿いやサービスエリアなので、学生やドイツ人をも乗せていった事もあったのですが、チャレンジしたい若者たちとしても残念でしょうね。

完全にノーマスク宣言となったら、見られる事を願います。



2022年7月29日

ぜんぶでいくつ? あわせていくつ?

Filed under: 先生、あのね。,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 3:50 PM

放課後児童クラブ補助員1日目。

宿題の時間に児童から 1年の『なつのとも』 がわからないと質問を受けました。

算数の文章題 『答えを書きましょう』
①カゴにみかんが3つ入っています。もう片方には2つ入っています。みかんはあわせていくつでしょう?
答え 5つ

②車が駐車場に5台停まっていました。後から3台やってきました。ぜんぶで何台でしょう?
答え 8台

『言葉を入れ、答えも書きましょう』
①カエルが3匹いました。そこに2匹がやってきました。( )何匹でしょう?

( )に入る言葉で困っています。
みかんはそもそもそこにあったから『あわせて』だけど、車は後から来たから『ぜんぶで』なので、カエルも『ぜんぶで』じゃないか?

言葉を数字に換えて計算する力を身につける文章題。考える力を身につけさせる意図もこの問題にあるかと感じますが、子ども達は、その場にある物と後から来た物で表現が異なるのではないかと質問をしてきたわけです。

放課後児童クラブとしては子ども達に答えを教えてはいけない。という立ち位置なので、答えを教えるわけにはいかず、最終的にジャンケンで決めよう。という事になりなした。

言葉表現の難しさと子ども達の着眼点や発想力に直面し、教え方・導き方・決めつけの発想の危険性を考えさせられました。

皆さんは(ぜんぶで)ですか?(あわせて))でしょうか?



2022年7月21日

放課後児童クラブ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:47 PM

ほとんどの小中学校で今日から夏休みになり、子ども達にとっては長いバカンスに突入ですね。私はというとコロナの余波がまだまだ引きずっており、講演会などのお声がこの3年パッタリと止んでしまった事で、縁があって放課後児童クラブ(夏休み留守家庭児童教室)の補助員として、業務の合間に某市立小学校に入る事となりました。

いつもは私主導のレッスンを進め、自分も納得しながら子ども達と切磋琢磨し、親御さんにも話をし、身配り気配りをしているのですが、久しぶり(もう15年以上ぶり)に雇われ感覚で、1すら分からず、言われた事しかできない。当然の事ながら身配りをする余裕もなく、消毒・おやつ・読書・勉強・昼食など、全てが勝手違いで、気だけが疲れました。

保育園や幼稚園の生活の雰囲気や、主宰している体育教室の雰囲気があるように、小学校の雰囲気を存分に感じた1日で、なかなか勉強になりました。

2学期からのレッスンに活かせるようもっともっとたくさんの経験をしていきます。



2022年7月18日

水遊びについて

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:07 AM

もうすぐ夏休み。レジャーの計画をしているご家庭も多いでしょう。海や川に遊びに行く際に水難事故の可能性がある事を少しだけ意識して下さい。

コロナ禍で今年もプール授業が中止となったとしたら丸3年泳いでいないことになります。大人でさえ泳ぎがたけているとは限らず、助けに行った大人が逆に被害に遭うケースがよくあります。

①ライフジャケットの装着
②海は沖まで引き込まれる可能性がある
③川はくるぶし程度まで
④非常時は 仰向け 空気をたくさん吸う 声を出さない 暴れない(これが難しい)

大人は特にアルコールを摂取している場合があるので、飲んだら絶対に入水しない。(13時以降の救助要請が多数)

水上ボートやサーフィンなどレジャースポーツも混在しているため、お互いがエリアを守る事も重要。

砂浜に埋めて遊んでいたら満ち潮で脱出不可能という事例もあるため、海は満潮干潮の把握も必要。

毎年1学期のレッスン後に「次もまた会いましょう」と声をかけています。事故は誰も喜びませんので大人がしっかり見守りたい過信をせず楽しく遊んでください。



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