2016年12月15日

ことばあそび

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:53 AM

ことばあそびでなるほどと思わせると記憶に残るものです。

例えば √(ルート)   √2=1.41421356 ひとよひとよにひとみごろ   √3=1.7320508 ひとなみにおごれや

年号  538年 仏教伝来いざごさんぱい  1192年 いいくにつくろう鎌倉幕府   1837年 いやみなひとだよ大塩さん

英語  NEWS = North East West South    Family = fa:ther  m:other  I  l:ove  y:ou

2年前に二人組のダンス芸人が本能寺の変を題材にパフォーマンスをしていましたが、ダンスはもとより歌詞を全部覚えれば受験に役立ちます。

リンゴにペンを刺すのも、字幕スペルを覚えることに意味を向ければ非常に効果有りです。

もっと言葉であそぼう。

 



2016年12月7日

運動療育で目指すもの

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 12:41 PM

本日開催された運動療育指導者研修で林が座学で行った資料を横取りしました。

『運動療育で目指すもの』
「運動療育」は、子ども達にとって純粋に「楽しさ」を追求する活動であると同時に、体を動かす・友達と関わるなどの体験を通して、「体や社会性の発達を促す」という重要な意味を持ちます。あそびを通して様々な発達が促されていき、子どもはあそびの経験を通して、様々なことを学んでいる。あそびは「発達を促す原動力」であると考えます。

発達障がいのある子ども、またその傾向のある子どもたちは、認知に偏りがあるなど、発達にアンバラスさがあり、そのため、運動面の不器用さだったり、人とのかかわりで困難さが見えます。

できないことに苦手意識やストレスを感じて、それが意欲の喪失、努力の放棄へとつながり、自分に自信が持てなくなってしまいます。また、友達との良好な関係を作ることが難しいため、ほかの子どもから避けられたり、非難の対象になってしまう事もあります。

指導者は、ひとりひとりの特性や発達の課題をとらえたうえで、楽しくあそびを取り入れ、その子が「できた!」という達成感などを体験できるようにすることで、積極性を養えるようにしていきます。

 

発達の気になる子どもたちが持つ課題に合わせて、「楽しさ」と「経験してほしいこと」を含めたあそびを取り入れていき、子どもの姿に添ってあそびを行い「遊ぶって楽しいね」という実感を、子どもと共有します。

例えば・・・跳び箱

跳び箱を跳ぶ理由は、「両足踏切の力をつけること」、「空中での動きをつけること」であると考えています。

両足踏切をすると、体幹が鍛えられます。体幹を鍛えなければ、姿勢を維持することはできません。デスクワークでも、机に寝そべっていては、上司に「なにやってるんだ!」と怒られることでしょう。また、四肢(手や足)の動きの元となっているのが体幹です。体幹がしっかりしていなければ、四肢を思い通り動かす事はできません。

空中での動きは、受け身を取る時に必要です。転んだ時や落ちた時、人は一瞬ですが、空中に投げ出されます。その瞬間に自分の身をひるがえし、腕をついて受け身を取ることが必要です。これは、考えるのではなく反応です。その為に何度も繰り返し行います。



2016年12月6日

暴れてナンボ

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 10:31 PM

個人レッスンでは特に、特徴の多い子と向き合うことが多いので、小学生ともなると時として私も真剣に衝突します。

例えば縄跳び。「20回続けて跳べたら休憩!」 このミッションがクリアできない場合に大概の子が 「もうヤダ!」 「ムリ!」 「うぜー」 などの暴言で自滅していきます。レッスンである以上、無理な数値でない限り最後までやり抜かせます。例え泣いても。逃げ出そうとしても。

上手くいかないことは世の中どれだけでもあります。そんな時は暴れればいいんです。それで気が済むのであれば。ただ、暴れておしまいでは前には進まないので、ひとしきり暴れさせた後にクールダウンさせたら意外とあっさりとクリアできたりするものです。

本人はわかっているはずです。暴れたって何の解決にもならないことを。でも、暴れない時が収まらないのです。であるならば暴れてナンボです。できた時の達成感は解き放たれたように清々しく、いい顔になっています。

徐々に、暴れると人の迷惑になる。という事に気が付けば更にナンボです。難しい子には難しい子なりのぶつけどころを作ってあげることが必要です。今は大変でも必ず落ち着きますから。



2016年11月29日

SKIP SKI SCHOOL ’16 のご案内

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:17 AM

お待たせ致しました。今年も 『SKIP SKI SCHOOL ’16』 が開催されます。 昨年は雪不足のためやむなく中止となってしまいましたが、今年は雪の便りも全国で聞かれ十分期待できそうです。

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スキップのスタッフが、生活面・スキーやスノーボードの指導をきめ細かくお世話いたします。この冬の思い出作りにぜひご参加下さい。

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

http://www.sf-skip.com/ev-ski/index.htm

 

 

同時に引率スタッフを募集しています。子ども達の生活面や雪あそびの補助をしてくれる方がいましたらお気軽にお問い合わせ下さい。スキー・スノーボードの経験は問いません。



2016年11月25日

報告と警告

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:43 PM

カミさん方の家族会が開催され実家で食事をしました。同じ学区内に実家があるので毎週に近い頻度でよく会ってはタダ飯を喰らっています。

介護職をしている義姉と高齢ドライバー事故の話になり、生活の一部である車が乗れないことは非常に不便。だけれどハンドルを持つことで本人もしくは他人、両方まで辛い思いになる可能性がある。かといって免許証を返納しても技術まで返すことは出来ないため、自宅に車があるといざとなると運転できてしまうので解決策にはならない。など答えの出ない熱い討論になりました。

ニュースで報道されることは他人事ではない。明日は自分になる可能性も0ではない。

ニュースは毎日の出来事を詳しく『報告』してくれる。でも見方を変えると、そのすべての出来事が明日以降の私たちにとっての『警告』ととらえても大袈裟ではない。

事故  火事  ご近所トラブル  etc

自分を知り家族や他人に迷惑をかけない心がけと決断が、今の時代には必要なのかもしれません。



2016年11月23日

酉の市

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:37 PM

毎年11月の酉の日に開催される酉の市。今日は二の酉ということで、名古屋本部に程近い中村区の『素盞男(すさのお)神社』に商売繁昌の祈願に行ってまいりました。

東京浅草鷲神社のそれには及びませんが、多くの参拝客が参拝に来ていました。

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今年もスタッフ達に助けられ組織として大きくなったと感謝を告げ、熊手を購入してきました。

中村区に事務所を構えてはや10年。商売気質の強い人達が多く、地域の催しなどでかなり助けてもらっています。この地で仕事が出来ることに感謝。地域の方々に必要とされていることに感謝です。

更なる飛躍を目指して子ども達の笑顔のためにスタッフ共々仕事に打ち込んでいきます。



2016年11月22日

円形ドッジ

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 9:02 PM

保育園レッスンでドッジボールを行いました。

年中・4歳児に教えたのは円形ドッジ。外のお友達は中のお友達を当てる。中のお友達は当たらないように逃げる。もしくは飛んできたボールをキャッチする。なかなか狙っても思い通りに当てられないのがこの学齢の面白いところでもあります。

今日は朝方降った雨も上がりとても穏やかな日でした。園庭がちょっと濡れてはいましたが子どもたちは元気いっぱい。

ドッジボールのサークルをどのように描こうかと考えていたところ、イチョウの葉っぱであそんでいた園児からヒントを頂きました。

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「先生が描いた線の上にみんなで黄色い葉っぱを並べてください。」

子ども達は両手いっぱいのイチョウの落ち葉をたくさん運んでくれたのでアッという間に円形ドッジの会場が出来上がりました。

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上手にお友達に当てることができるかな? 飛んできたボールをキャッチすることができるかな?



2016年11月20日

報連相

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:51 PM

先日、スタッフの一人に厳しく注意をしました。

レッスン中にアクシデントがあり応急処置はしたもののその後も痛みを訴えたため、レッスンを早めに切り上げ様子を見てもらうことに。お母様も子どもが大袈裟に騒いでいるだけで時間がたてば痛みがとれると思っていたそうですが、全治一週間の打撲と診断。翌日親御さんからの電話でその事態を私が知ることに。

応急処置をしたことは指導者として正解。報告を怠ったことは社会人として失格。

スタッフ達には「すべての責任は私がとる。好きなようにやれ。ただし好き勝手にやるな。」と常に伝えてあります。個人レッスンでもグループレッスンでもケガはつきもの。頑張れば頑張っただけリスクは高くなります。些細な異変でも事後報告があれば対応対処ができますが、なければ責任すらとることができません。

親御さんにとって子どもは宝です。時には自分の命よりも大事なものです。その宝を預かる以上、責任をもって接しなければなりません。万一ケガをしてしまったとしても、その場の対応とその後の対応が子どもを預かる責任なのです。

報連。社会でも家庭でも、絶対なのですよ。



2016年11月16日

輝く瞬間

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:18 PM

月に1度開催される運動療育指導者研修。今月のテーマは冬休み直前コマ回し。

巧緻性(器用さ)・集中力・忍耐力を養います。

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毎年スキップがレッスンで行っている、皿やキャップの中でのコマ回しを挑戦していただきました。初挑戦の方々がほとんど。巻くのも初めて。回すのも初めて。回った瞬間の歓喜。子どものように輝く瞬間です。

回せるようになれば欲が出るのが子供心。そこでお皿やキャップに挑戦。ここで人間の本性が現れだします。

狙った器に入らない。イライラ。

基本を忘れてコマが回らない。イライラ。

他人の結果が気になる。イライラ。

集中力と忍耐力が試されます。これは大人も子どもも同じで、トップでなくとも最下位は避けたい。一番でなくともこの人には負けたくない。という意識が自ずと生まれてきます。出来ない事に折れたり先を越される事にイラだったりして遊びを放棄するパターンが想像できますが、ごく稀に他人の行動は無関係に最後までやりきらないと終われない子もいます。

そんな性格・個性が確認できるのもコマ回しの狙いです。

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こんなところでも回せてしまいます。是非事業所で挑戦してみてください。コマの注文は是非スキップまで。



2016年11月15日

K・Y

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:22 PM

幼稚園の園長先生と、発達障がいのお子さんの行く末の話になりました。

子ども達は毎日を一生懸命に頑張って生活しています。でも少しだけ頑張りすぎて、大きい声になってしまったり、順番を抜かしてしまったり、力が入りすぎてしまったり、悔しさが抑えられなかったり・・・。

私が小学校の頃(もうすでに35年以上も前)は、発達障がいという言葉も聞きなれず、みんな平等に叱られ、褒められ、立たされ、励ましてくれ、程よい緊張感の中で学校生活を送ったものですが、時代は変わり、加配の先生が付き出来ない事に対してサポートをしてくれる(全部を全部助けてくれるわけではないのでしょうが)。

特殊学級や放課後等デイサービスなどで様々な学習をし、社会性やセルフコントロールを身につけようと頑張っている中で、『K・Y』 (ここでは、空気が読めない。読みにくい。)の子や人が社会に出るまでは何とかしてあげたいと願いながら先生や支援員の方々が力を注いでいることでしょう。

その子たちを取り巻く人たちにはもう一つの 『K・Y』 (ここでは、危険予知)をも意識しながら接していかなければなりません。

昨日、福岡の保育園で排水溝に頭を突っ込んで倒れていた園児の報道がありました。このような事が起こりかねない。そう考えた時に子どもを取り巻く 『危険予知』 と、育児を怠ったばかりに私達が被害にあうかもしれない二次災害・三次災害の 『危険予知』  も意識しなければならないのかもしれません。

本人達の努力以上に取り巻く人的環境である私達が理解するための努力をし、バリアフリーとなる日が近づくようにみんなで考えていかなければならない事だと思います。



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