2020年12月12日

その年どしの仕事の仕方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:49 AM

若い時は家にお金もろくろく入れず、先生ズラをして、遊ぶ為に仕事をしていました。当然貯金は無し。

貯金が無い反面、たくさんの人と出会い可愛がられ様々な経験をしました。

25くらいから子どもだけではなく親御さんとも真剣に向き合うようになり、相談にも乗るようになりました。

30を過ぎたあたりから将来を考える様になり、会社員としての体育指導者を辞めました。「10歳上の先輩を見てその3割疲れた姿が10年後」という助言が決定打でした。

34で独立。楽しみ・崖っぷち・感謝・責任など様々なエネルギーで1日の睡眠時間が3時間程度という日が1年ほど続きましたが、会社員時代のストレスは全くなく、若い時の勢いが再度押し寄せてきました。

名古屋に事務所を構え、結婚もし、スタッフにも恵まれ、今では体に爆弾を抱えながらほとんど口だけレッスン。

若い時は勢い。脂が乗り始めた頃から努力。ある程度の年齢になると知恵。最後は良いも悪いも口。

ただ、年齢に関係なく、必要としてくれる人が多ければ多いほど、助けてもらえる事もあります。

顔を売る事に年齢は関係なしです。



2020年12月11日

イメージを汚すな

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:54 AM

放課後等デイサービスでの虐待報道が連日のように入ってくる。特徴のある子ども達に対して接する仕事だからが故にストレスは計り知れないのは理解できるが、暴行や傷害はやり過ぎである。

また、男性保育士による殺害・遺棄事件や、認可保育園園長による暴言・虐待事件の報道を見て、まじめにやっている保育園や幼稚園のイメージまでくすんでしまいそうである。

子どもを預かるプロ、子どもを教えるプロである人達の肩書に『先生』が付くのだが、この肩書が決して偉くもない人柄をおおきくしてしまう。

どこまでがやり過ぎかという理性が無いようでは子ども達にとってはひとたまりもない。

我々も子どもを預かり教える立場として、このような報道がなくなる事を願いたいものである。



2020年12月10日

こりゃダメだっ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:47 AM

久しぶりに名古屋本部まで公共交通機関を利用して、帰りに名古屋駅JR高島屋で買い物をした。

流石にデパート内はほとんどの人がマスクをし、最低限の音量で会話をしている。必要なものだけを購入し別エリアでトイレを利用しようと飲食街の近くを通った矢先に、酔っ払い・大音量・ノーマスク。

ルールを守れないのはやはり大人だけ。



2020年12月7日

音と物を使う

Filed under: プレジャーアリーナ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 2:01 PM

自閉傾向の強い子は数字や乗り物が大好きな子が多い。

電車が好きな会員様の前回からのレッスン内容は、地下鉄の車内アナウンスBGMを流してのサーキットトレーニング。

ラミネートした手作り電子マネーを持ってレッスン開始。

イメージで大興奮の会員様。これに気づくまでは大声で独り言を言っていましたが、60分間一言も喋らず電車の効果音を聞き入っています。指示もよく通ります。

適度にプッシュランプで『チャージ』します。

ご両親も他の習い事や宿題などに効果が出ないか?と検討されました。

レッスンが終わってBGMが切れた瞬間、大声で帰って行ったというオチが毎回付いてきますが、お子さんも親御さんも、そしてスタッフも納得できる時間でした。



2020年12月6日

出来たら記す

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:26 AM

例えば縄跳び。

目標があれば頑張ることができる。ゴールがあれば到達できる。というわかりやすい終点を可視化することで、予想以上に頑張ってくれました。

トランポリンを使って長縄跳びチャレンジ。

①リズム良く跳ぶ。
②その場で跳ぶ。
③ジャンプしやすい。

回し手だけが上手くやれば子ども達は8割がた上手く跳べます。

予め書いておいた⑩のマーク。10回跳べたら自分でマークします。

幕目標がハッキリしており、跳べた時に自分で描くのが楽しくなってきます。

年中4歳児。1時間にトータルで短縄100回。長縄80回。すぐに崩れる子がほぼ50分集中してできました。



2020年12月4日

試合に勝って勝負に負ける

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:55 PM

先日、ひょんな事から原告となり人生初の簡易裁判を経験しました。お金が絡むことでもあり許してはいけないという思いから司法に判断を委ね、やりたくもない決意をしたのですが、その日に至るまで、事が大きくなるまで、なぜ約束を守ってくれなかったのか?と、憤りの日々でした。

裁判当日。変な緊張感もなくむしろワクワク感の私は丸腰で1人での出廷。被告側は弁護士付き。事前に知ってはいたものの『ここまで証拠をそろえているのだが、どうなれば敗訴になるのか?』というある意味そこが楽しみでもありました。

法廷(と言っても会議室)には裁判官と司法委員という司会進行兼聴取係のような方と原告と被告。それぞれの言い分を別室で司法委員の方が聞き取り、お互いに和解案を提案し、裁判官が結審します。

結論としては勝訴なのですが、被告はそもそも敗訴を前提で少ない被害額で出廷してきている事に後々気付き、こちらの裁判費用を含めた要求金額には到底及ばない額での即日納付を要求しそれを飲んだ形となりました。

私が要求を拒否した場合、こちらの要求額で結審したとしても振込みが滞ったり自己破産されると0円という最悪な場合があり、再審となると弁護士は徹底的に勝つための策を練ってくる可能性さえあります。

結局は弁護士のシナリオ通りで、私は納得せざるを得ななかったという裁判トラップ。勝敗に長けた弁護士の負け方とはこういうものなのかという戦略を学ばせてもらいました。

試合に勝って勝負に負けた。経験できない社会勉強授業料として受け止めます。

被告が反省しているとは到底思えませんが、嘘を嘘で上乗りしている組織ですのでいつか天罰が下ると思い、綺麗さっぱり終わりにしたいと思います。



2020年12月2日

入り口が楽しければ

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 6:16 PM

入るのが楽しそうだったら次も来たいと思えるじゃないですか。

子ども達に夢を見させてあげましょう。

 



2020年11月30日

順序がわからない

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 10:05 PM

運動療育 児童コース

わかりやすく書いたつもり。それは大人の解釈であって子ども達にはわかりづらかったりもする。

この書き方で順序よくできると思ったのだが、8人中3人が「次は何をやればいい?」と何度も聞いてきた。

何回も繰り返して理解できる様になってきたが、それは体が覚えただけで頭で理解できていない。

もっと理解できる書き方を研究せねば。



2020年11月26日

やれるものならやってみろ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:49 AM

ビジネスの種類は無限に存在します。ビジネスモデルもその分あるのですが、顧客としてはまず第一に価格を見てしまいます。

例えば塾。国語を教えてもらいたいけど、Aは5,000円。Bは8,000円。単純に価格の安い方を選ぶのが一般的なユーザーです。

子どもが理解して学力が上がり希望校に合格できれば安い方が良いに決まってます。

オーナー目線で考えた時、当然儲けが必要で、顧客を集め、結果を出す。しかし、そこに『真似できるものならやってみろ』と言わんばかりの他では出来ない武器があると、価格は関係なく波が押し寄せてきます。

一般ウケするこだわりが、スキップにはあります。



2020年11月25日

なんとかしてあげたいのなら

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:48 PM

側転・逆上がり・水泳・跳び箱などを助けて欲しい。という問い合わせがあるのですが、その電話の半数以上が決まって「あと1週間で」という切羽詰まった間際の相談です。

体育の授業でテストがあり、悩みを親に相談できる子もいる中で、出来ない事を親にも言えず泣きながら悩みを打ち明ける。小学高学年の親からの悩み相談の電話が今年も多数あります。

1週間で出来るわけはない事を伝えた上で、残された時間でベストを尽くします。と告げるのですが、金額を伝えるとほとんどの方々が諦めます。

結局のところ、1週間で5万円近くの金額をかけたくないんですね。

申込みがない限り我々は対応ができません。ただ、何もせずに当日を迎え体育嫌いになり、それが引き金で親子間も崩れた例も多く目の当たりにしているだけに、この悩みに応えるのも親の務めだと強く感じます。



« 前ページへ次ページへ »

HTML convert time: 0.277 sec. Powered by WordPress ME