2021年6月1日

やりたい放題だった過去

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:18 AM

『わいせつ教員処分 昨年度186人』という記事(https://news.yahoo.co.jp/pickup/6394690)を読み、Facebookにあげたところ、同級生や会員保護者からたくさんのメッセージがありました。

男である私では想像もつかなかった男性教師による女子生徒への行為。手を握る。顔を触る。教官室など個室に呼び出してのパワーハラスメント。生徒へ手紙を書く。

体罰行為も今を思えば凄まじいもので、女子生徒にはお尻を叩きながら撫でてみたり、教室の後ろまで張り手をしたり。

授業が始まって早々、小テストの成績が低いという理由で1時間説教されたのは普通で、終始無言で授業をせずに威圧していた教師や、授業がない時間に保健室のベッドで堂々と寝ていた教師もいた程。

よくよく考えてみれば、彼等は全て公務員。不況や景気に左右されることなく、先生風を吹かして、可愛い生徒がいたら可愛がり、気に入らない生徒がいたら別の意味で可愛がり、生徒の成績を生徒のせいにして、ぬくぬくと安定収入を得ていた絶対的権力の時代でした。

35年から40年も前の事ですので、そんな教師も上手に世を渡り、好調となり、何事もなく定年退職を迎え、年金で余生を暮らしている事でしょう。そして、体罰やわいせつ行為を受けてもねじ伏せられた時代を経験した私達と同年代の教師が、そんな時代があったがために上からも下からも叩かれているのでしょう。

自己ストレスのために、暴力やわいせつ行為に及ぶのは絶対あってはならぬ事。それを未然に防ぐためにも生徒を守るために監視カメラや警備員・監視官を配置する時代も遅かれ早かれ来るのでしょうね。



2021年5月26日

いつやるの? まだでしょ!

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:10 PM

子ども達が身につけていく技術は、成長を把握して教えていかなければなりません。

体育の基礎である『あそび』が十分でない限り応用は無理なのです。

リズムや跳躍力が未分化の年少(3歳児)に跳び箱を跳ばそうとするのは、たし算もままならない子に2桁のかけ算を教えようとしているものです。

水泳 自転車 野球 etc   あそびで培った体の動きや道具を使う生活習慣が身についてこその応用技術なのです。

水泳をさせたければ、お風呂で頭を洗い頭からシャワーで流すことができる。

自転車を乗れるようにしたければ、ママチャリ(2人乗り専用)の後ろに乗せて自分が運転している気持ちにさせる。

野球をさせたければ、まずは大きい球からキャッチ&スローを親子で行う。バットやグローブは先の先。

いつやるの? まだでしょ!



2021年5月25日

次の一手

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 1:46 PM

暑かったのでたまたま立ち寄ったドライブインでソフトクリームを食べた。でもそこのお店。品数が多すぎて金額もまちまち。更には生ジュースが本命のようだが何故か漬物も売っている。ストライクゾーンやターゲットがわかりづらく、立ち止まって選ぶにも時間がかかりすぎ、結果素通りする客が多い。

ベンチで座って女将さん(といっても私より明らかに若い)と話をしたが、パソコンは苦手、電子決済にも登録しているがすぐに現金が欲しいので導入していない。との事。

デザートを扱っているのであれば現金を持ち歩かない若者にターゲットをおき、SNSでアップしたらサービスあり。などの戦略をしてみては?と客の分際でお話ししたが首を傾けてしまった。

認めたくないが今はネット社会。スタッフですら財布を無くしても2週間も気づかない程財布lessの時代。

弊社もホームページをほぼ毎日更新しているが、それと並行して見やすいように断捨離もしている。

体育を教える傍らネット戦略もしなければならず、IT大臣の末光が昼夜アイデアを出してくれるが私は既について行けていない。

仕事に追われる事なく次の一手を打てるかどうかが生き残れる決め手なのかもしれない。



2021年5月20日

将棋であり将棋にあらず

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:33 AM

将棋は説明するまでもなく、玉将を守りながら相手の玉将を捕らえるゲーム。駒によって動きは様々で、取られると突如として敵と化す。

ビジネス戦略を将棋に例える経営者は多い。性格の様々な営業マンを送り込むみこちらの思うように誘導して契約を取っていく。でも時には送り込んだ人材が取られる可能性もある。

でも、本当に動くべきは玉将そのもので、角や飛車・桂馬など様々な動きを搭載して全ての駒を守らなければならない。取られて敵となる玉将は最低な会社である。

ビジネス戦略は将棋のように、玉将はドンと構えて指示を出す。しかし会社経営は社員以上に動き回り1人の社員も失う事なく一枚岩になる事が理想。

持ち駒の多いグループほど守るべきものが大きい。裸の王様にならないような日頃の配慮が重要。



2021年5月17日

あと100日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:38 PM

本来でしたらお祭りムードでカウントダウンイベントや各種目の代表合宿の様子。メダル獲得予想などの報道がひっきりなしでしょうが、なんとも悲しい雰囲気での2020TOKYO大会が開催まで100日を切りました。

選手は自分の力で勝ち取った代表の座ですので今を集中して、世界中を沸かせて欲しいと思います。

なんとか開催されますようにもう暫くの辛抱。



2021年5月14日

一言多い

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 4:09 PM

昼食をとるために某牛丼屋へ入った時の事。厨房に程近いカウンター席で座っていると接客のおばちゃん(パートリーダー?)と調理のお兄さん(学生?)との荒々しい会話が聞こえてしまい、ついつい側耳を立ててしまう。

「言いたい事があったらちゃんと言って下さい」
「指示する言い方が気に入らないんですよ」

あ〜。良くある上から発言が癪に触ったのだろう。

「それはすみませんでした。今度から言い方には気をつけます。言ってくれてありがとう。黙っていると私も気がつかないので助かりました。」とパートリーダーが優しく謝罪したものの、「シフト上もう会う事は無いですけどね」とポロリ。

人は感情的になるとついカッとなって言ってしまいたがちです。が、立場や地位が高い人ほど一言葉を選んで慎むべき言葉は慎まなければなりません。

家庭でも会社でも学校でも、上の立場の人の一言。これだけが鮮明に記憶されるものです。



2021年5月13日

ひと手間をかける

Filed under: ちょっといい話,やらなカン — スキップ江原 @ 8:24 AM

幼児体育に関わらず、全ての仕事に共通する事だと思いますが、最後の最後にひと手間をかける事が、のちのち左右する事があります。

床屋さんでも、最後の仕上げで本人にはわかりづらい頭頂部や後頭部にハサミを入れる。
魚料理でも、ツマの盛り付けや切り身の並び方に箸を入れる。
修理屋さんでも、最後に「他に困っている事はありませんか?」と聞いてみる。

子育てでも同じことで、宿題でも、出来たから終わりでわなく「忘れないようにもう一回」と促して再度挑戦させてみたり、上手に本が読めたら褒めてあげたりと、最後まで手を抜かず、むしろ周囲を待たせてでもひと手間をかける事で次への成長につながるのでは?と思っています。

このひと手間が出来るか出来ないかです。



2021年5月4日

ゴールデンウィーク明けの準備を

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:16 AM

今朝の中日新聞に『子どものSOSに気づいて  児童・生徒の自殺 深刻化』との見出しの記事がありました。

毎年、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇終盤に記事となり、一面に掲載された年もありました。

学校そのものが嫌いなのではなく、合わない性格や精神的・肉体的な苦痛を与える生徒や先生などの人関係。それに伴う空気感や雰囲気。教科やイベントなどが学校嫌いとなり、朝になると色々考えてしまう。今では子ども達でも1人1個は持っているだろうスマートフォンでのやり取りが良くもあり悪くもある。

新聞記事で必ず専門家やNPO団体・相談窓口が紹介されており、『家族と話し合える環境を作ってあげることが大事』 『時には学校を休んで』 とあるが、人間の思いは話し合ってすぐに気心がポジティブになるわけでもなく、弱い者が休むというのは私はかえって悪条件だと感じている。

まず前者。
子どもの思いを一番理解できないのは以外にも家族であったりもする。近すぎるが故に話したくなかったり、時には避けられたりすることもあるだろう。人を人がコントロールするということは永遠のテーマで、環境(人や場所)・エピソード(旅行やスポーツ)・ルーティーン(食事や挨拶)など、毎日必要なことと時として必要なことの組み合わせで、会話が生まれ、思いが伝わりあうものだと思う。

次に後者。
弱い者が退く風習があるが、病気以外で休んでしまうと再登校が非常に難しくなる。その理由はここで書く必要もないだろう。弱い者が引くのではなく、その原因を作っている(可能性のある)もの(者・物)へのカウンセリングや再発防止が本来は重要だと考える。弱い者はその場は避けられたとしても違う環境でも弱者になる可能性があり、最終的には本人が強くならなければならない。そのために避けるのではなく踏み出す勇気を様々な経験から身につけてもらいたいものである。

とは言うものの、今日は5月4日。子どもだけでなく新入社員やベテランの大人ですら 「あと1日かぁ」と思っている人もいるだろう。過去にインターンから晴れて幼稚園に就職したにもかかわらず不平不満をSNSでボヤいており、救ってあげた元スタッフの事を思い出す。

あと2日。できうる限りの勇気と努力をして5月6日は出かけて欲しいと願います。



2021年4月27日

本当にやりたい仕事

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:24 PM

この世の中、やりたい仕事で生計を立てられる人はなかなか少ないです。

少年時代は、プロ野球やサッカーの選手。パイロットや看護師さん。パティシエや花屋さん。
中高生になると、プログラマーやユーチューバー。

大学生になり専門分野の学部に進学して、更に夢を現実にする人もいる中で、現実を知ってやる気が失せてしまったり、諦めてしまったりする人を多く聞きます。

やりたい仕事で生計を立てる事が良いのかもしれませんが、自分の実力が発揮できる。やりがいのある環境下で働ける。実は全くの専門外で働いて家庭や自分の時間を確保できる。

ひょっとしたら後者の方が自分自身に成長できるかもしれません。

就職1ヶ月後の離職率が多い昨今、仕方なく選んだ仕事なら仕方ない人生しか迎えられませんが、辞めてからスイッチが入る場合もあるので、失敗を生かしたもの勝ちです。



2021年4月26日

全員迷惑ですのでご安心下さい。

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:48 AM

発達に遅れを感じるお子さんのための運動療育の問い合わせが多く、幼児・児童共に、にぎやかにレッスンを行っています。

入会するにあたり、必ず聞かれるキーワードが、

「うちの子が入って迷惑じゃないですか?」

必ず返す答えは

「全員が迷惑ですからご安心下さい」

『迷惑』という言葉がつきまとい他の習い事では受け入れてもらえない子ども達の最後の砦。全員受け入れます。そして出来る事なら入りたかった習い事に通えるように務めます。

運動を通じて社会性を身につけるのがスキップの目標です。



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