2013年10月20日

シミュレーションと本番の違い

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:43 PM

中川区 冨田体育教室にて

トライデントスポーツ医療看護専門学校 子どもスポーツ専攻の実技実習も後期に入り、幼児もしくは児童の体育レッスンのすべてを責任を持って行うという実践授業になりました。

長縄跳び今回のテーマは 長縄跳び。

縄の回し方や入るタイミングの合図などを事前打ち合わせと経験で補いいざ本番を迎えます。

 

 

 

長縄跳び学生が回すスピードに子ども達が合わせるものだと思うあまり、子ども達はミスを連発します。導入段階では子ども達の入るタイミングやリズムに合わせて回転スピードや言葉がけを微妙に変えていく必要があります。

回す側と跳ぶ側の息が合ってこそ連続記録は生まれ達成感につながります。

学生達、甘いぞ!! 子ども達から嫌な顔をされて学びなさい!!



2013年10月17日

福島県の現状

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 1:14 PM

体育の日の連休で訪問した福島県南相馬市近郊も復興には程遠く、小学校数校が1つの建物に共存していたり、中学校に小学校数校が間借りしていたりという光景もあり、子ども達は限られた環境の中で毎日を過ごしていると思うと心が痛みます。

お世話になった 農家民宿 翠の里 のお父さんお母さんに案内され沿岸部を中心に状況を見に行きました。

南相馬市 作業中のクレーン上部くらいまで波しぶきが上がったらしいです。ちなみに手前の草地は全面が住宅街でした。

 

 

 

 

南相馬市高台にある野球場跡地からの写真。右手が太平洋。左手に並んでいるのは新しく設置しようとしているテトラポット。沿岸部を右へたどって行くと東京電力福島原子力発電所につながります。

津波の際、テトラポットが1キロ先まで流されていたそうです。それはただ転がって行っただけではなく、凶器と化して人や建物に衝突しながらだそうです。そんなものを新たにまた並べようとしていました。当然それらが並んでいる場所も元住宅街です。建設許可はおりないでしょうし、下りたとしても何世帯の人たちが戻ってくるのでしょうか。

ちなみに撮影した元野球場も当時は避難場所だったようですが残念な事に避難した人たちも犠牲となってしまいました。

慰霊碑そんな場所に犠牲となった人たちを弔うための慰霊碑が建っていました。

 

 

 

 

慰霊碑仏様も海のほうを見て何度とこのような事がないようにと拝んでいらっしゃいました。

 

 

 

 

飯館村南相馬市を後にし、二本松までの途中にある飯舘村に入ると村人の姿はほとんど無く、沿道のほとんどで除染作業をしていました。

生活感の感じられないマスクをした作業者が作業をしている村の光景。2年半を経ても復興は急速には進まない現状がここにも見てとれました。

改めて私達に出来ること。今を一生懸命に生き、必要とあらばすぐにでも出向し楽しさを提供してあげる。益々感じさせられる今回の旅でした。



2013年10月14日

農家民宿 翠の里

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:52 PM

福島県南相馬市でお世話になっている宿を紹介します。

農家民宿 翠(みどり)の里 です。

翠の里 コスモス・ダリヤが咲き誇っていました。季節を自然から感じられるのどかな場所です。

 

 

 

 

翠の里 大正時代の家屋は神社のように釘を使わず柱を組み込んだ工法だそうで、 地震の際も瓦1枚割れないくらい揺れに強かったようです。

 

 

 

 

はなちゃん この子もはなちゃんです。ご縁を感じます。鶏が放し飼いでヒョコヒョコ歩いています。朝には当然コケコッコーで起きられます。この鳴き声が山に響くほど自然に囲まれています。

口コミ客で群がるほどアットホームな民宿で、お父さん・お母さんもとっても楽しい方です。宿泊客との夜の宴会が毎日楽しくなる隠れ家的な場所です。

南相馬市鹿島区南柚木宮前82  農家民宿 翠の里

ホームページはありませんが情報サイトに紹介はされています。是非福島県へ旅行される方はご宿泊ください。



2013年10月13日

南相馬のともしび

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:58 PM

NPO法人いちばん星プロジェクト主催の「いちばん星フェスタ」で、ボランティアをさせて頂いております。ボランティアと言っても参加者や関係者にやっていただく仕事ですが、こちらの人達も元気です。

南相馬のともしび夕暮れから「2013」をかたどったロウソクが灯され、皆さん一斉に鎮魂と希望を祈りました。

このイベントは明日も行われますので、今日と変わりなく笑いを振りまきたいと思います。



2013年10月12日

南相馬市に到着

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:49 PM

22時30分頃に南相馬市内の宿に到着しました。途中予期せぬハプニングがあり予定より3時間遅れでしたが無事に着く事ができました。

今回は2日間のイベント。朝から晩までお手伝いです。

明日が楽しみです。



2013年10月11日

被災地支援 2013.10

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:50 PM

先月の陸前高田市に引き続き、今日から福島県南相馬市へ行きます。

多くの方々に喜んでもらえるよう努めてまいります。



2013年10月8日

何もしない愛情

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 4:22 PM

目の前で転んでしまって泣きじゃくっている我が子に対し、駆け寄って抱え上げ、膝やお腹をはらい、慰めながら頭をなでる。

ほとんどの親御さんがこのような行動をとるでしょう。

でも、強くさせたい。と思いついたときから、転んだとしても気づかないふりをするなどしてあえて何もしない事も試してみて下さい。

「転んでも泣きません。」と多くの保育園や幼稚園が園児達に体育の中で教えていると思います。親元に戻った瞬間に少し甘えてみたいものです。

転んだ時に助けに来てくれるお母さんやお父さんが遠ざかってしまう。子どもながらに歯を食いしばり泣くのを我慢して立ち上がり、親元に到着してから大きな声で泣きじゃくる。それで良いんです。

全くの放置ではいけません。世間の目も気になることでしょう。でも、強くさせたいと思った時から心を鬼にして実行してみて下さい。

何もしない事がいつかお子さんを強くさせます。



2013年10月7日

嬉しい便り

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:15 PM

昨年までスタッフとして頑張ってくれた野口先生が、来年度の中学教師採用試験に合格したという連絡が今晩ありました。今年度は非常勤講師という立場だっただけに1年越しの採用試験合格はさぞ嬉しかった事でしょう。

野口先生運動神経はもちろんの事、子ども達に対する接し方が優しい先生で、学校現場では生徒から好かれる独特の雰囲気がある好青年です。

巣立っていったスタッフがまた一人夢を手にした事で彼らの努力をたたえると共に、本当にいいスタッフ達に恵まれていると感じます。

年内中に合格祝いをしなければならないかな。野口先生。合格おめでとう。



2013年10月3日

失敗力

Filed under: あそばなカン,ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:51 PM

一緒に仕事をさせていただいた大学教授から「失敗力」という言葉を何度と無く耳にしました。

失敗を生かす力。失敗経験から成功を導き出す力です。

努力(練習)と成果(結果)のギャップが大きければ大きいほど不安にさいなまれ、あきらめようとするマイナスの力が働いてしまいます。「私はどんなに練習しても上手にならないんだ~。」と落ち込んでしまう人はこのパターンです。

失敗はチャレンジしないと起こらない現象です。失敗経験の少ない人には2通りで、すべてにおいて物事が上手くいってしまう「天才型」か、まったく何もしない「無気力型」です。

どちらもある意味すごい人達ですが、ほとんどの人達がその中間層で、何度も練習をし、何度も壁にぶち当たり、何度も試行錯誤をし、やっとできるようになったり習得できたりする「努力型」です。

失敗は誰でも怖いです。できれば失敗はしたくありません。人前で何かを発表したり、時間制限があったり、少ないチャンスしか課せられなかったり、周囲からの期待が大きすぎる場合などはなおさらです。

皆さん、たくさん失敗して下さい。必ずその経験が役立つときが来ます。

自分を信じて目標に向かって行動する ⇔ そこで失敗したら作戦や行動そのものの変更をして改めてチャレンジする?。

この繰り返しを成功するまであきらめずにやり続ける力。それが失敗力です。

参考文献 http://www.genkipolitan.com/regular/miss.html



2013年9月29日

被災地? 観光地?

Filed under: その他 — スキップ江原 @ 11:41 PM

今回、陸前高田市・気仙沼市を訪れ被災地の現状や地元に人達の活気を見てきました。正直言って完全復興にはかなりの時間がかかるのがわかります。

地震による津波がもたらしたものは数多く、押し流された船・家屋・波に耐え残った松・・・。広島原爆ドームのように被害状況を後世に残すために保存し観光名所化する動きと、不の記憶は早く忘れたいと解体を進める動き。

地元の人達の話を聞くと経験していない私の中にも複雑に揺れ動きました。

どこまでを残しどこから復興していくのか。

地元の人達にしてみれば余計なおせっかいかもしれませんが、他県の私の思いとしては訪れたい県として東北を選べられるよう、いち早く魅力的な街づくりをしてほしいと思います。

皆さんはどう思われますか?



« 前ページへ次ページへ »

HTML convert time: 0.283 sec. Powered by WordPress ME