2011年9月18日

子どもに託す思い

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 5:30 PM

スキップで個人レッスンを受けている会員の親御さんの4割が「私達は出来たのに・・・。」、さらに4割は「私達が出来なかったから・・・。」。

前者は、さらに「何故この子は出来ない?」「見ていてイライラする。」と続き、後者は、「同じ境遇や悩みを体験させたくない」と続きます。

どちらにせよ自分達では思ったようにお子さんをコントロールできない。教える事が難しい。故に習い事を通わせる。 それでいいんです。他人だから言える言葉や他人だから憧れる姿も必ずあります。当然、親御さんあってこその本人です。

「我が子が真っ直ぐ育って欲しい」という願いは誰しもが抱く事ですが、その中でも「出来る事なら1番になって欲しい」「出来ない事で目立って欲しくない」という思いの方が、近い将来に対する悩みだと思います。

お子さんの笑顔が自分ごとのように思える事って多々あると思います。お子さんの成長もさることながら親御さんがお子さんに託す思いも感じながらレッスンをしていく事が、スキップの原点です。



2011年8月23日

東海学園大学 野外運動実習 B班 

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:22 PM

引き続き21日(日)から23日(火)までの2泊3日で、東海学園大学 野外運動実習 B班の引率に行ってまいりました。

フライングディスク アルティメット 野外炊爨

 キャンプ 砂の造形

 カブトムシ 竹とんぼ

A班とは少しカラーの違ったメンバーでしたが、勢いは両班とも変わらずエネルギッシュでした。初日のウォークラリーが生憎雨の中での実施となり、その後も天気予報は3日間とも雨マークでしたが、学生達のパワーのお蔭で2日目以降は見事な天気となりました。

残り1年半で勝負が決まります。3日間で何を学びどう生かすかは学生自身です。 栄光を勝ち取ってください。



2011年8月20日

東海学園大学 野外運動実習

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:39 PM

18日より2泊3日の日程で、みよし市にある東海学園大学の経済学部および人間健康学部の3年生による「野外運動実習」の引率をしてまいりました。

ウォークラリー砂の造形

フライングディスク アルティメット飯盒炊飯

キャンプファイヤー竹とんぼ作り

将来教員待望の学生らが実習単位をとるべく知多郡美浜町の愛知県美浜少年自然の家で色々な実習をしました。将来、教育者・指導者となった時に子ども達に何を訴え、どのようなねらいでプログラムを遂行するか。また、安全面や健康管理が十分配慮できているか。集団行動における規律を守ることが出来るか。など、全てが将来を見据えたいわばシュミレーションです。

楽しい中にも学びはたくさんあり、全てが私達職員主導ではなく学生主導で進めていかなければなりません。

同じキャンパス内でも学部が違うと交流が薄いようで、今回の3日間で参加者全員の心が1つにまとまったのが感じられました。この雰囲気を教育実習・採用試験・卒業まで持っていって欲しいと願います。



2011年8月18日

トライデント オープンキャンパス

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:56 PM

夏休み期間中、河合塾学園 トライデントスポーツ医療看護専門学校では、来年入学予定の高校生に対するオープンキャンパスを行っております。

オープンキャンパス 私は、子どもスポーツインストラクターを担当。ジャンケンあそびやボールあそびなどで指導者の立場としての教え方を簡単に説明。子どもと触れ合うことの楽しさと素晴らしさ。その反対にある難しさと奥深さを知った時には立派なインストラクターになれることでしょう。

残り時間でバルーンアートに挑戦。さーお土産作り。何が出来るかな?

専門的な知識を勉強できるトライデントオープンキャンパスに、皆さんも一度体験入学してみてください。



2011年8月16日

まだまだ及ばない

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

毎年、お盆と年末に先輩の先生方と食事しており、今年も誘くれました。体育指導の大先輩でもあり、人生の道しるべでもあり、あそびの達人でもあり、様々な顔を持つ達人達です。

今回集まったのは私を含めて3名。1人は今年から幼稚園の園長職に就任され第一線で働いています。もう1人は高校の体育教師をしており12年の岐阜国体に向けて柔道選手の育成に力を入れておられます。

毎回の事ながら、その先生方と話が弾むと私が話には入れません。とにかく情報量が半端じゃない。だから学びも多い。それだけ先生方はアンテナが高く、常に教育や運動・心理などを勉強されているのが感じられます。

まだまだ及ばない。でもこの刺激がたまらない。先達から学ぶ事は無限です。



2011年8月10日

園での打ち合わせにて

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

契約園で運動会や運動あそびについての打ち合わせがありました。各学年の先生方があそびや生活についての悩みやアドバイスを求めてきました。私もでき得る限りの助けをさせて頂きました。

毎年の事ながら7月の下旬から幼稚園や保育園の先生方の頭の中は「運動会」に切り替わります。有給休暇や年休をとって研修に参加したり、CDなどの教材を買ったりして振付けや構成を考えて、と、なかなかパニックだと思います。

でも忘れてはいけない事が、「誰の為の運動会なのか」という事。その年々で子ども達のカラーが違います。無理をさせてまで覚え込ませる運動会では練習も本番も楽しくありません。あくまでも園児の成長の通過点として、また、季節がら体を動かしやすい10月に親子で楽しもうという位置づけでのイベントであって欲しいと思います。

あと10日で構想を練り上げて9月からは運動会モード一色。先生方、頑張ってください。



2011年7月13日

自分にできないことをするから注目する

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:59 PM

昨日、8月の野外学習の事前ガイダンスのためにみよし市の東海学園大学に非常勤教諭として訪問してきました。

3年生が対象の野外学習は2泊3日の過程で実施の予定で、2班に分かれるため、お盆中は私は1週間某市へ山ごもりとなります。

そんな彼らに事前のアイスブレイキングとして、クラフトバルーンに挑戦してもらいました。

膨らませれない、作れない、割れてしまう。 風船を持った途端挑戦しようとする姿は子どもそのもの。いや、大人でも説明をよそにイメージだけで取り組んでしまうことが多々あり、これは人間の本能なのであろう。

で、私が動物を作ってみたり、ちょっとした演出をしてみると、驚きの連発。

人間は、自分ができない事を他人がする事で、驚いたり凝視したりしてその者(物)の行動の虜になる。だから子ども達は先生やスーパーヒーローに憧れを持つ。

この夏のキャンプではレクリエーションを中心に野外活動・キャンプファイヤーなどを担当させていただき、私なりに学生らになんらかの感動を与えていきたいと考えていますが、その学生らも単位習得の為だけで参加させられているという思いでは、楽しい内容もつまらなくなってしまいますので、十分楽しんでもらいたいと思います。

人の前に立つ立場となった時にこの事に気付くのでしょうが、魅力ある人間として社会で注目されるように残り少ない学生生活の中で、注目される何かを掴み取って欲しいと思います。



2011年7月5日

心をつかむ

Filed under: がらくた工房 すきっぷ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:51 PM

人の前に立つ者として、相手の心をつかむことはとても重要なことです。

例えばお笑い芸人。ネタをいくら時間をかけて考えたとしても相手が笑わなければ自己満足で終わってしまいます。

歴史に残る指導者や学者などは、相手の心をつかむ視線・身振り手振り・話し方・話すスピード・ひきつけ方など、相手の心をつかむ術を意識的・無意識的に身につけているそうです。

マジシャンも、何もないところから花を出すだけで観客を釘付けにするのも手法の1つですね。

体育レッスンスキップの業務として、体育レッスンでは子ども達に興味をそそる器具の配置やルールを設定し、わかりやすい言葉でレッスンを進める。その中で学ぶべきポイントを抑える。

やれ! いけ! 何でできないの? あーあ。 では子どものやる気は削げ落ちてしまいます。

 

快斗がらくた芸人は、子どもも大人も釘付けにする技術も当然ですが、オチやネタ・BGMなどは、公会場所や依頼内容を把握し、お客さんの反応を観察しながら進めています。

私達でもまだまだですが、心をつかむ事が私達の仕事であり、それをどのように伝えていくかが私達の挑戦であり皆様の期待でもあります。

心をつかむことは永遠のテーマですが、それに向けてスキップの若い力が毎日切磋琢磨しています。

成長させてくださり本当にありがとうございます。



2011年6月15日

2つの講座

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

本日は2つの講座の依頼を頂いており、色々な方と出会うことができました。

江東幼稚園午前は岐阜県大垣市立江東幼稚園の親子体操。今年もお声をかけていただきました。

元気な子ども達と共に、親御さんも頑張っていました。平日にもかかわらずお父様の参加率が良く、張り切って子ども達と関わっていたのが印象的でした。

 

いなべ市ほいく研修午後からは三重県いなべ市にて、保育士研修の講師を務めてきました。

保育後にもかかわらず130名ほどの先生方にお集まり頂き、2時間半しっかり動いていただきました。

私自身もたくさんの刺激を頂き、皆さんに感謝致します。



2011年4月25日

「教える」≠「わからせる」

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:31 PM

教える事のできるの先生も結構ですが、わからせる事のできる先生に憧れます。

例えばニュース。今日の出来事を瞬時にわかりやすく伝えるアナウンウンサー。聞きやすい声とリズムで情報を伝えてくれます。でも「そんな事故があったのね」で終わってしまうことが多いです。(それが仕事だからがゆえに仕方ないのでしょうが・・・。)

しかし、そこにコメンテーター(解説者)が加わることで、より内容に肉付きがなされます。「そんな背景があったのか」「そんな原因も考えられる」などです。

池上彰さんを近年テレビでよく見ることがあります。情報がわかりやすく且つ納得できる解説が視聴者を釘付けにするのでしょう。

教えるだけではなく、そこにわからせる事が加わっているのでファンが多いのだと思います。

私達指導者、教えるだけになっていないだろうか。自問自答の毎日です。



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