2012年6月14日

となりのトトロの「さんぽ」から学ぶ

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:15 PM

先日、保育園の園長先生とお話をしていた際に、園外保育として近所の堤防までアジサイを見に行く計画をしているという内容になりました。

安全に歩くために下見をし、転んだ時の対処や子どものペース配分など、しっかりと打ち合わせをしているようです。ただ歩くことだけでも安全面からやりすぎるぐらいの配慮が必要なのですが、その反面、本当に歩けなくなっていると嘆いておられました。

となりのトトロに出てくる「さんぽ」という曲は20年たっても子どもたちになじみの曲ですが、この曲で歩いている子ども(たぶんメイちゃん)は、そうとう歩くのが大好きなのでしょう。すごいところを歩いています。

坂道・トンネル・くさっぱら・一本道・でこぼこ砂利道・くもの巣くぐり。ここまでくると探検の領域かもしれませんが、これくらいの散歩を逆にさせたいとも言っておられました。

ミツバチブンブン花畑・日向にトカゲ・ヘビは昼寝。そんな光景を眺めながら新しい発見や季節感を感じるお散歩を幼児期にたくさん体験してほしいものです。



2012年6月7日

上島立兵から学ぶ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 2:59 AM

先生や親の魅力を引き立たせる。やらせるのではなくやる。

折り紙をさせたければ、「やりなさい!」 ではなく 自らやってみる。

「私もやる。」「じゃあボクも。」「なら私も。」「俺も。」・・・「だったらウチも。」  どうぞ どうぞ。

みんなを誘い出せば苦手意識がある子や興味のない子までついてくる。そんな環境を作っていく。 そんなレッスンや保育だとストレスは貯まらない。

興味を持たせて、後は本人がスイッチを押すのをジッと待つ。

頑張れ保育士。頑張れお父さんお母さん。



2012年6月1日

レッスン中に考える

Filed under: プレジャーアリーナ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:36 PM

アリーナレッスンにて。中学生の会員様のバク転レッスンをのぐち先生まゆか先生が私に引き継いで行っています。お陰で彼女は補助ナシのバク転があっさりとできるようになりました。(少しジェラシーです・・・。)

個人レッスン2人で1人の会員様を担当しているので、なんともVIPなプライベートレッスンです。でも会員様のお陰でスタッフが向上させるための話し合いをします。

レッスン中のスタッフ間の話し合いは失礼なのかもしれませんが、1人よりは1人。様々なやり方が提供できます。

より綺麗なバク転を習得してもらいたいが故に、2人は必死になって打ち込んでいます。

土日にアリーナで行っている個人レッスンも極力2人体制で行っています。休憩中のスタッフ同士の意見交換や会員様に対する次回の対策などを話すことでより質の高い指導法が身につくのではと考えています。この様なスタッフが家庭教師として出向しますので質の妥協は譲れません。



2012年5月31日

スタッフの資質

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:18 PM

ある会員様から「スキップの先生は指導レベルが高いですね。」と言われました。非常に嬉しいお言葉です。

スタッフ対象の指導セミナーを月2回行っているものの、それだけでは指導スキルは向上しません。常々スタッフ達には「会員様から学びなさい。」と口やかましく言っています。

わからない顔をしている時は説明が悪い。
話を聴いていない時は話に力が無い。
子どもが言う事を聞かない時は指導力が悪い。

良い意味でも悪い意味でも子ども達は素直です。包み隠さずストレートに物事を言います。指導者には最強の教材です。

最悪だったレッスンだとしても、その内容を親御さんに説明をして次回につなげなければいけない。学校の先生になる為のPとTの関係が勉強できます。

会員様に感謝です。



2012年5月30日

同業主からの問合せ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 5:36 PM

先日、他県の家庭教師と名乗る方から「体育の家庭教師について教えて欲しい」と電話がありました。独立をして体育家庭教師を立ち上げたい様子です。実は同じようなケースで数年前にも札幌から親子体操を学びたいとわざわざ名古屋まで来て、2日間密着で同行し見事に成功した子もいます。

私達が起業以来培ったきたノウハウを電話ではお教えできませんが、SKIPの手前味噌のレッスン方・ビジネス戦略・理論であれば惜しみなくお教え致します。

当然多額のノウハウ料が発生しますがやり方次第では半年でペイできるでしょう。

美味しい話は転がってはいません。が、アドバイスというものも、あくまでもその人の手法のいくつものうちのたった1つのヒントに過ぎません。高い買い物か安い買い物か?活かすか殺すか?はその人自身の価値観とやる気次第です。

申込みがあるのが楽しみです。



2012年5月10日

進め!倒立(逆立ち)への道

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:51 PM

中川区・富田体育教室にて

小学校高学年になると組み立て体操で倒立(逆立ち)が出てくると思います。壁に向かって勢いをつけて挑戦しますが、激突したり崩れてしまったり・・・。

体の使い方や姿勢が整えば簡単にできるものですが、イメージはあるものの経験値が少ない為に失敗はつきものです。

逆立ちまずは壁にお尻を向けて手の位置を決めます。

 

 

 

 

逆立ち 次に、地面を見ながら足で壁を登っていきます。腕の力が必要です。

 

 

 

 

逆立ち 登りきったところで手の位置がより壁に近い所まで歩いていけると立派です。

前回りと違って視線が地面を見ているというのがポイントです。これでしたらご家庭でも布団と壁さえあれば比較的安全に行うことができます。

 

 

逆立ち最後は壁に向かって挑戦。(視線がこちらでは・・・。)



2012年4月18日

時間の使い方

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:49 PM

ブログで立派そうなことを綴っている私ですが実は苦手なことが多々ありまして、1整理整頓が出来ない。2時間の使い方がヘタクソ。 あげればドンドン出てくるのですがこのあたりで勘弁してください。

時間の使い方がヘタクソ。要するに段取りが悪いんです。だから仕事や雑務がドンドンたまっていく。やるべきことをメモ書きして出来たことを消去していくのですがなかなか消去できない。挙句の果てにはそのメモ書きがどこかにまくれて探さなければならない。ここに整理整頓が出来ない背景が見受けられます。

時間は皆が平等に24時間というサイクルを与えられています。生きた時間を過ごしている人が多い中で、私自身、生きた時間を過ごせただろうかと寝る前に振り返ると悩む時すらあります。(でもしっかり眠っているからそれほど悩んでいないんでしょうね。)

この年にもなってこんな状態ですから、子どもの頃から時間の使い方をもっと上手に学んでおくべきだったと思います。

時間割などの前日の準備、お風呂や食事の時間、起床時間など、子どもの時から当たり前のように生活の中に宿すことで大人になった時の能力の差が歴然としてきますので、今のうちから心がけて下さい。



2012年4月15日

子ども達に如何に興味を持たせるか

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:01 PM

先日、吉田園訪問をした契約2年目の園で、園長先生と2時間ほどお話をさせていただきました。園の今後の方向性と体育レッスンの希望を伺い、スキップからの提案などもさせていただきました。

この園長先生(自称、校長先生)の体育に対するお考えは私とかなり似ており、子どもに何かをさせるのではなく、保育士が率先して何かをすれば自ずと子ども達はマネをし始め工夫をし始める。まさにスキップの指導理論であるティーチングではなくコーチングです。

そんな校長先生の話の中に 「柵に閉じ込めてはいけない。でも柵から出ていかない保育に心がけている」という言葉がありました。

押し付けでは良い子に育つでしょうが考える力は宿りません。好き勝手にやっている保育では収集がつきません。強制しすぎず緩和しすぎず。さじ加減1つで子ども達はどのようにでも変わります。

さー私達に置き換えた時に、教えすぎてはいないだろうか? 子どものペースに飲まれてはいないだろうか? 自分に納得のいくレッスンができただろうか? 毎日が反省でもあり毎日が成長です。

先生に興味を持ってもらい、先生のあそびに興味を持ってもらえれば、理想の環境が出来あがります。その為には先ずスタッフから。



2012年4月14日

勝った日の反省

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

車の修理でディーラーへ。修理を待っている間、ラックにあった1つの本に没頭してしまいました。

イチロー 262のメッセージ」 

普段クールに見られがちなイチローの、インタビューや記者会見での言葉をまとめた本です。天才故に理解が出来ないページもありますが、その中に「勝った時こそ反省」のようなページがありました。

負けた日の反省は誰でもすると思います。負けが込んでくると尚更です。しかし、勝った日でも必ずミスはあるはず。完全試合などはまず出ません。

勝ち試合でもなぜ点を取られたか? どうして打てなかったか? などと反省する人は少ないと思います。「勝ってよかったね」「明日もこの調子で頑張ろう」のような言葉で流されてしまいがちです。

上手くいった時こそ分析をする。その積み重ねが負けにくいチーム・選手の意識レベルを上げていくのだと思います。

レッスンや保育でも、もっと上手くいく方法がないかと考えれるスタッフや保育士は、常に向上し続けますが、やっつけ仕事では子ども達の成長もありません。

まずは勝つ。そして分析。この習慣を身につけたいものです。



2012年3月3日

送り出す責任

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:00 PM

端午の節句の今日、末光が岐阜県瑞穂市内の保育園で保育士研修会の講師として出向していきました。

100名強の体育士の先生方を相手に、明日にでも保育に使えるあそび、将来の運動につながるあそび、体のメカニズムなど、スキップが考えるプレジャートレーニングをわかりやすく教えたようです。

親子体操は幾度となく出向をし経験は積んだものの、保育士研修でのメインは今回が初めて。私が別業務で出張していた為に彼にとってはデビュー戦でした。この日の為に念入りに打ち合わせをし、勉強していた様子でした。

あそびを教える講師依頼ですが、決してあそび半分であってはいけません。受講生の先生方は真剣そのもの。それに応えていかなければなりません。

私自身、末光を始めスタッフ達を育成し送り出す責任を毎日抱えています。個人レッスンも出来る事ならば早く習得できるようにとスタッフ自身が駆使しながら頑張っています。それを時には褒め、時には激を飛ばし、一人前にしていかなければなりません。

全ての人に感謝されるよう、スタッフ達はこれからも努力していきます。その「ありがとう」の言葉に私も安心させられます。



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