2014年3月26日

ゴールの先を見据える

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:53 AM

先日ラヂオで「記録の出し方」について放送されていました。

例えば水泳。ラストスパートで壁にタッチしてゴール。だけではなくタッチ後に電光掲示板を見て自分の記録を確認するまでを一連の流れにすることで記録が伸びるそうです。

大学受験でも、志望校に合格する。はゴールではなくスタートラインであり、その大学で学んで更に先の自分の姿を見れたた人が成功するようです。

メジャーリーグで活躍中のイチロー選手も、セリエAで注目の本田選手も、ボクシング世界王者の浜田選手も、フィギュアスケートの羽生選手も、幼児期に描いた夢がかなり具体的だったようです。

消防士になりたい。パン屋さんになりたい。一等賞をとりたい。の先まで見据えた具体的な夢をお子さんと話し合えると更なる世界を創造できると思います。

私達も遅くはありません。わらべ心に返って、是非ゴールの先を見据えて空想してみましょう。



2014年2月27日

仕事ぶりを見直す

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:27 PM

私達指導者は「先生」と呼ばれるが故にやはり甘んじている気持ちがあるようです。今週のミーティングで全員に反省してもらいました。

子ども達を楽しませるだけではなく、安全配慮や親御様への対応・適切な判断が指導者には必要です。

先生はドクターであり、アドバイザーであり、ナビゲーターであり、もちろんデモンストレーター・コーチャー・そしてティーチャーでなければなりません。

普段のレッスンに少々の緊張感があり、子ども達への目配り気配りができれば、レッスン中のいざこざやケガなどを減らすことができます。一般職でも仕事や営業に対してお客様や営業先への緊張感やおもてなしができればトラブルが回避できるのと一緒です。

今の仕事ぶりを見直し自分を変えていかなければ成長はありません。 子ども達にとっての先生の存在とは何か? 親御様に安心してお子さんを預けてもらえるようスタッフ共々今後も構築してまいりますので、お気軽にご指摘ください。



2014年2月9日

厳しさを経験した指導者の優しさ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:19 PM

受験シーズン真っ只中。この時期の進学塾などでは過去の入試問題や予想問題などを夜遅くまで願い、限界ギリギリまで猛勉強をさせている。当然待望校に合格させるためで、先生方も受験生同様に必死になっていることだろう。

オリンピックも同様に選手だけでなく監督・コーチ・チーム関係者が国を代表してメダル獲得のために想像以上の練習を積み重ねてきたと思います。

先週の講演会前に放映した栄監督のドキュメントでも、限界を体験させるために選手達にインターバルトレーニングを徹底的にやらせる。ここまでやっても強い選手には勝てない。しかし、やり遂げた選手全員に「よく頑張った」と労いの言葉をかける。

厳しさを経験してきた指導者ほど発言や内容は厳しいかもしれないが、優しさも人一倍ある。

厳しさを経験していない指導者でも子どもの成長と指導者としての自分自身の成長のために、優しさを引き立たせるが故の厳しさを身につける必要がある。

優しさだけは指導者にあらず。厳しさだけもまた指導者にあらず。



2014年2月1日

美濃加茂市保育士研究協議会 保育士講習

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:49 AM

美濃加茂市保育士研究協議会より依頼を頂き、今年度1年間を通して0.1.2歳の担任の先生方に対するあそびをテーマとした講師を務めてまいりました。

0.1.2歳に対する運動となると非常に難しいのですが、毎日の体育においてどのようなあそびが効果的か? またどのような行動に興味を持つか? などを一緒に考えながら、時にはぬいぐるみを園児に見立てて模倣あそびや親子あそびのイメージをしていただきました。

美濃加茂研修会 美濃加茂研修会

美濃加茂研修会研修とは言うものの、先生達が心から子どもに帰って腹から笑い達成感を得ていただくことが子ども達の感動により近いのではないかと考え、ほとんどの時間を単純且つ楽しいあそびに費やしました。
実際に私の実習が保育に即利用できるか? 先生方が学びたいと思っていた課題が提供できていたか? など、私自身も学びを得る点はありましたが、先生方の参加者も多かったので美濃加茂市の保育園の先生方の勉強熱心な姿には感動しました。

またこのような機会があれば一緒に勉強させてもらおうと思います。



2013年10月20日

シミュレーションと本番の違い

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:43 PM

中川区 冨田体育教室にて

トライデントスポーツ医療看護専門学校 子どもスポーツ専攻の実技実習も後期に入り、幼児もしくは児童の体育レッスンのすべてを責任を持って行うという実践授業になりました。

長縄跳び今回のテーマは 長縄跳び。

縄の回し方や入るタイミングの合図などを事前打ち合わせと経験で補いいざ本番を迎えます。

 

 

 

長縄跳び学生が回すスピードに子ども達が合わせるものだと思うあまり、子ども達はミスを連発します。導入段階では子ども達の入るタイミングやリズムに合わせて回転スピードや言葉がけを微妙に変えていく必要があります。

回す側と跳ぶ側の息が合ってこそ連続記録は生まれ達成感につながります。

学生達、甘いぞ!! 子ども達から嫌な顔をされて学びなさい!!



2013年9月18日

一生、1年生。

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:06 PM

2年前より大垣市の片田舎、昔ながらの田畑の風景がある地域。いわゆる「村」と言われる所に喜んで住む事となりました。

かといって私自身田畑を所有しているわけでもなく全くの場違いなのですが、近所の人たちは「よくこの地域に来てくれた。」と、新参者の私達を受け入れてくれました。

はなこ(ブルドッグ)と散歩をしていると周り近所からトマト・ピーマン・ナス・ゴーヤ・スイカなどをたくさん頂き、この夏も家計は助かりました。

そんな自然にあふれ人情味のある地域ですので皆さんのアイデアを頂こうと、今年は庭のゴーヤカーテンに挑戦してみました。少しでもエコに繋がればとプランターと肥料を分けてもらい義父にも協力を依頼してゴーヤネットが出来たものの、所詮素人の園芸。なかなか上手くは育ちません。

そんな時に近所のお母さんが「私達でも何年経っても1年生だよ。」の一言に少し安心しました。

田んぼも畑もその年々で気候が違います。昨年とは水の量も違うのです。上手くいったと納得する出来栄えは1度たりとも無いそうです。

人生なんて失敗があるからが故の成長。来年もチャレンジです。



2013年9月17日

学ぶべき本来の場所

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 2:44 PM

先日、講師として参加した東海学園大学 野外運動実習の報告書が届きました。大学3年生のうち教師免許を取得希望の学生ら90名弱が参加し、合宿初日はあそびの雰囲気が多かった気持ちから一転、やるべき事・目指すべき人が確認できてからは意識レベルも高くなり、最終日には少しだけ成長した姿が見受けられました。

実はこの合宿、昨年参加した4年生の中から希望者5名がカウンセラーとして教員と学生の間に立って、指示や手伝い・相談などを一手に引き受けてくれました。

今年のこの5人。かなり意識レベルが高く、プログラムの把握・プログラムの進行・学生らの意識の向上など、適材適所機転を利かせ私達よりも上回る行動力で3日間動いてくれていました。

当然、実習ノートも全員分目を通し赤ペンをしていたので3日間不眠不休だったと思いますが、そんな姿に憧れる3年生も日に日に強くなり、学校到着後に「私は来年カウンセラーで帰ってきます。」と言ってくれた学生もいるほどでした。

この実習、本来は90名弱の3年生のために行うものでしょうが、一番勉強になったのは4年生の5名だったと思います。さらに彼らが現役合格をして教育現場に立った時には、待ったナシで自動・生徒達に信頼を勝ち取らなければなりません。

学ぶべき本来の場所は学校の教室ではなくやはり現場であり、高い意識レベルと多くの経験で人はさらに成長すると信じています。



2013年8月31日

学びと気づきの3日間

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 1:30 PM

東海学園大学 野外運動実習3日目。

今年の参加学生達も、コミュニケーションに不安定だった初日から始まり最終日には班だけではなく参加者全員の団結が感じられ、学生達自身もその変化に驚きが隠せないようです。

ウォークラリーウォークラリー

初日1発目の野外プログラム。道中は会話も弾み問題を解くための相談や道順の確認など、初めて会った仲間とも打ち解けることができたようです。

 

 

砂の造形砂の造形

出発前にイメージしたデッサンを元に立体の造形を作っていきます。大人達によるスケールの大きい砂遊びは子ども心に帰る事ができたようです。

 

 

フライングディスクフライングディスク

学園の独自ルールで団結した班によるプログラム唯一の競技です。暑い体育館の中は彼らの熱さでさらに暑くなりました。

この3日間は学びと気づきの3日間です。将来体育教員となるために何が自分の中に欠落していて、何を学ばなければならないか。プログラムをこなす上で達成感と吸収力が身についてくれれば、この合宿の実施した甲斐があったと思います。

今年も楽しい笑顔と疲れた顔で大学まで帰っていきます。



2013年8月7日

出来ないものだと思うことから

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:26 PM

もう既に運動会の練習を保育園・幼稚園ではわずかばかりながら導入しています。毎年テーマとなるのは、かけっこやリレー。

リレーは運動会の花。一番盛り上がるクライマックスです。でも園児の場合は走れればいいというものではありません。

1 まっすぐ走ることが出来ないものだと思うべし。

2 ラインをふんだり跨いだりするものだと思うべし。

3 色分けや顔の認識でわかってはいるもののバトンの受け渡しの際に次の子に渡す事が困難なものだと思うべし。

4 練習では出来ていても、いざ本番となると歓声や独特な雰囲気から動揺が生じるものだと思うべし。

5 ごくまれに、抜かれたら抜いてはいけない。そもそも人を抜いてはいけないものだと思っている子がいるということを思うべし。

まだまだ他の要因はあると思われますが、幼稚園・保育園・小学校での練習や個人レッスンでここまでの想定をしながら、走る練習だけではなく子どもの思いを掘り下げてみる事がポイントです。

秋の運動会では少しでも順位が上になるように頑張って下さい。



2013年7月31日

録画してでも見ろ!!

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:23 AM

今年も子ども達に見なさいとばかりにスポーツのビッグイベントが世界各国で行われる。

世界水泳に世界陸上。

夜更かししてまで見なさいとは言いませんが、少なからず選手コースで頑張っている少年少女や、部活動で情熱を燃やしている学生のみんな。録画してでも見るべし。

良い者を見ることも練習に匹敵するくらいの習得がえられます。



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