2006年8月22日

えん

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:50 PM

スキップを立ち上げてから、「えん」という言葉を凄く意識しています。

「園」 保育園・幼稚園へ体育指導で訪問し、園児からいろんなことを学んでいます。

「宴」 これは以前からですが、主役でもないのに目立ってしまいます。

「援」 スタッフ達も充実し、指導力アップやスキップ繁栄の為にみんなでサポートしています。

「円」 代表という肩書きになり、常に考えている毎日です。お金。

そして「縁」 共感できるスタッフ・サポートしてくれる業者の方々・契約先・会員様・・・。

お会いできてことばを交わすのも何かの縁。

これからも大切にしていきたいことばの一つです。



2006年7月26日

全国行脚

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:18 PM

今週末から日本幼児教育研究会主催のセミナーに参加する為、愛媛・福島・大阪を1週間で回ります。

日幼妍は今年度より講師として参加し、保育園・幼稚園の先生方にあそび指導をしてまいります。

私の持ち時間は60分で、私のあそび指導で参加される先生方に楽しんでもらえるかも楽しみの一つですが、他の講師の先生方の指導を見学できることも楽しみの一つです。

器楽やパネルシアター、ダンスなど様々な専門の先生の魅力を盗めればと思っています。

どんな旅になることやら。今から楽しみです。



2006年7月13日

運命

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:01 PM

体育指導の先輩にスキップの設立報告を兼ねてお泊りをした時の話。

自力本願・唯我独尊の先輩が、朝刊の運勢の項目を見ていました。

「占いを信じるのですか?」
「わかっとらんなーおまえは。」

新聞の番組表(テレビ欄)の一番上に毎日掲載されている運勢。ね年から、い年までしっかり難しいことばで書いてある。普通の人なら自分の干支しか読まないのだが、全てを読むと為になることばがたくさん書いてある。というのが先輩の解釈。

確かにその通り。今日の新聞にも・・・
「同じ言葉でも言いようにより、相手に快不快を与える」
「わがままを通そうとするのは幼稚な人間」
「自分の愚かさ、至らなさを知る者は発達がある」

普段見ていても気に留めない些細な情報も、じっくり見つめることで日常の指導に、そして自分の生き方に肥やしとなる素材がまた1つ増えたと感じる、先輩のことばです。ブログネタが収集できそう。



2006年7月10日

ありがたいご指摘

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:25 PM

スキップ会員やアリーナ会員のご父兄様よりありがたい声を頂くことがあります。

サッカーの地区大会優勝。野球のレギュラーメンバー内定。逆上がりの習得。泳げるようになったので終了とさせて頂きます。などなど。

また、指導者に対するご指摘やスキップへの問題点なども同様に頂戴することもあります。すべてスキップに対する期待度の表れと、感謝しております。ことばがけ・行動・個人把握などをレッスン中に注意を払いながら行なってはおりますが、まだまだ会員様1人1人に納得のいくものではないと日々反省しております。

皆様のお言葉の1つ1つが我々スタッフの成長につながります。近く、私へのダイレクトアドレスを開設しますので、今後とも些細な事柄で結構ですのでお気軽に電話やメールでご指摘下さい。いつもスキップにご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。



2006年7月7日

商品価値

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:24 PM

下積み時代の先輩が良く脳裏をよこぎります。

「お金を物に変えるのは誰でもできる。物をお金に変えるのは知恵とエネルギーが必要。」

確かにその通り。

お金を出せばなんでも手に入る世の中ではあれど、お菓子を持ち歩いていてもお金をくれる人はまずいないでしょう。商品の存在価値・ブランドなどの知名度・利便性・値段・販売員の接客態度・・・。

消費者はシビアですから、どれかにマイナスイメージがあるとなかなか手を出しにくいものです。「人気の私服」にも書きましたが、同じものを同じ値段で売っている商店ならば、店員の人柄や以前のイメージで決めることも多いようです。

スキップの商品はズバリ「指導者」。そして専門は「あそび」です。あそび力を向上させることで運動の苦手意識克服やスキルアップを目指しています。その目に見えにくい商品が価値のあるものである為に、常に考え続けています。スポーツを教える指導者は数えきれないほどいます。スキップは「スポーツで教える指導者」集団です。



2006年6月18日

個人指導の意義

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:38 PM

プール・野球・サッカー・・・。少年団やクラブチームやスイミングスクールは各地域にあるけれど、スキップにも依頼があります。

マンツーマンのレッスンですから、個人レッスンの方がはるかに割高。でもウェブサイトを見て登録してくださる方は理解をして下さっています。

では、クラブレッスンと個人レッスンとの違いはなんなのでしょう?

スクールのメリットは月謝制で比較的リーズナブル。また知っている子と同じレッスンができるので、楽しみの中で技術が身につきます。

個人レッスンのメリットはウィークポイントや依頼内容に基づく徹底した指導や、子どものスキル(能力)を把握してその子に合った指導に心がけることができることです。

スキップの会員様の依頼内容のパターンは大まかに分けて、
1)チームの中でレギュラーに残りたいというクラブや部活に所属をしているけれど個人スキルの更なるアップの為のご用意r
2)できないことを普通にできるようになって欲しい。自信がもてるようにして欲しい。運動の楽しさを身につけて欲しい。などの運動全般のご用意r

どちらのお客様も入会の際に申し上げることは、運動の基礎は「遊び」であるということ。スキップは始めの2、3回の指導は依頼内容とは無関係な事をするのがほとんどです。中には逆上がりの依頼で10回は訪問しているにもかかわらず、未だに1時間のレッスンのうち逆上がりは残り10分だけ。ジャングルジムを登る。砂場で穴を掘る。靴を飛ばす。鬼ごっこをする・・・。これらの遊びができてこそ、依頼内容に取り組む基礎段階に到達すると考えています。

グループ指導ではできない、グループ指導ではやらない、時には邪道な時には無駄な事さえ「指導」として行ないます。その方が必ず伸びると考えているからです。「お客様の声」は会員様から頂いた正直なことばとして、我々も支えとなっています。



2006年6月17日

ワンちゃんSHOW

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:27 PM

ワンちゃんショー先日会員様と白川公園でレッスンをしていると、若いお姉さん(学生さん)が歩みよってきて「もしよろしければ見に来てください」
とチラシをもらいました。

私は仕事の為に行くことはできないので、学校名とイベント内容を公表してもいいですか?と許可を得た上で、ブログにてお知らせ致します。

雨が少々心配ですが可愛いワンちゃんたちのショーが見られるので、お出かけの際は遊びに行かれてもいいのではないでしょうか。



2006年6月14日

つまづいたおかげで

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:07 PM

つまづいたり、ころんだおかげで、物事を深く考えるようになりました。

あやまちや失敗を繰り返したおかげで、少しずつだが、人のやることを温かい目で見られるようになりました。

何回も追いつめられたおかげで、人間としての自分の弱さを、だらしなさを、いやというほど知りました。

だまされたり、裏切られりしたおかげで、馬鹿正直で、親切な人間の温かさも知りました。

そして、身近な人の死に逢うたびに、人のいのちのはかなさと、いまここに生きていることの尊さを、骨身にしみて味わいました。

作者がどなたかはわかりませんが、かなり励まされたことばです。



2006年6月8日

生き物から学ぶ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 4:03 PM

昨日、関市立田原保育園の園長先生と指導後にいろいろと子どもについての話をしていました。

昨日はとても暑く、体育指導中も年少・未満児が園庭で水遊びをしており、泥んこ海水浴や泥ダンゴ、ダムまでが出来ており、子ども達は上から下までベッタンコの泥だらけ。まさに理想な体育です。

「子ども達の経験」の話になり、「未経験はかわいそう」「試してナンボ」など、先日のブログと似たような内容に話が盛り上がってしまいました。

保育園や幼稚園・小学校では、産まれた時の感動・育てることの責任・死んでしまった時の命の尊さを育み経験する意味から、生き物を飼うことをしています。いわゆる「命の授業」です。園長先生とも虫の話になり、「虫には申し訳ないけど子ども達は残酷。捕まえれば羽はちぎるし、ぎゅっと握ってから動かないことにビックリしている。しかし決して無駄ではなく、そこから学ぶことが多い。」とおっしゃられました。

例えばネコを抱いたことのない子は首根っこをつかんで持ちあげるでしょうし、子イヌと遊んだことのない子はシッポをつかんで遊ぶかもしれません。つかまえたことや抱いた経験がないだけで、繰り返し経験することで、可愛がる・育てる・調べるなどの行動に移ってきます。捕まえる為にはどれくらいの力加減が必要か?育てる為に何を食べるのか?このチョウチョはなんて名前なのか?などと、生き物からいろんな子ども達の展開があります。

また、つかむ経験が豊富な子はタマゴを割る力加減もわかるでしょうし、生き物の尊さを知った子は、魚のつかみ取りなどをした際にちゃんと「いただきます」と挨拶をして残さず食べるでしょう。

極端かもしれませんが、子ども達の「あそび力」がすべて「生活力」につながっています。虫を捕まえることは大いに結構。しかし「可愛そうだから逃がしてあげなさい」というそのこころが逆に可愛そうにも思えます。虫さん動物さん。迷惑ではあると思いますが現代の子ども達の為に体を張ってください。

PS:足が6本で羽が4枚だから ムシっていうって知ってた??



2006年6月6日

出来ることは自分で

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:38 PM

保育園での1コマ。年少さんと一緒にお給食を食べていると正面の男の子が下を指差して泣いています。

どうしたのかな?と思い机の下をのぞいてみると箸が片方落ちていました。

「拾って洗えばいいよ」と言っても泣いたまま。仕方なくその子の後ろに回って椅子から下ろし拾わせました。「洗っといで」というと泣きやんで洗面所まで歩いていき、箸を洗い何事もなかったかのように座って食事を始めました。

直感ですが、この子は落としたものを拾った経験がない。と思いました。食事時でもすべておうちの方が手をかけすぎている可能性があります。うまくいかないことはすべて泣きで訴え、思い通りになる環境で育ったが故に、「箸を洗う」経験はあっても「箸を拾う」ということは初体験だったと思われます。

また、お外あそびで園庭に出る際に靴を下駄箱から持ってくるものの、座ったまま足を上げて待っている子どももいました。

しつけ」でも書きましたが、子ども達の成長に応じて出来ることをさせないと、何もできない子どもになるのはもちろん、おうちの方の負担も大きくなります。幼児期は、してあげる優しさより手を出さない愛情が必要な時期でもあります。出来ることをとりあげることほど本人の為にならないことはありません。多少酷かもしれません。時間に追われて大変かもしれません。しかし、そんな時はちょっと落ち着いて・・・。

転んでも自分で立つ。こぼれたお水も自分で拭かせる。塾の準備は自分でする。などなど。それだけでも物・人のありがたみがわかる立派な子どもに成長しますよ。



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