2017年10月19日

ケラ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 3:40 PM

天気のいい日に庭の花壇をいじっていたら『ケラ』が姿を現しました。

オケラ と一般的に呼ばれるバッタの仲間。モグラのようなトンネルを掘るのに最適なカギヅメを備えているのが特徴。

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20年前くらいに「『僕らはみんな生きている』のうたを歌わせているが、オケラ とアメンボ を見たことがない子が多すぎる」と相談を受けて、幼稚園までオケラを届けた事があるのを思い出した。

私もそれ以来のご無沙汰ですが、我が家の庭にオケラがいたことに、自然が生きている事の喜びを得ました。

都市では土が少なくなり絶滅危惧種も増えてきているのではと思いますが、機会があればぜひ土を掘り返してみてください。



2017年8月31日

この夏休みは納得できたか?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 3:25 PM

プール三昧だった子も、部活ばかりだった子も、受験のための夏期講習だった子も、習い事で忙しかった子も、遠征に明け暮れていた子も、出張ばかりだった人も、

この夏休みは納得できましたか?

1ヶ月もの休みはもう来年まで訪れませんが、今年の夏休みという時間を納得できた過ごし方であれば、それが将来の笑い話になったり生き方になったりするはずです。

ほとんどの学校で明日から始業式が始まると思います。子どもも大人も8月から9月にシフトチェンジしましょう。



2017年8月17日

読書感想文の書き方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:41 PM

当時は大嫌い。今だ大嫌いな言葉が「読書感想文」。

夏休みの悪魔の代名詞。

普段の授業から絵本の感想や紙芝居の感想を発言したりまとめたりする授業があれば少しは本を読んでやろうと思ったのですが、夏休みに入っていきなり「読書感想文」という未経験のキーワードに意味もわからず、あとがきだけを書いて提出した年もありました。

そんな「読書感想文」が大嫌いな私から、ちょっとだけアドバイス。

まずは本選び。どうせ本読みが嫌いな子が夏休み中苦しむのだから、少しでも興味のある本を選びましょう。

そして、本屋もしくは図書館に行った経緯や、本を選んだ理由、表紙の絵を見た第一印象を書くだけで二枚の原稿用紙のノルマの1/3以上を埋めてしまいましょう。

「読書が嫌いな僕ですが嫌々本を見つけにお母さんと行った本屋で、マンガコーナーで好きな本を眺めていたらお母さんに注意され、読書感想文コーナーでちょっとだけおもしろそうな本を見つけたのがこの本でした。僕は、読書感想文コーナーなんて本当は消えてなくなってしまえばいいのに。」

こんな書き出しでも結構マスが埋まりますよね。

あとはひたすら(イヤイヤ)読んで、

「本が嫌いな僕でもページをめくるたびにどうなるんだろうとドキドキワクワクして、楽しくてたまりませんでした。」

なんて書けば内容とは関係なく書く事ができます。

冒頭にも書いてありますが、今でも読書感想文が大嫌いな私のアドバイスですので、参考にするか否かは本人の責任でお願い致します。

お父さん お母さんが代弁する夏となると思いますが、残りの半月を頑張ってください。



2017年8月16日

表情を追求する

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:38 AM

道化師の団体も運営しているのですが、表情の仕方についてスタッフと話し込みをしました。

私はレッスン中でも表情は意識をしており、できれば叱りたくないために、声を出す前に怖い顔でアピールします。当然嬉しい時や達成した瞬間などは自分事のように大喜びをします。

仕事柄、表現力は豊富ではないといけないのですが、一般業務の人達でも同様に表現の仕方ひとつで仕事がスムーズに処理できたりチームが1つになったりするはずです。

ゲームやネットの普及を理由にはしたくないのですが、顔の表情が乏しい人が多くなったように感じます。楽しいのか 嬉しいのか 辛いのか。顔を見てもわかりかねる若者をよく目にします。

思春期は反発力もあるため意図的にツンツンしていると思いますが、子どもの頃から「おいしい」「おもしろい」「くやしい」「きれい」「すごい」などの経験を多くさせ、それに見あった表現ができるように育てていってほしいと思います。



2017年8月13日

おもしろい宿題

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:31 AM

私がある意味崇拝する幼児体育の先輩で、名古屋市内で副園長をなされている方と、以前飲んだくれたときの話です。

その方は園内で小学生にサッカーを教えており、「夏休み中に 『バラ』 と 『レモン』 を漢字で書けるようにしなさい」という宿題を出しました。その宿題は夏休み明けに答え合わせをするのではなく、冬休み明けになされたそうです。

まず、覚えている子 と 忘れてしまった子。 その時点でアンテナの高さがわかります。

やる子 と やらない子。  調べることをするか? 怠け心が出ないか?

覚えている子 と 忘れてしまう子。  書く事はしても、それを覚えているかどうか?

意識できる子 と 意識できない子。  その出題がいつ発表なのかを待ち遠しく待てるかどうか?

サッカーだけではなく、長い人生において、登用された時にいかに実力を発揮できるかである。見ていないところで忘れないように反復をする意識と努力ができるかどうかである。

好きな事は多少苦しくても自発的にやり続ける事ができます。経験のない事や嫌いな事、今の生活に関係のない事を要求され、慌てるのが人生です。

この宿題は漢字が書ける事が目的ではなく、こんな出題をする人に出会うなんて人生の中で1~2回くらいでしょう。いかに多くの経験をし、即発揮できるかである。

必要ないものが重宝がられるものです。



2017年8月11日

山の日

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:29 AM

今日は『山の日』

子ども達にとっては夏休み中ですので昨日と変わりない今日でしょうが、カレンダー通りの勤務をなされている社会人の方々には貴重な一日なのではないのでしょうか。

ハッピーマンデーや国民の休日のように、記念日ではなく経済効果を狙って祝日を制定するという、よくよく考えると変な発想ですが、お陰で「休みがとれる」「お客で賑わう」と喜んでいる人達も当然いるわけで、8月初の祝日は朝から渋滞情報がひっきりなしです。

世のお父さんは仕事から家族サービスにシフトチェンジ。ハンドルもしくは買い物カートを操りながらお母さんと子ども達の指示に徹する、仕事よりも気づかれするお盆休みの初日かもしれません。

山の事故も毎年報道されますので、登山される方はくれぐれもお気をつけください。

皆さん、お盆休みを十分楽しんでください。  私は仕事です。トホホッ



2017年8月1日

鎮魂

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:58 PM

7年前の今日、8月1日に父が不慮の事故で他界しました。

当時住んでいた岐阜県美濃市では毎年8月1日我が家の目の前で花火大会があり、その日も仲の良い者達でBBQをしながら鑑賞をする恒例行事の予定でしたが、この日は横たわった親父の横での花火鑑賞でした。

オヤジは当時アユ料理屋を営んでおり、花火大会のためのアユの仕込みの道中だったので、店は休業にするわけにはいかず、母と従業員が悲しみにくれる暇もなく夜遅くまで店を切り盛りしていました。

当の本人は美濃に住んで初めての花火鑑賞だったのではないでしょうか。

今日は仏壇に手を合わせ墓参りも行きました。

人騒がせなオヤジでしたが、そんなオヤジから学んだ事、他界したが故に学んだ事。この年になってもわからないことばかりで、オヤジの偉大さが今になって感じます。

好きな酒をたくさん飲んでください。



2017年7月26日

頭の中でまとめさせる

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:58 PM

お子さんに、今日の出来事を毎日毎晩聞いてあげて下さい。子ども達は話したくて毎日ウズウズしています。思いを話す(アウトプット)が出来る事がコミュニケーション能力を高める第一歩です。

毎日の日課のように話すようになったら、30文字以内・50文字以内と制限をかけて頭の中でまとめさせるように心がけましょう。

「えーっと」「うんとね~」も、当然文字数に入ります。余分な発語を削除する事できれいな日本語、相手に聞き取りやすい日本語が身につくはずです。

私も年を重ねるにつれ余分な発語が多くなり、言いたい言葉が出にくくなってきています。

私もこの夏にトレーニングしたいと思います。



2017年7月3日

エールの仕方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:21 PM

たまたま食事に行ったお店に2人の力士が講演会の方々か地元応援団の方々と一緒に食事をしていました。名古屋場所が近いと力士の姿が良く目立ちます。これも名古屋の夏の風物詩です。

食事を終え、帰る際に1人の初老の男性が 「稽古を積んで頑張っているのだから 『頑張れ』 とは応援しない。『精一杯やれ!』」

良いエールだと思いました。子ども達も常に頑張っています。でも「頑張れ頑張れ」と言われると、それ以上にどう頑張ればいいのでしょうか。

精一杯やれ!

ちょっと肩の荷が下りますね。



2017年6月27日

ブームに乗る

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:32 AM

藤井聡太4段が前人未到の29連勝を果たしましたね。まだまだ連勝記録が続く勢いが感じられます。これが私くらいの50目前のオッチャンだったらここまでメディアは取り上げないと思いますが、14才・中学生・デビューから無敗 などのキーワードで、急加速で時の人となり、彼のお陰で『将棋』『勝負メシ』がブームとなりました。

常にブームというものは訪れます。ポケモン  バスケットボール  けん玉  ヨーヨー  たまごっち  ハイブリット  ルーズソックス  チアシード etc

走り方もオリンピックイヤーになると、大股走法  手を振らない走法  前傾走法  前を向かない走法 など、ブームが訪れます。

ブームにあやかって乗ってしまえばいいんです。そこから自分に合うかどうか? 持続できるかどうか? 心から楽しめるかどうか? を自分自身が吟味すればいいのです。

結果無駄銭となる場合もありますが、経験をしないよりは経験をしたということが後々大きな自信となります。

さー、今日から将棋をしますか。



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