2019年7月25日

若手を育てる

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:55 PM

職業が選べなかった時代は必然的に家業を継ぎ、武士は剣術、農民は田畑の世話、商人や工員はその技術を磨き生計を立てていた。

職業を選ぶ事ができ家業を継ぐという概念が解き放たれ、様々な職業が増えていった。

吉本興業で反社会勢力との関わりから大きな問題となっているが、昔の芸人は師匠の門を叩き弟子入りをし、食事は食べられても給料は無し。荷物担ぎや車の手配などをしながら舞台袖で師匠の芸を盗み、稽古をつけてもらい、鶴の一声でようやくお客さんの前に立つ事ができ、名前をもらう。

芸人の養成学校が出来てからは師匠と弟子という関係がなくなり、人前に立つためにはセンスと実力。一人前を決めるのはお客さん。人が入れば儲ける事ができ、そうでなければご飯さえ食べられない。

わかりやすいといえばわかりやすい。会社としても雇うよりはコストがかからない。故に会社との契約の一線を超えた仕事をしないと食べてはいけない。

目上の者が若手を育てる時代ではなくなってきているのかもしれない。技術の伝承は盗むもの・教えるもの から 開発していくもの 担っているのかもしれない。

やる気がある人・実力のある人が多くを稼ぐ。そのシステムは賛同できるが、その逆の若者達を野放しにしてもいけない。

弊社も、子ども達に対する人気者でないといけない。センスと根性が問われる。誰でもできるわけではなく、育つまでには時間とお金がかかる。

教えることと教えないこと。見せることと考えさせること。教育を看板にしている以上、若者が宝となってくる。

子ども達の未来のために頑張って欲しいところである。



2019年6月15日

講演会を何度経験しても

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:53 PM

大垣市立ゆりかご保育園からの依頼で保育参観内で1時間ほど親御さん向けの講演をさせて頂きました。

1時間。長いようで短い。

昨今の時事を把握して親に対する子ども達への向き合い方をわかりやすく詳しく話そうとするのだが・・・

伝えたいメッセージを準備してあるものの、余分な話が多すぎる。

話の起承転結がバラバラ。

何百回とこのようなチャンスを頂いてもいつも反省の連続。

喋りを仕事としている人達にはまだまだ遠く及ばない。

また次に向けて。



2019年6月12日

やめないんです

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 5:27 PM

グループレッスン(体育教室・プレジャートレーニング クラブ)の 児童コースに言えることなのですが、逆上がりや跳び箱ができる子ども達が多い教室のほとんどが、子ども達がやめないんです。

逆上がりができるようになったら辞め時。開脚跳びで8段が跳べるようになったら目標達成。というイメージが強いのですが、幼児もしくは低学年からできない事に打ち込んできた仲間意識が、できてしまった今になっても途切れることなく続いているようです。

小学校や学年が違えど、週に1回特定の仲間と会える。という楽しみが辞めない理由のとして強いようです。

故に習い事にはゴールはないんでしょうね。



2019年5月26日

運動療育指導の適任者とは?

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:32 AM

放課後等デイサービスや運動療育個人レッスンなどで跳び箱や鉄棒を利用します。

鉄棒を用いてレッスンをするのであれば、当然、前回り降りや逆上がりができるように・・・。との親の願いがあると思われますが、子ども達は逆に、鉄棒が嫌いなのにどうしてやらされるんだよ・・・。と、親の意見とは真逆の考え方がほとんどです。

スキップが考える運動療育は、学校にある遊具や器具を使ってあそぶ事で学校でも引き続きあそぶ事ができるような経験をしていく。気がついた時には雲梯渡りや逆上がりができていた!というような姿にしていく。そこには、やらされるのでは なくあくまでも自発的に楽しみながら取り組む。これが理想です。

苦手もあれば得意もあり、好きもあれば嫌いもあり、率先してやる時もあればイヤイヤやる時もある。

それは子どもも大人も同じです。

ただ、指導者の立場であれば仕事である以上、できない事でも笑顔で先陣を切って取り組んで、時には子ども達の前でも失敗をするシーンも見せていき、いつでも真正面から立ち向かう事が要求されます。

でも、子ども達もそんな先生のほうに吸着してくると思います。

えてして運動が不得意な人が運動療育指導者として抜擢されたほうが、同じ悩みを共有しあえるので、上手くいくのかもしれませんね。



2019年5月18日

残念でならない

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:03 AM

ある地域活動の団体から、少年団の指導者(主に父母)に対する講演および講習をして欲しい。と問い合わせがあった。

少年団全種目(サッカー・野球・バレーなど)の指導者やその保護者が100人規模で集まって、毎年講師を招いて様々な講習を開催しているようだ。

全種目という幅の広いカテゴリーの全てに共通し、低学年から高学年まで全てに通用する指導法、さらにはスキップが考えるプレジャートレーニング(あそび力の開発)、大人でもおもしろおかしく受講ができ尚且つ即使えるトレーニング方法、などを考えていたのだが、いざ見積もりの段階になって、予算が合わないから白紙にします。との回答が来た。

そう言われてしまえばそれまでだ。1万円でも安いと思う人もいれば高いと思う人もいる。私としては自治体の予算+少年団の運営費を少しだけ集めればまかなえるのに。とも思ったが、運営費は当然使い道が決まっているだろう。

技術講習というのはそのノウハウを教えることなので、安請け合いはできない。今までの積み重ねの商品価値を下げることになってしまう。

この金額を出してでも えっぱら の授業を受けたい。と言われるまでにはあと200年は必要であろうか。

安さに負けてしまった自分が悔しくてならない。



2019年3月1日

ハートを掴む

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:49 AM

講演や親子体操・コンサルティング業務が続いている。

全員が私の話を聞いて納得する人はいないだろう。なぜならそこまでの知名度だから。

話し手が著名人であればお金を払ってでも満席になるはずです。

逢いたい・聴きたい・見たい。話し手が50%の力で語っても、聴き手は100%以上の力で見聞きするでしょう。

存在自体がハートを掴んでいるんです。

子どもにも親御さんにも心を掴む容姿と知識・話し方をもっと磨かねば。

 

上手に発揮できればカリスマ講師。

悪く使えばカリスマ詐欺師。



2019年1月16日

感覚統合あそび

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:49 PM

障がい児成長支援協会主催 運動療育実践研修

今回は感覚統合あそびを受講生の方々と共に行いました。

ブランコに乗って動く的をテニスボールで当てたり、お皿の中にコマを狙って回したりと、力加減や状況・体制を意識しながら真剣に遊んで頂きました。

感覚統合療法。特に脳のメカニズムや伝達系を語り出すと非常に難しく、私もまだまだ勉強の身であるため、人前で話すにはおこがましい立場ではありますが、運動療育の視点からは必要不可欠の分野と考えていますので、しっかり勉強していきたいと思います。

今日の受講生の方々もスイング遊具の施しを撮影され持ち帰っていかれました。

運動療育特化型の放課後等デイサービスを是非作って頂きたいと思います。

 



2019年1月14日

運動療育基礎セミナー

Filed under: プレジャーアリーナ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:31 PM

1月13日(日)・14日(祝)の2日間、スキップ プレジャーアリーナにて『運動療育基礎セミナー』を開講しました。

スキップが13年培ってきた体育レッスン・運動療育レッスンのノウハウを座学と実技に分けて勉強してもらいました。

 

 

 

今回はスキップの会員様に2日間レッスンモデルとなって頂き、受講生の方々がレッスン計画をし2日目にアプローチ、その後のフィードバックを行う事で、個人レッスンの長所短所を経験して頂くと共に、幼稚園や放課後等デイサービスとは違った見方や経験ができたのでは?と思います。

年2回で定期的に開講していきたいと考えております。

今回の受講生の皆様、大変お疲れ様でした。



2018年11月30日

サービスの魅力

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:13 PM

例えば学習塾。受験に向け個々の学力を伸ばすために熱心に教えています。子ども達のその学びは志望校入学だけではなく、一生役立つ知識を身につけることでしょう。

私達の業務も同じで、出来ない事に対して子ども達の興味を持たせながら身につけさせる。子ども達は成功体験から自信につながり学校生活が楽しくなり、一生役立つ生き方を身につける事でしょう。

サービス業は時として軽く見られがちですが、生きる上でかなりのウエイトを占めていると考えています。

いい人に出会えた!  と感謝されるようにスタッフ共々人間力を磨いていきます。



2018年11月15日

えっぱら からの挑戦状

Filed under: 保育・指導のツボ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 2:25 PM

大垣体育クラブにて

児童コースは縄跳びがブームになっています。前跳び・後ろ跳び・二重跳び など、得意な事が増えてきました。

そこで 『えっぱらからの挑戦状!!』

15分間で、全員で、8,000回!

いつものように名前が書いてある横に100回跳べたら丸を1つ。丸の合計が80個以上あれば 子ども達の勝ち。なければ えっぱら先生の勝ち。

13人中2人お休みで11人。1人平均750回であればクリアできるのだが、当然個人差もあり均等ではない。跳べる子はどんどん数を稼いで、得意ではない子はそれなりに力を出し切る。

15分の戦いが始まりました。

結果、思ったよりも多く跳べており、私の設定回数をはるかに上回る成績が出ました。

子ども達のエネルギーに完敗です。



« 前ページへ次ページへ »

HTML convert time: 0.291 sec. Powered by WordPress ME