2011年8月16日

まだまだ及ばない

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

毎年、お盆と年末に先輩の先生方と食事しており、今年も誘くれました。体育指導の大先輩でもあり、人生の道しるべでもあり、あそびの達人でもあり、様々な顔を持つ達人達です。

今回集まったのは私を含めて3名。1人は今年から幼稚園の園長職に就任され第一線で働いています。もう1人は高校の体育教師をしており12年の岐阜国体に向けて柔道選手の育成に力を入れておられます。

毎回の事ながら、その先生方と話が弾むと私が話には入れません。とにかく情報量が半端じゃない。だから学びも多い。それだけ先生方はアンテナが高く、常に教育や運動・心理などを勉強されているのが感じられます。

まだまだ及ばない。でもこの刺激がたまらない。先達から学ぶ事は無限です。



2011年8月10日

園での打ち合わせにて

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

契約園で運動会や運動あそびについての打ち合わせがありました。各学年の先生方があそびや生活についての悩みやアドバイスを求めてきました。私もでき得る限りの助けをさせて頂きました。

毎年の事ながら7月の下旬から幼稚園や保育園の先生方の頭の中は「運動会」に切り替わります。有給休暇や年休をとって研修に参加したり、CDなどの教材を買ったりして振付けや構成を考えて、と、なかなかパニックだと思います。

でも忘れてはいけない事が、「誰の為の運動会なのか」という事。その年々で子ども達のカラーが違います。無理をさせてまで覚え込ませる運動会では練習も本番も楽しくありません。あくまでも園児の成長の通過点として、また、季節がら体を動かしやすい10月に親子で楽しもうという位置づけでのイベントであって欲しいと思います。

あと10日で構想を練り上げて9月からは運動会モード一色。先生方、頑張ってください。



2011年7月13日

自分にできないことをするから注目する

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:59 PM

昨日、8月の野外学習の事前ガイダンスのためにみよし市の東海学園大学に非常勤教諭として訪問してきました。

3年生が対象の野外学習は2泊3日の過程で実施の予定で、2班に分かれるため、お盆中は私は1週間某市へ山ごもりとなります。

そんな彼らに事前のアイスブレイキングとして、クラフトバルーンに挑戦してもらいました。

膨らませれない、作れない、割れてしまう。 風船を持った途端挑戦しようとする姿は子どもそのもの。いや、大人でも説明をよそにイメージだけで取り組んでしまうことが多々あり、これは人間の本能なのであろう。

で、私が動物を作ってみたり、ちょっとした演出をしてみると、驚きの連発。

人間は、自分ができない事を他人がする事で、驚いたり凝視したりしてその者(物)の行動の虜になる。だから子ども達は先生やスーパーヒーローに憧れを持つ。

この夏のキャンプではレクリエーションを中心に野外活動・キャンプファイヤーなどを担当させていただき、私なりに学生らになんらかの感動を与えていきたいと考えていますが、その学生らも単位習得の為だけで参加させられているという思いでは、楽しい内容もつまらなくなってしまいますので、十分楽しんでもらいたいと思います。

人の前に立つ立場となった時にこの事に気付くのでしょうが、魅力ある人間として社会で注目されるように残り少ない学生生活の中で、注目される何かを掴み取って欲しいと思います。



2011年7月5日

心をつかむ

Filed under: がらくた工房 すきっぷ,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:51 PM

人の前に立つ者として、相手の心をつかむことはとても重要なことです。

例えばお笑い芸人。ネタをいくら時間をかけて考えたとしても相手が笑わなければ自己満足で終わってしまいます。

歴史に残る指導者や学者などは、相手の心をつかむ視線・身振り手振り・話し方・話すスピード・ひきつけ方など、相手の心をつかむ術を意識的・無意識的に身につけているそうです。

マジシャンも、何もないところから花を出すだけで観客を釘付けにするのも手法の1つですね。

体育レッスンスキップの業務として、体育レッスンでは子ども達に興味をそそる器具の配置やルールを設定し、わかりやすい言葉でレッスンを進める。その中で学ぶべきポイントを抑える。

やれ! いけ! 何でできないの? あーあ。 では子どものやる気は削げ落ちてしまいます。

 

快斗がらくた芸人は、子どもも大人も釘付けにする技術も当然ですが、オチやネタ・BGMなどは、公会場所や依頼内容を把握し、お客さんの反応を観察しながら進めています。

私達でもまだまだですが、心をつかむ事が私達の仕事であり、それをどのように伝えていくかが私達の挑戦であり皆様の期待でもあります。

心をつかむことは永遠のテーマですが、それに向けてスキップの若い力が毎日切磋琢磨しています。

成長させてくださり本当にありがとうございます。



2011年6月15日

2つの講座

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

本日は2つの講座の依頼を頂いており、色々な方と出会うことができました。

江東幼稚園午前は岐阜県大垣市立江東幼稚園の親子体操。今年もお声をかけていただきました。

元気な子ども達と共に、親御さんも頑張っていました。平日にもかかわらずお父様の参加率が良く、張り切って子ども達と関わっていたのが印象的でした。

 

いなべ市ほいく研修午後からは三重県いなべ市にて、保育士研修の講師を務めてきました。

保育後にもかかわらず130名ほどの先生方にお集まり頂き、2時間半しっかり動いていただきました。

私自身もたくさんの刺激を頂き、皆さんに感謝致します。



2011年4月25日

「教える」≠「わからせる」

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:31 PM

教える事のできるの先生も結構ですが、わからせる事のできる先生に憧れます。

例えばニュース。今日の出来事を瞬時にわかりやすく伝えるアナウンウンサー。聞きやすい声とリズムで情報を伝えてくれます。でも「そんな事故があったのね」で終わってしまうことが多いです。(それが仕事だからがゆえに仕方ないのでしょうが・・・。)

しかし、そこにコメンテーター(解説者)が加わることで、より内容に肉付きがなされます。「そんな背景があったのか」「そんな原因も考えられる」などです。

池上彰さんを近年テレビでよく見ることがあります。情報がわかりやすく且つ納得できる解説が視聴者を釘付けにするのでしょう。

教えるだけではなく、そこにわからせる事が加わっているのでファンが多いのだと思います。

私達指導者、教えるだけになっていないだろうか。自問自答の毎日です。



2011年4月24日

ピッカピカの1年生には重要な1ヶ月!

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:47 PM

新品のランドセルを背負って少し大きく成長したピッカピカの1年生。幼稚園や保育園と違い、環境がガラリと変わりました。

環境変化(人的・物的)に順応しやすい子は毎日が楽しくて、目新しいもの全てに興味を引くのでしょうが、順応しにくい子や幼児期に大将だった子は、6年生の圧力に耐えられなかったり規則正しい時間の経過にストレスを感じてしまったりと、この1月は1年生にとっては大変な時期なのです。

さらに追い討ちをかけるかのようにすぐ目の前にはゴールデンウィークが待っています。ここで気を緩めてしまうと連休明けに学校キライキライ病が始まることが予想されます。

学校側もこの1ヶ月は様子を見ながら新入学生に接していると思いますが、大型連休が終わってからが本番です。

この波に乗り遅れないように今から集団や環境へ慣れさせるように親子で頑張って下さい。



2011年4月15日

「目標」と「ねらい」

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 12:02 AM

4月に入り毎日のように営業で契約園を回っています。訪問すると1時間ほど話し込んでしまうのですが、どこの園長先生も同じような事をおっしゃられます。

「最終目標は高く設定して欲しいのだが、全てのあそびにおいて「ねらい」があり全てのあそびに一貫性があれば、たとえ習得できなかったとしても問題ありません。」

ただ逆上がりをさせるだけなら、私達でなくとも先生方が毎日やるでしょう。ただ跳び箱を跳ばせようとするのであれば、スパルタレッスンでも良いでしょう。

私達が考える「プレジャートレーニング」は、あそび力の底上げです。あそび方を熟知しあそび経験が豊富であれば、修得なくともできる可能性が増します。

従来の体育指導では、完成させる事に力を注ぎすぎてやらせるだけのレッスンになってしまったり、カリキュラム通りのマニュアルにとらわれすぎて中途半端に終わったりと、内容のないものが多いようです。

逆上がりに必要なバランス感覚や体の使い方(連動感覚)が身につくためのあそびを、レッスンやあそびに取り入れる事で、「目的」に対する「ねらい」がはっきりとしてきます。

幼児教育において、あそび経験が豊富であそびの企画力が豊富な指導者でありたいものです。



2011年2月14日

三重県社会福祉協議会 保育所職員研修会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

昨年に引き続き三重県社会福祉協議会主催の体育所職員研修会の講師に招かれ、津市まで行ってまいりました。1年が経つのは早いものです。

今回も「乳幼児期に必要なあそび力」をテーマに、受講生の先生方と一緒にあそびについて考えてみました。

三重県社会福祉協議会午前中に座学を3時間、午後の実技2時間半の、丸1日プログラムでしたが眠くなる目を擦りながら頑張ってついてきてくださいました。

総勢42名。うち男性体育士4名。今年は園長先生も受講されたようです。

あそびから体験する感動や驚きが味わえていただけたことに感謝します。保育園・体育所でもその感動を子ども達に伝えていってあげてください。



2011年1月26日

スタッフのレッスンに安心

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:37 PM

久しぶりに池谷のレッスンを見た。ミーティングでは話をするものの、個人レッスンやグループレッスンでの姿を見るのは、恥ずかしながら久々な気がする。

本来なら時間を調整してでもスタッフ全員のレッスンを見てあげるのが筋なのであろうが、なかなかしてあげれないのは未だに反省である。

レッスン中、1人の会員様が絶好調だった為に注意が入った。当然親御さんも見ている。叱らないレッスン?に教室内に緊張が走ったが、その会員様も反省のご様子。陰で私だけがニンマリ顔。

スタッフの成長に感謝。会員様の成長に感謝。



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