2012年5月30日

同業主からの問合せ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 5:36 PM

先日、他県の家庭教師と名乗る方から「体育の家庭教師について教えて欲しい」と電話がありました。独立をして体育家庭教師を立ち上げたい様子です。実は同じようなケースで数年前にも札幌から親子体操を学びたいとわざわざ名古屋まで来て、2日間密着で同行し見事に成功した子もいます。

私達が起業以来培ったきたノウハウを電話ではお教えできませんが、SKIPの手前味噌のレッスン方・ビジネス戦略・理論であれば惜しみなくお教え致します。

当然多額のノウハウ料が発生しますがやり方次第では半年でペイできるでしょう。

美味しい話は転がってはいません。が、アドバイスというものも、あくまでもその人の手法のいくつものうちのたった1つのヒントに過ぎません。高い買い物か安い買い物か?活かすか殺すか?はその人自身の価値観とやる気次第です。

申込みがあるのが楽しみです。



2012年5月10日

進め!倒立(逆立ち)への道

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:51 PM

中川区・富田体育教室にて

小学校高学年になると組み立て体操で倒立(逆立ち)が出てくると思います。壁に向かって勢いをつけて挑戦しますが、激突したり崩れてしまったり・・・。

体の使い方や姿勢が整えば簡単にできるものですが、イメージはあるものの経験値が少ない為に失敗はつきものです。

逆立ちまずは壁にお尻を向けて手の位置を決めます。

 

 

 

 

逆立ち 次に、地面を見ながら足で壁を登っていきます。腕の力が必要です。

 

 

 

 

逆立ち 登りきったところで手の位置がより壁に近い所まで歩いていけると立派です。

前回りと違って視線が地面を見ているというのがポイントです。これでしたらご家庭でも布団と壁さえあれば比較的安全に行うことができます。

 

 

逆立ち最後は壁に向かって挑戦。(視線がこちらでは・・・。)



2012年4月18日

時間の使い方

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:49 PM

ブログで立派そうなことを綴っている私ですが実は苦手なことが多々ありまして、1整理整頓が出来ない。2時間の使い方がヘタクソ。 あげればドンドン出てくるのですがこのあたりで勘弁してください。

時間の使い方がヘタクソ。要するに段取りが悪いんです。だから仕事や雑務がドンドンたまっていく。やるべきことをメモ書きして出来たことを消去していくのですがなかなか消去できない。挙句の果てにはそのメモ書きがどこかにまくれて探さなければならない。ここに整理整頓が出来ない背景が見受けられます。

時間は皆が平等に24時間というサイクルを与えられています。生きた時間を過ごしている人が多い中で、私自身、生きた時間を過ごせただろうかと寝る前に振り返ると悩む時すらあります。(でもしっかり眠っているからそれほど悩んでいないんでしょうね。)

この年にもなってこんな状態ですから、子どもの頃から時間の使い方をもっと上手に学んでおくべきだったと思います。

時間割などの前日の準備、お風呂や食事の時間、起床時間など、子どもの時から当たり前のように生活の中に宿すことで大人になった時の能力の差が歴然としてきますので、今のうちから心がけて下さい。



2012年4月15日

子ども達に如何に興味を持たせるか

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:01 PM

先日、吉田園訪問をした契約2年目の園で、園長先生と2時間ほどお話をさせていただきました。園の今後の方向性と体育レッスンの希望を伺い、スキップからの提案などもさせていただきました。

この園長先生(自称、校長先生)の体育に対するお考えは私とかなり似ており、子どもに何かをさせるのではなく、保育士が率先して何かをすれば自ずと子ども達はマネをし始め工夫をし始める。まさにスキップの指導理論であるティーチングではなくコーチングです。

そんな校長先生の話の中に 「柵に閉じ込めてはいけない。でも柵から出ていかない保育に心がけている」という言葉がありました。

押し付けでは良い子に育つでしょうが考える力は宿りません。好き勝手にやっている保育では収集がつきません。強制しすぎず緩和しすぎず。さじ加減1つで子ども達はどのようにでも変わります。

さー私達に置き換えた時に、教えすぎてはいないだろうか? 子どものペースに飲まれてはいないだろうか? 自分に納得のいくレッスンができただろうか? 毎日が反省でもあり毎日が成長です。

先生に興味を持ってもらい、先生のあそびに興味を持ってもらえれば、理想の環境が出来あがります。その為には先ずスタッフから。



2012年4月14日

勝った日の反省

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:59 PM

車の修理でディーラーへ。修理を待っている間、ラックにあった1つの本に没頭してしまいました。

イチロー 262のメッセージ」 

普段クールに見られがちなイチローの、インタビューや記者会見での言葉をまとめた本です。天才故に理解が出来ないページもありますが、その中に「勝った時こそ反省」のようなページがありました。

負けた日の反省は誰でもすると思います。負けが込んでくると尚更です。しかし、勝った日でも必ずミスはあるはず。完全試合などはまず出ません。

勝ち試合でもなぜ点を取られたか? どうして打てなかったか? などと反省する人は少ないと思います。「勝ってよかったね」「明日もこの調子で頑張ろう」のような言葉で流されてしまいがちです。

上手くいった時こそ分析をする。その積み重ねが負けにくいチーム・選手の意識レベルを上げていくのだと思います。

レッスンや保育でも、もっと上手くいく方法がないかと考えれるスタッフや保育士は、常に向上し続けますが、やっつけ仕事では子ども達の成長もありません。

まずは勝つ。そして分析。この習慣を身につけたいものです。



2012年3月3日

送り出す責任

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:00 PM

端午の節句の今日、末光が岐阜県瑞穂市内の保育園で保育士研修会の講師として出向していきました。

100名強の体育士の先生方を相手に、明日にでも保育に使えるあそび、将来の運動につながるあそび、体のメカニズムなど、スキップが考えるプレジャートレーニングをわかりやすく教えたようです。

親子体操は幾度となく出向をし経験は積んだものの、保育士研修でのメインは今回が初めて。私が別業務で出張していた為に彼にとってはデビュー戦でした。この日の為に念入りに打ち合わせをし、勉強していた様子でした。

あそびを教える講師依頼ですが、決してあそび半分であってはいけません。受講生の先生方は真剣そのもの。それに応えていかなければなりません。

私自身、末光を始めスタッフ達を育成し送り出す責任を毎日抱えています。個人レッスンも出来る事ならば早く習得できるようにとスタッフ自身が駆使しながら頑張っています。それを時には褒め、時には激を飛ばし、一人前にしていかなければなりません。

全ての人に感謝されるよう、スタッフ達はこれからも努力していきます。その「ありがとう」の言葉に私も安心させられます。



2012年2月22日

どこまで馬鹿になれるか

Filed under: 保育・指導のツボ,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 6:31 PM

体育レッスン契約をしている園長先生と1時間ほど話をする機会がありました。

「私が先頭を切って前に出れば、後から先生達も出やすくなる。私が先陣を切って馬鹿な事をすれば、次にやる先生達もやりやすくなる。」

本当は先生方が先陣を切ってやって欲しいところでしょうが、私が動けるうちは私が張りきって頑張る。そうする事で先生達の学びにもなり、子どもにもそれが伝わる。

あそびの重要性を常々唱えている私にとって、この園長先生とは毎回のように意見が合い、勉強させられる事ばかりです。

一生懸命体育(体育指導)をしている人は学者になりなさい。あそびの中でどれだけ馬鹿になる事ができるか。馬鹿という表現は不適切かもしれないが、どれだけ子どもの思いや心理を組んでやる事が出来るか。

子どもの視線で向かい合いながらも憧れの的であり、よき理解者であり、何より子どもの友達であれる。そんな体育士(指導者)であれる事が理想です。

どこまで馬鹿になれるか? 永遠のテーマです。



2012年1月29日

集中力を研ぎ澄ませ!「ドミノ編」

Filed under: 保育・指導のツボ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:33 AM

中川区 富田体育教室にて。

幼児・児童とも、ドミノ倒しに挑戦。

ドミノ幼児コースは親も参加。始めは笑い声も聞こえる中、楽しそうに並べていました。

が、幼児コースともなると会員の弟や妹、つまり赤ちゃんが匍匐前進をしたり親元に近寄ってきたり、当然、一緒になって並べようとする子もいます。

子どものクラブのはずが親達が大興奮。

完成が近づくにつれミスが許されず、殺気立ってきます。

大人が子どもに伝える瞬間が見受けられました。結果はどうあれみんなで取り上げることが出来ました。

 

ドミノ児童ともなると、アート的な建造物が出来てきます。トミカの車の登場です。

彼らの課題は、1全部のピースを使い切ること。2.全部をつなげ合わせること。

男女・学校関係なく協力し合って並べています。

写真を見てわかるようにミスをしてもいいように3つほど間引きをしてあるところも小学生ならではの工夫ですね。

が、残り5分で・・・。

来週はリベンジです。

コマ、ドミノ。共に集中力の賜物です。コマは自分との戦い。ドミノは団結力への挑戦。

この1ヶ月の活動はしゃべり声が少なく静かなレッスンです。集中しています。良い集団になってきました。

 



2012年1月24日

教えることの難しさ

Filed under: 保育・指導のツボ,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:46 PM

今年も保育園レッスンでは毎年恒例の 「独楽回し」。巻き・投げ が上手く出来ないとコマは回りません。また、軸が地面と垂直になるように投げないとコマは転がっていってしまいます。

コマがなぜ体育レッスンに導入されているの? 毎回親御さんに聞かれます。回すだけであればただの「あそび」ですが、独楽回しは大変奥が深い。それは実際にやってみればわかります。(ブログではその意味は教えません)

5歳児は昨年からの意識があり、ほとんどの子ども達が回るようになっていました。そこで、初体験の3歳児にコマをレクチャースしてもらうことに。マンツーマンによるコマ先生の登場。

コマ先生 コマ先生

そこで5歳児は教えることの難しさに直面しています。自分では回せるのに教えるとなると・・・。

子ども達はたまらず「先生、○○ちゃん、教えているのにうまくやってくれない。」自分へのもどかしさと直接怒る事はかわいそうという意識が働いているんでしょうね。

「そこを頑張って教えてね」。コマ先生に委ねて私や担任の先生達はヒヤヒヤしながらも眺めるだけです。

「○○ちゃん回ったよ!」 自分ごとのように喜ぶ5歳児と何が起きたかわからない3歳児のペアが増えてきます。

コマがもたらす縦割り保育。独楽回しを取り入れている保育園・幼稚園は一度お試しあれ。



2011年12月4日

全てにおいて子どもは強い

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:58 PM

子ども達は全てにおいて素直に反応してくれます。楽しい時は笑い、悲しい時には泣き、嫌な時にはぐずり、納得いかない時には怒る。

私が体育指導者1年目の20歳の頃、子ども達に「先生のあそび面白くない。」とよく言われた事があります。その言葉に反応してムキになった自分がいました。

子ども達は隠し事ができない生き物です。良いものは良い。嫌なものは嫌。ハッキリしています。だからが故に子ども達が心底楽しめる体育あそびとは何かを考えなければなりません。また、レッスンの仕方を身につけなければなりません。

若いスタッフがまさに当時の私の様に子ども達から学んでいます。たくさん苦労をかける事で強くたくましくなって欲しいと思います。



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