2013年10月20日

シミュレーションと本番の違い

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 4:43 PM

中川区 冨田体育教室にて

トライデントスポーツ医療看護専門学校 子どもスポーツ専攻の実技実習も後期に入り、幼児もしくは児童の体育レッスンのすべてを責任を持って行うという実践授業になりました。

長縄跳び今回のテーマは 長縄跳び。

縄の回し方や入るタイミングの合図などを事前打ち合わせと経験で補いいざ本番を迎えます。

 

 

 

長縄跳び学生が回すスピードに子ども達が合わせるものだと思うあまり、子ども達はミスを連発します。導入段階では子ども達の入るタイミングやリズムに合わせて回転スピードや言葉がけを微妙に変えていく必要があります。

回す側と跳ぶ側の息が合ってこそ連続記録は生まれ達成感につながります。

学生達、甘いぞ!! 子ども達から嫌な顔をされて学びなさい!!



2013年9月18日

一生、1年生。

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:06 PM

2年前より大垣市の片田舎、昔ながらの田畑の風景がある地域。いわゆる「村」と言われる所に喜んで住む事となりました。

かといって私自身田畑を所有しているわけでもなく全くの場違いなのですが、近所の人たちは「よくこの地域に来てくれた。」と、新参者の私達を受け入れてくれました。

はなこ(ブルドッグ)と散歩をしていると周り近所からトマト・ピーマン・ナス・ゴーヤ・スイカなどをたくさん頂き、この夏も家計は助かりました。

そんな自然にあふれ人情味のある地域ですので皆さんのアイデアを頂こうと、今年は庭のゴーヤカーテンに挑戦してみました。少しでもエコに繋がればとプランターと肥料を分けてもらい義父にも協力を依頼してゴーヤネットが出来たものの、所詮素人の園芸。なかなか上手くは育ちません。

そんな時に近所のお母さんが「私達でも何年経っても1年生だよ。」の一言に少し安心しました。

田んぼも畑もその年々で気候が違います。昨年とは水の量も違うのです。上手くいったと納得する出来栄えは1度たりとも無いそうです。

人生なんて失敗があるからが故の成長。来年もチャレンジです。



2013年9月17日

学ぶべき本来の場所

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 2:44 PM

先日、講師として参加した東海学園大学 野外運動実習の報告書が届きました。大学3年生のうち教師免許を取得希望の学生ら90名弱が参加し、合宿初日はあそびの雰囲気が多かった気持ちから一転、やるべき事・目指すべき人が確認できてからは意識レベルも高くなり、最終日には少しだけ成長した姿が見受けられました。

実はこの合宿、昨年参加した4年生の中から希望者5名がカウンセラーとして教員と学生の間に立って、指示や手伝い・相談などを一手に引き受けてくれました。

今年のこの5人。かなり意識レベルが高く、プログラムの把握・プログラムの進行・学生らの意識の向上など、適材適所機転を利かせ私達よりも上回る行動力で3日間動いてくれていました。

当然、実習ノートも全員分目を通し赤ペンをしていたので3日間不眠不休だったと思いますが、そんな姿に憧れる3年生も日に日に強くなり、学校到着後に「私は来年カウンセラーで帰ってきます。」と言ってくれた学生もいるほどでした。

この実習、本来は90名弱の3年生のために行うものでしょうが、一番勉強になったのは4年生の5名だったと思います。さらに彼らが現役合格をして教育現場に立った時には、待ったナシで自動・生徒達に信頼を勝ち取らなければなりません。

学ぶべき本来の場所は学校の教室ではなくやはり現場であり、高い意識レベルと多くの経験で人はさらに成長すると信じています。



2013年8月31日

学びと気づきの3日間

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 1:30 PM

東海学園大学 野外運動実習3日目。

今年の参加学生達も、コミュニケーションに不安定だった初日から始まり最終日には班だけではなく参加者全員の団結が感じられ、学生達自身もその変化に驚きが隠せないようです。

ウォークラリーウォークラリー

初日1発目の野外プログラム。道中は会話も弾み問題を解くための相談や道順の確認など、初めて会った仲間とも打ち解けることができたようです。

 

 

砂の造形砂の造形

出発前にイメージしたデッサンを元に立体の造形を作っていきます。大人達によるスケールの大きい砂遊びは子ども心に帰る事ができたようです。

 

 

フライングディスクフライングディスク

学園の独自ルールで団結した班によるプログラム唯一の競技です。暑い体育館の中は彼らの熱さでさらに暑くなりました。

この3日間は学びと気づきの3日間です。将来体育教員となるために何が自分の中に欠落していて、何を学ばなければならないか。プログラムをこなす上で達成感と吸収力が身についてくれれば、この合宿の実施した甲斐があったと思います。

今年も楽しい笑顔と疲れた顔で大学まで帰っていきます。



2013年8月7日

出来ないものだと思うことから

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:26 PM

もう既に運動会の練習を保育園・幼稚園ではわずかばかりながら導入しています。毎年テーマとなるのは、かけっこやリレー。

リレーは運動会の花。一番盛り上がるクライマックスです。でも園児の場合は走れればいいというものではありません。

1 まっすぐ走ることが出来ないものだと思うべし。

2 ラインをふんだり跨いだりするものだと思うべし。

3 色分けや顔の認識でわかってはいるもののバトンの受け渡しの際に次の子に渡す事が困難なものだと思うべし。

4 練習では出来ていても、いざ本番となると歓声や独特な雰囲気から動揺が生じるものだと思うべし。

5 ごくまれに、抜かれたら抜いてはいけない。そもそも人を抜いてはいけないものだと思っている子がいるということを思うべし。

まだまだ他の要因はあると思われますが、幼稚園・保育園・小学校での練習や個人レッスンでここまでの想定をしながら、走る練習だけではなく子どもの思いを掘り下げてみる事がポイントです。

秋の運動会では少しでも順位が上になるように頑張って下さい。



2013年7月31日

録画してでも見ろ!!

Filed under: ちょっといい話,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:23 AM

今年も子ども達に見なさいとばかりにスポーツのビッグイベントが世界各国で行われる。

世界水泳に世界陸上。

夜更かししてまで見なさいとは言いませんが、少なからず選手コースで頑張っている少年少女や、部活動で情熱を燃やしている学生のみんな。録画してでも見るべし。

良い者を見ることも練習に匹敵するくらいの習得がえられます。



2013年7月22日

夏休みシフト

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:38 AM

今週からお盆明けまですべてのスタッフが夏休みシフトで動きます。通常業務の保育園・幼稚園レッスンに加え、短期スクール・個人レッスン・サマーキャンプなど、いつもの動きとは異なる少々ドタバタな勤務体制となります。

一般の仕事とは異なり、プールレッスンでは涼を得られるので羨ましがられる事もありますが、プールばかり1日入っていると体力の消耗は凄まじく、やはり熱中症を心配してしまいます。

この夏も子ども達の成長のためにやらなければならないことばかりです。暑さに負けず頑張っていきましょう!!



2013年7月18日

食物アレルギーの工夫

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:38 PM

私立幼稚園は特注弁当、保育園では調理室で調理した温かいお給食。というのが一般的なお昼ご飯のスタイルだと思っていました。

が、ご父兄さんとの話の中で 「通っている園は毎日お弁当を持っていきます。」という話になりました。

メニューを統一してお母さんが作って持たせるのでもなく、毎日自由なお弁当。これは朝忙しいお母さんにとっては大変だろうなと思いましたが、「食物アレルギーがある子にとってはこのスタイルの方が助かる。」との言葉に一理あるなと思いました。

昨今、食物アレルギー問題は毎日のように耳に入り、卵・蕎麦・小麦・乳などの一般的なものから、ピーナッツ・米・甲殻類など人によっては様々で、すべての子ども達に統一したメニューを提供するのは不可能なのかもしれません。

ケーキやビスケットなどを食べたくても食べられない子ども達は多くおり、アレルギー反応を起こす原因となる食品でそれらを作る工夫を有名パティシエやシェフ達が取り組んでいる党話しも聞いたことがありますが、栄養の偏りを抑えながらもおいしく食べられるような「食の工夫」は今後もなお研究されてほしいものです。

「何でも食べる丈夫な子」に少しでも近づけられるよう、お母さんの努力と工夫は絶え間ないと思いますが、笑いの耐えない食卓がどの家庭にもあればと思います。



2013年6月24日

4ヶ月先を見る

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:29 PM

我々は常に4ヶ月以上先を見据えて行動しています。

通常レッスン(個人・グループ)は運動会や持久走大会・体力テストも見据えて情報を聞きつつ早めの対応を意識しています。学校から通達があってからでは遅いからです。

学校の授業は待ってはくれません。大人が先を見据えた行動ができるかどうかで子ども達は学校体育が楽しくなり体育の授業に参加できるかが決まります。

企画に対しても同様で、サマーキャンプは4ヶ月以上も前からプログラムや準備予定などを打ち合わせていました。

スタッフ達は、暑い時期に寒い時期のことを考え、寒い時期に新年度のことを考えています。

もう半年が経とうとしており7月からは後半戦のスタートです。運動会・スキースクール・縄跳び・体育のまとめ・・・。今のレッスンを大切に向き合いながら4ヶ月先のお子さんの成長と業務の準備で私達の1年はあっという間に過ぎていきそうです。



2013年6月19日

幼児達のツボ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 3:30 PM

今年度から契約を頂いている未就園児親子体操では、テニスボールを使ったあそびを展開しています。

前回は部屋全体にテニスボールをばら撒いてあそんでいただきましたが、今回はばら撒いたボールを使って「おかたづけ」の習慣を学んでもらいました。

テニスボールボール箱にテニスボールをたくさん入れると鬼のように私がばら撒いてしまう。こんな単純なあそびが40分レッスンのうちの半分を占めました。

ボールが落ちてくるたびに子ども達は大はしゃぎで喜び、またボールを集めてくれます。

楽しい見返りがあると子ども達は1つのことに興味を持ち何回も何回もおねだりをします。こんなところに子ども達のツボがあったのかと私も発見をさせてもらいました。



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