2021年2月5日

思想は最下位

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:02 AM

IT・産業・長寿 etc  世界一はたくさんあれど、思想は最低。ワースト1です。

男尊女卑や年功序列などなど。

JOC会長のあの発言。失言で首相を降ろされたのにオリンピックのトップに担ぎ上げられたのが不思議だったが、やっぱりやらかしましたね。

知識や技術・器用さ・学力・治安が、いくら世界ランクだとしても、思想が脱却しない限り、日本はいつまでも発展は無理。



2021年2月2日

ヒトが獲得してしまったもの

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 12:34 PM

ヒトは大昔から独特の進化を遂げてきました。

地面に降りた事によって地熱の影響を避けるため足が長くなり、衣服を着る事で体毛が不必要となりました。

それより何より、ヒトはこの2つを得る事で他の生き物が真似のできない発展・発達をしました。

『言葉』と『道具』です。

言葉を使う事で相手との意思の疎通ができ、色々な感情がを言葉で伝える事ができるようになりました。争い事も体を傷つけあう事なく話し合いで解決する道を選ぶ事さえできます。

道具を使う事で狩りがしやすくなり、道具を開発する事で思考能力が急成長し、火を使い、家を建て、作物を育て、村ができ、近代では言葉だけで家電製品が操れる時代にもなりました。

が、『言葉』と『道具』を獲得してしまったが故に、これらをうまく使いこなせない人達が弊害を受けるようにもなりました。

言葉でのコミニュケーションが上手くできない。教えてもらってもすぐに理解できない。ペンで字が上手く書けない。縄跳びが跳べない。などなど、ヒトとして生まれてしまったばかりに高く厚い壁が立ちはだかります。

まずは体を自由に使えるようにする事。道具は先に先。口頭指示で教えない事。言語理解は先の先。

これらが理解できて子ども達と向き合える指導者・教育者・リーダーがいてくれると、もっとヒトは深まり合えるのに。といつも思います。

一度、何も聞こえない耳栓着けて、左手で生活をして、叱られれば、子どもの辛さが分かります。



2021年1月17日

シムケンから学べ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:29 PM

病気は、男も女も。老いも若きも。金持ちも貧乏も。偉い人も普通の人も。全て平等です。

街に出歩けばリスクは高く、大声で会食すればかかる確率は高くなるのはバカでもわかる事です。

あの志村けんでも突如として命を奪われたのです。あのバカ殿がこの世を去ったのです。

金持ちでも助からない。優先順位はないのです。

若者よ。自らバカ以下になる必要はない。君達の青春はまだ長いのだから。

大バカ者の大人達のようなマネをする必要は今はない。

今だけは用事が済んだらとっとと帰れ。



2020年12月18日

もう一度思い出して下さい

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:52 PM

医療現場も疲弊していますが、保育現場も疲弊しています。

全てのお子さんが言う事を聞く子達ではありません。手がかかる子も当然います。トイレの世話や給食の準備なども限られた職員の人数でやりくりしています。

5歳児(年長)となると進学準備について学校にも足を運んだり個別の書類をまとめたりしなければなりません。

2ヶ月遅れで6月からスタートした今年の新年度。コロナ禍の中で様々な配慮をしながら手探りの状態での保育に先生方は疲れ切っています。

ここで大人達が気を緩めて感染拡大に至ってしまい、休校措置となった場合、また2ヶ月以上も子ども達は在宅となり、お母さんは仕事を休み子どもの世話をしなければなりません。

保育園も休み? そんな事はありません。どうしてもお仕事が休めない家庭の為に縮小してでもお子さんを預からなければなりません。

毎日がハイリスクなのです。

保育園や幼稚園の利用を『当たり前』と思っていませんか?

お子さんを預けている事に感謝していますか?



2020年12月16日

皮肉な話

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:54 AM

2年連続雪不足で頭を悩ませた年末スキースクール。

コロナが終息するまで宿泊企画を中止したと思えば、昨日から雪化粧。

ただ、この皮肉は我々だけではなく、素直に喜べない業種はたくさんあるはず。

まだまだ辛抱。



2020年12月11日

イメージを汚すな

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 7:54 AM

放課後等デイサービスでの虐待報道が連日のように入ってくる。特徴のある子ども達に対して接する仕事だからが故にストレスは計り知れないのは理解できるが、暴行や傷害はやり過ぎである。

また、男性保育士による殺害・遺棄事件や、認可保育園園長による暴言・虐待事件の報道を見て、まじめにやっている保育園や幼稚園のイメージまでくすんでしまいそうである。

子どもを預かるプロ、子どもを教えるプロである人達の肩書に『先生』が付くのだが、この肩書が決して偉くもない人柄をおおきくしてしまう。

どこまでがやり過ぎかという理性が無いようでは子ども達にとってはひとたまりもない。

我々も子どもを預かり教える立場として、このような報道がなくなる事を願いたいものである。



2020年12月10日

こりゃダメだっ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 8:47 AM

久しぶりに名古屋本部まで公共交通機関を利用して、帰りに名古屋駅JR高島屋で買い物をした。

流石にデパート内はほとんどの人がマスクをし、最低限の音量で会話をしている。必要なものだけを購入し別エリアでトイレを利用しようと飲食街の近くを通った矢先に、酔っ払い・大音量・ノーマスク。

ルールを守れないのはやはり大人だけ。



2020年11月25日

なんとかしてあげたいのなら

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:48 PM

側転・逆上がり・水泳・跳び箱などを助けて欲しい。という問い合わせがあるのですが、その電話の半数以上が決まって「あと1週間で」という切羽詰まった間際の相談です。

体育の授業でテストがあり、悩みを親に相談できる子もいる中で、出来ない事を親にも言えず泣きながら悩みを打ち明ける。小学高学年の親からの悩み相談の電話が今年も多数あります。

1週間で出来るわけはない事を伝えた上で、残された時間でベストを尽くします。と告げるのですが、金額を伝えるとほとんどの方々が諦めます。

結局のところ、1週間で5万円近くの金額をかけたくないんですね。

申込みがない限り我々は対応ができません。ただ、何もせずに当日を迎え体育嫌いになり、それが引き金で親子間も崩れた例も多く目の当たりにしているだけに、この悩みに応えるのも親の務めだと強く感じます。



2020年11月17日

スモールステップにどこまで付き合えるか?

Filed under: やらなカン,わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:24 AM

運動療育グループレッスンで、母親の希望で幼児コースに1年生が1人参加している。

彼は、おっとりとした性格。電車が好き。字はすらすら読める。ことわざや雑学もよく喋る。が、向上欲に乏しく、最近ようやく鉄棒の前回り降りを1年かけて泣きながらも1人で出来る様になった程。姿勢保持も不安定で、椅子に1分と座っていられず、寝転がっているか片腕で床を支えて横座り。幼児コースに1人だけ1年生の僕がいると言う事にもまだ気が付いてはいない様子。周りの年中児も度ある毎に指摘をする始末。

学校体育では縄跳びが始まるのを見越していち早くレッスンで取り入れているが、そんな彼なので縄跳びは絶好の遊び道具!というわけでもなく、縄の方が彼に絡まっていく始末。

支援級では前跳びを教えるだろうが、教師も人間。可能性のある子や向上意欲を感じられる子を先に熱心に教え、最後にこのようなケースの子を時間をかけて教えよう!というシナリオを立てる。が、みんなができるようになったからと言って、僕1人だけができない!と思う子ではないため、先生もついつい声を荒げる(私もたまにある事だが)。そうこうしているうちに縄跳びの単元が終わり、今年もできませんでした。という事が体育だけではなく全ての教科に言える事ではないか?とお母様と話し合った。

お母様は疲れ切っている。本人は自分のペース。

親・子ども・教師が笑顔になって初めて教育であり支援だとつくづく感じる。

縄跳びができる様になっていく子は「先生、見て見て」と必ず披露してくる。その子達を認めながらもスイッチの入っていない子にスイッチを入れ、できる様にするまで向き合う。これができる大人達が何人いてくれるのだろうか?と思ってしまう。



2020年11月2日

15歳になる迄に

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 1:12 PM

6年近く通っていた会員様の親御さんから何年かぶりに電話があった。

「情緒が不安定なのでまたレッスンで落ち着きが戻るようにならないか?」

頭は凄く良いが、こだわりが強く、1度へそを曲げるとその日のレッスンは大概が終了するくらいフリーズする。

運動を伸ばすというよりも、情緒面の改善が目的であった彼も高校2年。

学校でも友達はできず、みんなを見返すためにもう勉強をしているそうだ。その為学年1番は毎回らしい。

そんなお母様に「本人が体育で困っている訳ではないので、今更レッスンを再開したところで、小学生のように遊びの延長では無く、スキップに通う目的が彼自身不必要と判断すれば来るはずがない。」「勉強で見返すというが、100点を取ったところでクラスメイトが一目置くかと言うとそうではなく、その学力が後に所得や地位に表れて初めて尊敬される。大事なのは知識の発揮の仕方(使い方)である」と厳しいアドバイスをした。

ご両親が悩んだ結果、レッスンを再開することはなく離れていった。

様々な習い事において、発達に遅れがあるお子さんに対するレッスンは、年度替わりの時期や親の都合で終了とするものではなく、むしろ社会に出ても継続しないといけないケースもある。

ましてや中高生からスタートしていてはほぼ手遅れのケースを多く見てきているだけに、怪しいと感じたら周りの目を気にせず多くの人に相談をすべきである。

その子が社会に出てからが本当の修羅場なのだから。



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