2010年1月22日

本能

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

乳幼児期の行動は本能的に動くことがほとんどとされています。

寝ながら手足をバタつかせるのは、手足が延びようとしているのと、肩・肘・膝・指などの間接部分の機能形成とも言われています。
それに伴い目の機能が備わってくるので、ガラガラを掴もうと手を伸ばしてみたり、イナイイナイバーに微笑んで顔を触ろうとします。

目と手の協応作業の初歩的な行動であり、人間としての本能です。

歩けるようになるとさまざまな行動をとり始めますが、聴覚や触覚の形成が視覚ほど追い付いていないために、見たものに飛びついて口で確かめようとします。

聞こえていても理解できない為に呼んでも止まらず飛び出てしまったり、温度を感じる前にストーブを触ろうとしたり。

経験数値の低さも当然ありますが、体全体で確かめようとするのは本能行動だと思ってください。

土を舐める。鼻を拭う。大声で泣くなどの本能行動は、実は心肺機能の強化や免疫力強化に直結しており、むしろ無意識に我が身を強くしようとしているのです。

理性で押さえることが出来るまでは、ヒヤヒヤしながらも見守る事も時にはしてあげてください。



2010年1月11日

祝 成人

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:24 PM

成人の日が「祝いの式典」から「決まって話題が多い日」にイメージが変わってきました。

勘違いしないで下さいね。社会的に大人と認めても行為そのものが幼稚では、世間はいつまでたっても大人と認めません。

20歳の人が。ではなく、おかしな行動を取ったその人がです。

自分達が親となり、子を産み、育て、成人を迎えた時に初めて愚かさに気付く前に、大人としての気持ちを持ってください。

暴れることが出来るのは守られているからです。人はいつまでも守ってはくれません。

守られる人から認められる人になってください。 大人とはそういうものだと思います。

成人おめでとう。



2010年1月10日

完璧主義からの脱却が子どもの学力を上げる

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

出勤中の車内ラジオで竹村健一がゲストを迎えて討論する「世相ホットライン はい!竹村健一です」を聞いていた。この番組、日曜出勤する時にまず耳にしており、結構うなづくことが多いので好きなんです。

今朝は立教大学教授 藤田氏をゲストに「小学校の英語教育」について討論をしていました。

その中で、「日本人のいけないところは完璧主義。失敗を恐れるが故に教える側の先生が良い教育が出来ない。失敗を見せることで子ども達も学びが多くなる」のようなことを話していました。

まさにその通りで、デモンストレーションでは良いものを見せ憧れを持たせる。しかしながら出来ないことに対しては素直に出来ないと子ども達に伝え、一緒に切磋琢磨する。そうすれば子どもの意欲が益々高まる。

「教育」=「共育」である。

大人たちよ。出来ないことを恥じるな。 子ども達の方が大人の何十倍も挑戦しています。



2009年12月17日

仕上げる ≠ やってあげる

Filed under: わからなカン,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 11:59 PM

「♪仕上げはお母ーさん」 NHKの番組で歯磨きを促すコーナーの1フレーズ。できる事までは子ども本人が頑張り、できないところを仕上げる。

しかし「仕上げる」≠「?やってあげる」ではいけません。始めから歯磨きをしてあげては子どもは口をあけているだけになってしまいます。

あそびや日常の生活でも同じこと。子ども達ができる事はあえて手を出す必要はありません。

さゆりちゃん 006縄跳びのコマ結びをほどく課題を与えました。結ぶことに必死で引っ張りすぎた子はほどくのが大変です。ほどこうとしてさらに引っ張る子もいます。

「みかんの皮をむくように」と助けはしますが、なかなか難しいものです。当然子ども達は「できない」と口々に言いあきらめようとしますが、少しだけほどいてやることで結びの構造を確認しながらほどくことができました。

時間がない時には特に「やってあげる」になってしまいますが、チャンスを与える大人達の時間と気持ちのゆとりがあるといいですね。



2009年12月2日

いかん癖

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

ここ最近の「いかん(イケない)癖」

夕食を済ますとついついソファーで寝てしまう。転寝が気持ちいい。でも気付くとAM7:00。

イケないとは思いながら体が楽な格好になってしまう。

お子さんがいらっしゃる家庭では常に緊張もしていられないとも思いますが、「子は親の鏡」になっている癖がほとんどだと思います。

できることならいい癖を見せて真似して欲しいものですね。

今日からゴロ寝はひかえます・・・。



2009年11月24日

手をかける

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

園芸でも、種を植え 水をやり 肥料を加え 時には枝打ちをしたり害虫除去をし 、果実が実るのを楽しむ。

子どもも一緒。

目的があるから育っていく日々が楽しいのです。しかし、植物と違い、思い思いに動いたり、口があるから口答えをする。

ここ最近、ショッピングセンターやファミリーレストラン、時には映画やアトラクションの行列の中にも、ポータブルゲームを持ってピコピコしている子どもを多く見かけます。

親御さんにとっては1つ持たせておけば 「動かない」「うるさくない」。手がかからないのでストレスもたまらなく、良い意味で お利口さん でしょう。

でも、それ以外では 手がかかる。 好き嫌いが多く食べ方も雑・時間割も出来ない・至る所散らかしっぱなし・・・。

手がかかる のではなく 手をかけていない からです。

ゲームは人を育てません。 育てるのはやはり大人ということを、今一度認識してください。



2009年10月18日

応援マナーとして

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 4:00 PM

例えば野球の応援。9回の表2OUT。最後の打者を打ち取ればゲームセットのシーン。

プロ野球であればプロである以上、勝ち星を積まなければならない。応援も容赦なく「あと1人!」「あと1!!」となるであろう。

当然負ければ誹謗中傷もあろうが、プロである以上それも仕事だそうだ。

しかし、甲子園や小中学校の野球大会では勝利の教育がなくてはならない。心では「あと1人」でも口に出しては教育的配慮に欠ける。ましてや監督や保護者がそれを言ってしまうのは尚更のことである。

少年サッカーのコーチをしていた時でも、PK合戦の時には相手に対して「外せ」の応援ではなく見方キーパーに対する「止めろ」に徹底させた。

先日の女子ゴルフ国内大会で宮里藍選手が1打リードでホールアウトをし、トップを走っていた外国人選手が入れればプレーオフの場面でミスをしてしまい、結果的には宮里選手の優勝であったが、ミスをした瞬間にギャラリーからの拍手がパラパラとあり、苦々しい笑みでの喜びにも見えた。プロなら相手のミスで喜ばなければならないのであろうが、素直にはなれなかったのであろう。

プロとアマは狙いは同じでも目標や精神が違う。相手あっての勝負である以上、勝敗をつけなければならないが、アマチュアスポーツ、特に少年少女のスポーツでは教育的配慮を選手や監督・応援団も忘れてはいけないのではないだろうか。

奇麗事かもしれないが。



2009年8月21日

卒業論文を書こうと頑張っている大学生の方々へ

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

毎年この時期くらいから全国の大学の学生やサークルより、「卒業論文の協力をお願いします」と連絡が多く来ます。

電話・メール・郵便・・・。

そこで学生の方々に一言。 スキップは社内の気密情報や個人情報以外でしたら皆様のために惜しみなく情報提供を致します。

ただ、これだけはわかって下さい。 何でもメールで質問すれば美味しい答えが返ってくると思ったら大間違いです。

小学生でも事前に電話でアポイントをとり質問項目を書いた書類を郵送してから、場所を調べて訪問してくれます。

足で情報を稼ぐのが一番だと思いますが、名古屋までが遠ければ遠いなりにスキップの利用価値はあるはずです。

古いオッちゃんの考え方かもしれませんが、大学名を出すくらいなのですから面倒くさがらず頑張って下さい。



2009年8月10日

負の遺産

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:06 PM

大人たちよ。これでいいのか?

ゴミ



2009年6月26日

アナフィラキシー ショック

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 5:47 PM

アナフィラキシー ショック という言葉を知っていますか?

蜂に刺された後に抗体ができ、さらに指された後に抗体抗体反応を起こしショック症状になったり、蕎麦や卵のアレルギーなどで呼吸困難血圧低下めまい意識障害などを引き起こす症状のことです。

多くの場合は飲食や虫刺されで30分から1時間以内にジンマシンなどの皮膚症状が発現します。

中にはショック症状のないお子さんでも給食に含まれている甲殻類(エビ・カニ)や小麦が胃の中での消化途中に、体育の授業があった場合にそれらが原因で発作を起こす(食物依存性・運動誘発性アナフィラキー ショック)場合もあるそうで、食後の休憩は十分にとる事も必要です。

主なアレルゲン(原因物質)にはハチ毒食物(卵・牛乳・小麦製品・ソバ・ピーナツなど)薬物(ペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの鎮痛剤)天然ゴム運動寒冷刺激などもあり様々です。

詳しくはプレジャーアリーナ隣のNPO法人アレルギー支援ネットワーはにご相談下さい。



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