2018年6月21日

Yes or No.

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 8:56 PM

スタッフとの雑談の中で、「人生は 『はい』 か 『いいえ』 の2通りである」という話をしたことがある。よくよく考えれば当たり前の事ですよね。

例えば、スキップという幼児体育の仕事を『する』か『しない』か?

『する』の場合、

自分の指導スキルを『上げる』か『上げない』か?

人の見ていないところで日々の練習(跳び箱や逆上がり)を『する』か『しない』か?

自分というキャラクターを高めるために人と違う個性を確立する事が『できる』か『できない』か?

どんな仕事でも、進学でも、競技でも、『No』を選んだ時に、そこでストップではなく、次に可能性のある選択肢を探し出せる事が『できる』か『できない』かです。



2018年6月3日

自分への投資

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:17 AM

朝の対談番組で、ある建築家が「婆ちゃんから言われた。『そんなにお金を貯めてどうする? 全額使ってでも頭に貯めろ! 体に残せ!』と。」

まさにその通りで、いざという時の為の預貯金も必要だが、若い時しか無茶はできない。ましてや給料が自分のために使えるうちはもっと遊んだ方が良いとスタッフに言っている。

私達は遊びの集団。過去の経験を子ども達に面白可笑しく伝えるのが仕事。夏はプール、冬はスキーやスケート。年中通してサッカーや跳び箱・かけっこなど、運動神経と負けないためのズル賢さを教えている。

自分しかできない仕事やスキルがあれば、大げさかもしれないが今の給料の倍は稼ぐことができる! と思えば、今のままが良いか自己投資をするかは本人次第である。

若いうちの苦労は勝手でもしろ。芸は身を助ける。と言うが、若いうちしかできない事を飽きるまでやってほしいと思う。そこに将来の目的があっての行動であれば後はちょっとのお金だけで開花すると信じている。



2018年5月18日

ことばの日

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 9:29 PM

今日は5月18日。語呂合わせで『ことばの日』です。

先日、池上彰さんの番組で、母国語教育の重要性を解説していました。親達は「英会話ができるように」「勉強ができるように」と願うところですが、願う思いとは正反対に親が先頭になってスマートフォンを眺めていては英会話や勉強ができる子は育つわけがありません。

ことばを身につける事で、考える・聞く・理解する・喋る などの行為ができます。だからヒトは他の動物よりも進化を遂げ発展したのです。

言葉を身につけるためには、本を読む・本を読み聞かせる・歌を歌う・話をする・思いを語らせる など、日々の親と子のコミニュケーションが必要不可欠です。

お父さん お母さんが 本を読む家庭であれば、本を読む子に育ちます。

お父さん お母さんが お話を毎日している家庭であれば、お話ができる子に育ちます。

お父さん お母さんが 日本語と英語を区別して話している家庭であれば、 バイリンガルの子に育ちます。

子どもの頃、言葉に乏しかった私は本が嫌いで感想文が書けず、文章題になった瞬間に算数が嫌いになりました。英単語は好きでしたが文法になったらチンプンカンプン。

そんな子に育たぬように、今日をきっかけに家族ぐるみで母国語を楽しんでみて下さい。



2018年5月15日

あたたかく見守る

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 8:18 AM

今年度から、某私立幼稚園より様々な経緯から1人の園児を保育中にあたたかく見守ってほしい。という依頼があり、スタッフが曜日毎のローテーションで出向しています。

保育中に親が四六時中その子の横にいると保育が成り立たない。担任の先生だけではカリキュラムが進行しない。園の先生は手いっぱい。そんな状況の中で、何かあった時に手を差し伸べてくれればいい。という簡単のようで重大任務を承りました。

子ども達の成長は日々得るものが多く、大人以上に頭と体がフル回転しています。

言葉・数字・歌・技術・作法・配慮。人間としての様々な獲得の途中で、挫折や喜び、諦め、再挑戦などを学んでいきます。

大人達は過去の経験からチャンスやヒントを与えていかなければいけませんが、全て手を出してしまってはいけないのです。

あたたかく見守る。  ご自宅で努めていますか?



2018年4月21日

やりたい事が見つかったときは何をすべきか?

Filed under: やらなカン,未分類 — スキップ江原 @ 4:20 PM

例えば、就職活動中に 『幼児体育』  という輝かしい職業があることに偶然気が付いたとしましょう。

子どもとあそんで、歌を歌って、鉄棒を回って、プールにも入って、お金をもらって・・・。イメージは薔薇色です。

しかし、幼児体育は経験と技術が必要な職なのです。その経験と技術とは、学校や専門学校で教えてくれる補助方や指導スキルではなく、小さい頃からの あそび経験です。

指導スキルは下手くそで当然です。経験がないのですから。しかし子どもは素直です。

サッカーボールを真上に高くけるだけで 『凄い先生だ!』 なのです。
高い跳び箱を跳ぶだけで 『凄い先生だ!!』 なのです。
二重跳びを100回跳ぶだけで 『すっ すっ 凄い先生だ!!!』 なのです。

そんな事なのですが、大人になってからでは正直難しいのです。

幼児体育指導者に限らず、やりたいことが見つかった若者がこのブログを見ていたら、この言葉を捧げます。

回りを気にせず、目的を持ってとにかく  あそべ ! そこにお金を投資しなさい!!



2018年3月12日

決断

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 11:44 AM

金曜日の夜。翌々日の日曜日に企画・運営する 日帰りソリ遊びツアー の最終ミーティングの為、レッスン後に事務所に戻ると、スタッフらが口々に「今日はよく揺れましたねぇ」と。車で移動中だったので地震の揺れを感じなかった私は「そうなの?」と軽く返答をし、2日後に備えて打ち合わせをし、帰路に向かいました。

カミさんに「地震があったんだって」と伝えながらテレビのニュースから流れた映像は、津波の映像。こりゃ凄いなぁ と思いながらも土曜日はイベントの仕事でショッピングモールへ。そこでも普通にイベントは開催されたのですが、当時の名古屋国際女子マラソン(現 名古屋ウィメンズマラソン)が地震により開催自粛との連絡があり、そんなに被害が大きいのか? と感じました。

情報が困窮し状況が掴みにくかった茶の間では、その後に明らかになる未曾有は把握できませんでした。

当然、日帰りソリ遊びツアーは中止を判断し、スタッフらが参加者一人一人に中止の連絡をしました。「楽しみにしていたのに」「判断・連絡が遅い」賛否はありましたが、緊急事態に今何をするべきか? を決断するエネルギーは相当なものでした。

あの日から7年。今何をするべきか? を自問自答しながら、10回ほど東北各地に足を運び支援活動をしました。今後も続けていくとは思いますが、私達が毎日営んでいる普通の生活が皆に行き渡り、支援という言葉が無くなるようになればと願っています。



2018年1月21日

目標とされる人となるために

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:55 PM

視力が悪くメガネをかけている人の悩みは、その人と同じ境遇の人でしか分かり合えない。

育児で悩んでいる人の辛さは、育児経験のある人にしか分からないでしょう。

スランプに陥っている選手の苦労は、同じスランプを経験した人にしか知り得ない。

あと1ヶ月弱で平昌オリンピックが始まり、その後にパラリンピックが開催されます。同じ境遇の子ども達に勇気と生き方を気づかせてあげられるのは、同じ悩みや苦労を撥ね退けて舞台に立った選手達が一番でしょうし、そこから次世代のアスリートが生まれることでしょう。

今を辛いと思っている人がこのブログを見たとしたら、あなたにはその体験談を子ども達に語る事ができます。

私達にできる事は、辛い経験をしている人達にエールを送る事しかできません。自分の生き様を子ども達に伝えて下さい。きっと助かる人がいるはずです。



2018年1月13日

出来ることしか出来ない

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 12:05 AM

私しか出来ないことはあると思いますが、私にも出来ないことは沢山あります。

私がやりたいことはまだまだ沢山ありますが、全てが出来る訳ではありません。

私が助けたい人は多くいますが、全てを救えるわけはなく、中には私の勘違いで助けを必要としない人もいるでしょう。

私は自分の損得よりも人の為にと尽くしてきましたが、故に裏切られたり非難を受けたりしたことも多々あります。

私は何万人もの子ども達とその親達に先生として教えてきましたが、子育て経験がないために親子間の悩みはわかってあげられません。

私は自分の価値観で子ども達のあそびの力を高める活動をしていますが、価値観の違いに高く厚い壁にまだまだブチ当たっています。

私は発達につまづきがある子達のための運動療育の活動を広めていますが、その活動で全員が幸せになるためにはまだまだ知識が足りません。

私は、私が出来ることしか出来ず、私が出来ることは極々少なく、大したことは出来ません。

日々努力  日々成長  そして日々反省



2017年12月16日

ぼやき

Filed under: やらなカン,未分類 — スキップ江原 @ 4:56 PM

私は結構人間が小さいので、愚痴ってばかりいます。いわゆる人のいない所での陰口です。

ついつい飲んだ席やイライラした時にポロっと出てしまいます。

今日からは、愚痴らず ぼやきたいと思います。

人を愚痴らず 自信にぼやく



2017年12月14日

許すかどうか

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 10:44 PM

レッスンは残念な事に無限ではなく時間が来ると終了しなければなりません。子どもの言い分だと「もっとやらせろ!」でしょうが、大人の都合で物事が進む事が世の流れです。

先日の放課後等デイサービスの運動療育で、レッスンが一旦終了となり間食時間に移るタイミングで1人の男の子が「もっとやりたい」「おやつはどうでもいいからやらせてほしい」と泣きで訴えました。納得しないと次の活動への切り替えが出来にくいお子さんの様で毎回この様なやり取りがあるそうです。

ただ子どもを預かるだけの場所であれば好き勝手にあそばせるのも有りでしょうが、子どもの成長を考える施設であるならば規則あっての生活をおくれるよう指導する人的環境でないといけないと考えます。

泣けば、わがままを言えば、愚図れば、大声を出せば、許してもらえたり思い通りに願いが叶ったりする。わけではない。という事を時間をかけて教えていかなければいけません。

思い通りにさせてくれない大人と対峙する子どもにとっては、誰も信じられないと嘆くでしょうが、社会に出た時に『加害者』とならぬように “今” を真剣に向き合えるかどうかです。

その子は私と10分くらいの話し合いの後に自分からおやつを食べ、宿題後の運動あそびでは何事もなく活動をしていました。

我慢を教えるのは根気勝負ですが、子ども達の未来のために『許さない』を時として貫いていきます。



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