2022年2月1日

デメリットをはっきり伝える

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:06 AM

先日お医者様とクルマに話になり国産高級メーカーの車をわずか数年で売却し、他のメーカーに買い換えたそうです。その理由がサービスの違い。

高級車ともなると高所得の人達が所持し、たまの休みの時にしか乗らない(乗れない)事がほとんど。社会的貢献をしている人達は尚更時間がない。車の調子が悪くなったとしてもディーラーに修理に持って行く事もできないから「取りに来て欲しいと」と伝えたところ、「そんな人いるんですか?」と言われ引取り料まで請求されたらしい。

商品やサービスが良くても説明にない事がそれ以外にも多くあり『ダメこのメーカー』となったそうだ。

セールスでもそうですが、商品の悪い点を説明してくれる人や企業はあまり出会った事がありません。何故ならマイナスイメージは購買意欲を削いでしまうからです。でもこれが後から大きな問題になるのも事実です。

スキップの場合、電話問い合わせの段階で先にメリットとデメリットを赤裸々に話します。後々モンスターを増殖させない為です。それでも入会したい人達が来てくれた方がスタッフ達も全力でサポートできます。

デメリットをはっきり伝える。勇気のある事ですが、顧客としても有難いですよね。



2022年1月31日

親の脛をかじるのも実力?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:14 AM

世襲 の意味を調べると、『その家に属した格式・仕事・財産などを、子々孫々うけついでゆくこと。』と出てきました。

世襲議員に異議を唱える人もいますが、当選させるか否かは投票者にあり、親の七光りで当選できたとしても仕事がお粗末だったり不祥事があれば次回選挙に選ばれません。

歌舞伎界など伝統を引き継ぐ芸能や、味噌蔵・酒蔵・農林水産業もいわば世襲です。

開業医の息子さんが高級外車を購入した。という情報がSNSで上がってきました。まぁチャラい奴。総額2,000万円。実力なのか?おねだりなのか?

でもそんな家に生まれ育ったのも実力と思っています。本当の実力は受け継いでから。

腕が落ちる・味が変わる・対応が違う・サービスに差がある etc 代が変われば当然何かが変わるもので、些細な変化でもファンは気づくものです。

親の仕事を受け継ぐ世襲は起業よりもハイリスクと考えると、それに気づくまでは親に頼るのもアリなのかな。と思います。



2022年1月29日

親と同世代のスタッフの利点

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:27 PM

ベテランの域に達した私のレッスンを希望する方がまだ多くいますが、子どもにしてみたらお父さんよりも歳をとったジィジ世代の人が遊んでいるようなものです。

子育て世代のスタッフが2人いますが、親にとっては子育てのツボを実体験で熟知しており、同世代で話も合うのではないでしょうか。

オッサンは講演会やイベントで力を発揮します。また、親御さんが私から学びを得たいのであれば是非ご用命下さい。



2022年1月28日

怒る

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:56 AM

人の感情の一つに『怒る』があります。

叩かれたり嫌がらせをされた時に怒る事がありますが、それ以外の怒りの感情に、うまくいかない・思い通りにならない などの自発的な感情と、言うことを聞いてくれない・無視された などのように他人に対する怒りの感情があります。

後者については、自分自身を基準とした時に自分の思いや感覚に、他者の行動や発言が適合しない場合によくおきる感情です。

例えば野球。監督がバントのサインを出したにもかかわらずスイングをして空振り三振。更にランナーが飛び出しダブルプレー。プロでもあり得る事なので少年野球なら尚更です。

そこで大概の監督は怒るでしょうが、本当にこの監督は正しいのでしょうか?

正しいサインや指示を出していたか?
試合前にサインの再確認をしたか?
選手はサインを理解していたか?
選手はバントができたのか?

ヒューマンエラーはいつでもどこでもどんな時でもおこります。ミスを少なくしてあげるのが大人やトップの務めで、怒る感情を出す前に振り返る事ができる人が大人やトップになって欲しいと願います。



2022年1月25日

話を聞く と 言うことを聞く は別物

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:54 AM

『聞く』というメカニズムは未だ解明されていない事が多いようで、何十もの音が混在していても聴きたい音だけを聞き分ける事ができる。逆に聴きたくない音は聞こえていても排除する事ができる。

毎日が命がけのサバンナに住む動物達は特にこの機能が研ぎ澄まされているのであろうが、人間は都合よく聞く事ができる曖昧な生き物であろう。

で、本題。

子どもも大人も大概話は聞いているのですが、自分自身にメリットのない話や不明瞭な話は聞き流すものです。後に困り果ててから聞く耳を持ち情報として取り入れていく。市役所などの窓口でクレームを言っている人達は私も含めて、だいたいがこの状態でしょうね。

大人ですらそうなので、子ども達がゲームをしながら話を指示を聞けるわけもなく、お母さんはいつも荒れ狂うばかり。

指示が聞く事のできる環境設定とスタンバイ状態になるまで待つ対応が必要です。



2022年1月21日

思ってもみない未来

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 1:48 AM

子どもの頃に夢見ていた職業や生き方が現実的に叶った人ってどれくらいいるだろうか?

政治家 起業家 専門職 etc

ごく僅かながらプロスポーツ選手のように目標に向かって日々練習に励み栄光を掴み取った人もいますが、ほとんどがこんなはずじゃなかったのに今では夢とはかけ離れた仕事や生き方をしています。という人ばかりだと思います。

私も起業するとは思ってもみませんでした。

たくさん夢を見て、たくさんチャレンジして、気が付いたらそのお陰で夢とは違ったけれど違う世界の今がある。そんな生き方も悪くはない。そんな生き方に胸を張って進んで欲しいと思います。



2022年1月15日

聞く

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:24 AM

『聞く』というメカニズムは非常に難しく、言葉が理解できていなければただの雑音で、脳が相手の言語情報を正確に解析できているかどうか?それを情報通りに行動できたか? が、言うこと聞いたね!となるわけです。

そもそも
①受動器(耳)が機能していなければ聞くことはできず、
②耳から得た情報が脳まで伝達しているか?
③脳が羽角解析して伝令信号を出しているか?
④脳からの指令が各パーツ(手や足など)に伝えているか?
⑤伝わったパーツそのものは機能しているか?

あ〜難しい。

『見る』『嗅ぐ』『みる(味』『痛がる(肌刺激)』を含めた五感が機能していて、体がよく動き、日常生活を普通に送る事ができている事を、いつでも感謝しましょう。



2022年1月14日

変わるものと変わらないもの

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:58 PM

昭和ではゆっくりと、平成では急加速な情報の変化を遂げ、令和では更なる加速度を増していくと思われ、買い物や学校・仕事のスタイルをも『当たり前』のスタイルを変えていきました。

でも、対人サービスそのものは変わりようがなく、子ども達の基礎運動は逆に変えてはいけない基礎のベースです。

一昔前の、『みんなと一緒に動く』『開脚跳びや逆上がりなどの技を磨く』などといった幼児体育スタイルが一時ブームでしたが、一周回ってあそびの多様性を重視する流れに傾いてきました。

年末にスポーツ庁から発表された全国体力テストの結果について、愛知県の小学生男子が7年連続最下位という非名誉な結果となりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9188e5553258e0506a768a61283f316f7b853769#:~:text=%E5%85%A8%E5%9B%BD%E4%BD%93%E5%8A%9B%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A7%E3%80%81%E6%84%9B%E7%9F%A5,%E7%9C%8C%E3%81%8C%E6%9C%80%E4%B8%8B%E4%BD%8D%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%8

あそびも変化している昨今、体を使ったあそびをもっともっとご家庭でして頂けるのが理想ですが、時代はそうではありません。

だからスキップはお金を頂いてあそびを徹底的に提供し続けます。



2021年12月7日

しない事への挑戦

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:06 AM

不要不急という言葉を多く聞かれるようになり、出かけちゃダメなんだ。遊んじゃダメなんだ。という禁止を想像させる行動制限に国民が耐え忍んできましたが、逆に無駄が省けたような気もします。

必要な事と不必要な事。今やらなくてはいけない事と今じゃなくてもいい事。やりたい事と我慢できる事。

『今はしない』への挑戦はまだ続く事でしょうが、新しいスタイルが確立する変革期なのでしょうね。



2021年12月1日

楽して得は獲れぬ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:52 AM

今年度卒業見込みの学生が弊社に就職希望の面接に来て、トライアル期間の3ヶ月に至る事なく辞していきました。

残念な事に彼の専攻はフィットネストレーナーで、県や国が認定する教育免許や保育免許の認定校ではなかったのです。

弊社の入職基準は、幼稚園教諭・保育士・教育免許のいずれか、もしくは児童心理士などの特殊免許を取得している事。体育ができることはむしろ関係なく、教える職種であるが故に子どもの頑張りを後押しする先生が必死な努力をし憧れとなってほしいが為の、教育者としたら当たり前のハードル設定です。

彼には保育士なら独学で一発取もでき、私が卒業した夜間部の専門学校も紹介して、働きながら免許取得も勧めたのですが・・・。

過去にも教員免許や福祉免許の取得可能な大学に入学したにもかかわらず、在学中の単位不足で手ぶらで卒業しました。という就職希望者も何人もいました。

「がんばれっ がんばれっ」がほぼ毎日の仕事です。指導者がもっと頑張れである。

楽して得はそう簡単には獲れません。時間やお金はその時は損な気分になるかもしれませんが、在学中に目標がなかった人にとっては目指す目標が定まってからの学びは貴重なものだと思うのですが。

途中で辞められる事を考えれば良かったです。とスタッフに励まされましたが、残念でなりません。



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