2014年10月24日

刈谷市教育対話集会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:43 AM

刈谷市教職員組合より講演依頼をうけ、「刈谷市教育対話集会」講師を務めてまいりました。

刈谷市教育対話集会刈谷市教育対話集会

市内小中学校のPTAと教職員組合の方々が、子ども達体力低下の実態と日頃の運動状態を把握し、今後の取り組みと課題を熱心に考えておられました。

その後に担当した講演では、あそびを取り入れて子ども達の「できない」について考えて頂きました。

刈谷市の教育に対する高い意識が感じられた会でした。



2014年10月21日

復興イベントの真相

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:18 PM

今年もご縁があって福島県南相馬市へ伺うことができました。

被災にあった経験のない私達にしてみれば震災以降、被災者の方々の生活・仕事・人間関係など様々な変化と様々な苦労は知りえることはできません。そんな場所でのイベント開催。

イベントといえば人がたくさん賑わい活気だっているもの。しかしここでは圧倒的にお客さんの数が少ないです。それでも関係者の方々は口々に「大成功」と喜んでいます。

観客動員数が多いことが成功の1つと思い込んでいた私が気づかされたことは、被災地域ではまず開催をしてみること。そして、急の避難を余儀なくされた住民に戻ってくるきっかけを作ってあげること。「生きている」 「久しぶりに家に戻ってきた」 「心も体も戻る事ができた」 そんなきっかけであるイベント開催でした。

他地域の人間にできること。それは、地元に人に少しでも楽しんでいただくこと。そして、要請があった時にいつでもいける健康な体を維持すること。

来年もご縁があればと思います。



2014年10月18日

南相馬市へ

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 11:58 PM

今日はイベント会場である福島県南相馬市へ来ました。 後々聞いたことですが、今回のイベント会場である南相馬市小高地域は福島原発から20キロ圏内であるがために居住できない地域だそうで、地震の被害で箇所箇所が傷んでいる建物もありますが、それより目についてしまうのが人が住んでいないたたずまいで、草木が伸び放題の住宅や家具が横たわっている商店街があちこちにあるという現状です。

そんな地域でイベントを開催し少しでも多くの地元住人を今日だけは戻ってきてほしいという思いがひしひしと感じられる人達の気持ちが伝わりました。

JR小高駅JR小高駅

JR小高駅は震災以降電車は来ていません。

南相馬市小高地区南相馬市小高地区

商店街周辺は当時のままで、手をつけたくても放射能汚染のため居住不可能な状態です。

復興イベントそんな状況でも多くの人達に地元で楽しんでもらいたいという活気が伝わります。

まだまだ復興には程遠いと思います。残された人達の今後がどうなるかがこの地域の課題だと皆さんの口から聴くことができました。



2014年10月17日

南三陸町

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 5:39 PM

被災地支援イベントの要請で今年も東北へ行くこととなり、1日早めに出発をして南三陸町を訪れました。

防災センター南三陸

南三陸南三陸さんさん商店街

防災センターには慰霊で訪れるツアーの方々で観光バスが入れ替わり立ち替っていました。その周辺は見渡す限り荒地で残骸はほとんどなく、ダンプカーなどの業者がひっきりなしに行き来し、道はある程度整備されていました。

ナビで表示される建物がその場所にないのが被害の大きさを物語っています。

復興の旗印で設立された「南三陸さんさん商店街」は、有名人や著名人が訪れたこともありなかなかの活気でした。

仮設住宅もちらほら確認でき復興にはまだまだ時間がかかりますが、確実に元に戻ろうとしています。

明日から福島県南相馬市でイベントの手伝いをしてきます。どんな出会いがあるのか今から楽しみです。



2014年10月13日

三つ子の魂 百まで

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:08 PM

「三つ子の魂 百まで」 幼い時に得た性格は、年をとっても変わらない ということ。

人の性質や性格の多くの部分は乳幼児期に形成されます。見た目には寝てばかりいる乳児の赤ちゃんでさえ、メモリー機能が白紙の状態から「音」「光」「におい」「温度」「味」などを五感で感じ、毎日フル活動で獲得しようとしています。中学生が受験勉強で覚える力の何十倍も人間としての学習をしているのです。

あそび力(運動の基礎)は10歳まで、人格形成は3歳まで。 単純にはこういうことです。

子育ては手を抜かず、お子さんと共に学んでいこうとする姿勢があれば100歳まで安心できると思います。

先人の知恵を参考に愛情をたくさん注いであげてください。



2014年10月9日

子ども達の可能性

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 10:02 PM

9月末から10月にかけての週末は契約園の運動会でスタッフ達も休みなく出向しており、お盆明けからの1ヶ月は疲れもピークではありますが子ども達の成長が著しく伸びていき、毎日が楽しみでもあります。

総練習

年長5歳児は覚えなければならない事や演技として立派に行わなければならない事が多く、それでも毎日楽しく取り組んでいるなぁと感心します。

私が担当する指導園の1つは来月に親子で作成した竹馬を利用して竹馬入場をするべく暑い中練習を繰り返してきました。9月になってもなかなか成果が見られず先週の練習でも補助を必要とする子ども達が1/3もいたのが、この1週間でほとんどできるようになり、毎日運動会練習のさなかにもかかわらず本番に合わせてくる子ども達の力に無限の可能性を感じますし、毎日日向となり日陰となって真正面に向き合っている先生方のチームワークにも頭が上がりません。

あとは休日を楽しむだけ。今週末も天気が心配ですが晴れ舞台に輝いてほしいと思います。



2014年10月5日

給食番長

Filed under: えっぱら推薦図書 — スキップ江原 @ 10:23 PM

給食番長
給食番長 よしなが こうたく 作 好学社

指導園の文庫で昔没頭してしまった作品を、急に思い出してシリーズごと購入してしまいました。

1年2組の児童たちはとても個性的。腕白小学校で繰り広げられる問題を先生や生徒たちが、正面から向き合い自己解決していくストーリーなのですが、展開が面白く、 作者が福岡県生まれという事もあり博多弁訳も記載されています。

食育・挨拶・掃除・生きものへの思いやり・時間厳守の大切さまで、笑って泣いて、楽しく学べる大人気シリーズです。



2014年10月3日

またもや朗報

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:51 PM

今年8月に臨時職員で名古屋市の養護学校に勤めるため退職した佳那子先生から 「岐阜県の教員採用試験に合格しました」 と朗報がありました。

一念発起で退職を申しで、9月に名古屋市の臨時職員が決まり、来年の春からは晴れて教員と、彼女の決断力と運気には頭が下がります。

「毎日の生活はどうなの?」 との問いかけると「毎日が楽しくてたまりません。」 と即答で返ってきました。 養護学校ですのでそれなりの苦労は計り知れませんが、それをも楽しさに変えることができるのであればもう問題はないでしょう。

良い先生に育ちました。そして良い先生に最後まで助けられました。とても快い1本の電話でした。



2014年10月2日

話し合えある相手

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:46 PM

思いのうちを話し合えある相手 話を聞いてもらえる相手 アドバイスをしてもらえる相手など、あなたに周囲にはあなたの良き理解者は友人いますか?

このような人がいるだけで何回も甦ります。また、尊敬できる人や信頼できる人にエールを送られると、迷いから解き放たれ不思議とやる気が沸いてきます。

家族・友人・先生・先輩・後輩・上司・部下・ビジネスパートナー・ライバル・異性の友達などがあなたを何度も勇気付ける力を持っています。

そしてあなたもその力を持っているのです。

私も何人の人を助け、その何倍も助けられたことでしょう。

話し合える相手がいることは財産です。



2014年9月29日

偉い人って、なんだろうね?

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 8:52 PM

「お偉い地位の人の仕事ってなんでしょうね。」こんな事を聞かれた事がある。

本来の仕事(ものづくり・包丁人・営業etc) で入社したものの、地位が高くなるにつれて取引先との接待が仕事のようになってくる。仕事と称して毎晩のみ歩いていれば子ども達だって「父ちゃん酒臭い!」となってくる。

確かに酒の席のほうが相手の思いのうちが聞けたり、普段では見られない姿が見られたりと、仕事としては有利に働く場合がある。が、そんな仕事も程々に少しでも速く帰って子どもの寝顔を見るのではなく会話を楽しんだほうが家族としては良いのではないだろうか。

何のため・誰のための仕事かを振り返った時に、これでは結婚もできず家庭も養えない。と思い15年前にあっさり退職し、独立をした。たまには帰りが遅くなる時もあるがお陰様で「偉い人」ではない様で、雇われている時よりは責任という重いものを担いだ代わりに早く帰る事ができている。

偉い人よ。あなたたちがビジネスモデルとライフモデルを社員や社会に潔く示すことができたなら、若かりし頃にそんな会社に入社してみたかったと思う。

今はそんな夢の途中。



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