2016年3月30日

電話のかけ方

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 7:11 PM

先日、2年間監禁されていた女子中学生が無事に保護され、犯人が逮捕されるという事件がありました。逃げるタイミングを計り駅に設置されていた公衆電話から母親に電話をし、母親の機転を利かした指示で警察に助けを求め、その場で保護されたそうです。

スマートフォンの普及により公衆電話が街から突如として公衆電話が姿を消しましたが、いざという時に緊急電話がかけられるでしょうか?

お子さんと緊急時の対策として下記の事を話し合ってみてはいかがでしょうか。

1  公衆電話のかけ方を経験する。  携帯電話世代のお子さんはプッシュ回線で電話をした経験が極めて少ないようです。受話器を上げ→硬貨を入れ→電話番号を入力する。この一連の行為をお子さんにも経験させて上げてください。(緊急ボタンを押すと入金は不要です)

2  電話番号を覚える。  自宅電話番号、家族の携帯電話番号を知らない人が多いようです。電話のかけ方を覚えても肝心な番号がわからなければ話したい人に繋がりません。自宅と親御さん最低1人の番号は記憶しておくと良いでしょう。頭ではなく何回もプッシュして指で覚えた方がよりBetterです。

3  他人と話せる経験を積む。  いざという時の助けはほとんどが見ず知らずの他人です。自分の意思を自分の言葉で話せる習慣をつけるのも大切です。

携帯電話に頼らない生活や頼らない生き方を家族で話し合ってみてください。



2016年3月28日

放課後等デイサービスでのプレゼン

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:49 PM

ここ2~3年、放課後等デイサービスからの依頼や問い合わせが多数あります。スキップが起業以来、運動療育に特化して行ってきた芽がようやく開花し始めたと感じています。

今月は三重県鈴鹿市と岐阜県岐阜市のデイサービスにて子ども達とあそんできました。

こだわりの強い子。常に一生懸命な子。思い通りにいかず輪に溶け込めない子。運動が苦手な子。色々な子がいますが、運動療育が必要と考える方々に我々のアプローチが適合し将来に役立つ活動になればと思っています。

スタッフの育成をしてからの出向となるため、契約を希望している事業所の方にはお待ち頂くこととなりますが、事業所職員に対する研修はお受けできますのでお問い合わせ下さい。

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2016年3月19日

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 8:57 AM

卒園記念品を各園に届けにいくと、当然の事ながら卒園式の練習をしています。生成粛々の空気の中に私が顔を出すとグチャグチャになってしまうと思い、挨拶もそこそこにおいとましましたが、指導者の立場の私は1年間お世話になり園児達が小学生となっていくんだな~。という思いのこの時期。

担任の先生はこんな軽い気持ちではないでしょうね。皆さん思わず涙しました。とよく聞きます。それほど園児にとって思い入れが深かったんでしょう。

親御さんにとっては、無事に6年間、12年間、15年間、18年間、育ってくれたという子の成長と自分への労いから思い起こす事が多いのではないでしょうか。

3月は別れの春でもあり新しい環境のための準備の春でもあります。

卒園 卒業された皆さん。おめでとうございます。4月からを十分楽しんでください。



2016年3月15日

頭で考えろ! とは?

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 6:44 PM

先日、放課後等デイサービスのスタッフの方と食事をしながら話をしていました。施設を利用しておられる子どもさんの小学校の担任の先生が厳しい方のようで、何か失敗をすると 「もっと頭で考えろ!」 と言うのが口癖のようです。

その子は言葉での表現が苦手なうえに力加減も常に全力な為に失敗が多いようで、毎日先生から 「考えろ、考えろ!!」 と言われているようです。

堪りかねたそのお子さんは 「考えろ、考えろって、どう考えればいいんだよ~!」 と反論したそうです。

実際に現場でそのやり取りを見たわけではなくその子からの言葉のまた聞きですので、その反論に対して担任の先生がどう対応したかはわかりかねますが、大人として、教師として、指導員として、先生として、子ども達に「頭で考えろ!」 という投げかけは非常に難しい謎解きである。

私もこのキーワードはよく使う言葉ですが、子どもの学齢や力量に応じたシーンで使うように心がけています。また、もし大失敗を犯してしまったシーン(例えば給食中にお茶をこぼしてしまった)に出くわした時に、ちょっとこちらが落ち着いて 「どうしたらいいと思う?」 と少し穏やかに言うだけでも子ども達は頭で考えて行動ができるはずである。

子ども達は常に大人達の顔色を見て生活をしています。高圧的に 「考えろ!」と口癖のように言われても何をどうしていいのかわからず、その環境が嫌になるのが目に見えています。子どもは日々失敗から成長する生き物なのだと大人が理解してあげるだけでも、子ども達への対応が変わってきますしミスも少なくなると思います。

まずは大人達が 「もっと頭で考えろ!」 だと思います。



2016年3月11日

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Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:31 PM

生き長らえた人

故郷を離れた人

高台を選んだ人

海を選んだ人

現地を訪れた人

復興活動に携わった人

生まれていなかった人

テレビでしか知らない人

今私たちにできる事は元気に生きる事。

いまだ行方不明の方々の1日も早い発見を願い今日という日を忘れないこと。

それしかできませんが、それが一番の被災者への追悼だと思う。



2016年3月10日

プラスのエネルギー

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:35 PM

今日、放課後等デイサービスの社長と打ち合わせの為喫茶店で話をしていました。

この方とは昨年8月に出会い、9月オープンから運動療育で契約をさせてもらい、今週末の2号店オープンに伴い内覧会を兼ねた運動療育体験のお手伝いをさせていただくのですが、とにかく勢いがあります。

「先生、このオープンにすべてをかけています。」と私を頼ってくれていますが、求人があっという間に潤い、リズムダンスの講師もその方から訪ねて来たそうです。

私も体験した事ですが、起業して間もない頃がむしゃらに勢いがある時に多方面の良い人材が向こうから訪ねて来てくれました。

この社長にしてみれば私もその1人なのかもしれませんが、今の私がスタッフ不足で困っているので、この方のプラスのエネルギーを少しでもあやかりたいと思います。

今週末は少しでも力になれるよう務めていきます。



2016年3月5日

価値あるものに

Filed under: プレジャーアリーナ,子ども達との日々 — スキップ江原 @ 7:50 AM

スキップが主として行っている個人レッスンは、家庭教師の場合は会員宅への訪問に費やす交通費や移動時間、アリーナ(名古屋本部)利用の会員には教室の独占利用の費用などを、地域や年齢・カテゴリーの差が出ないように、レッスン料に含んでいます。故に1時間のレッスン料が普通の習い事1ヶ月分ほどとなってしまいます。

会員様負担が高い分、儲けに繋がるかというとなかなか存続するのがやっとですが、困っている子どもが目の前にいる限り個人レッスンは続けていくのが私達の原点です。故に料金以上の満足度を提供するようにスタッフがそれぞれ工夫をしています。

子ども達には楽しい活動の中にも結果を求め、親達には子ども達の成長を確認してもらいながら解説や総評をしています。

出張で開設している一部の課外教室を来年度からレッスン料の大幅見直しを会員に伝え納得していただきました。(納得していないかもしれませんが)

運営上現行の会費での運営が困難である事と、低料金が故に欠席・早退・遅刻が多く目立ち、満を持しての決断でした。

金銭的にちょっとの負担をしていただいているので、会員にも十分以上の満足をしていただきたいですし、値上げをした責任として今まで以上の内容を提供できるよう気を引き閉めなければなりません。

レッスン料は形に残りにくい 評価と満足度の金額ですので、幼児期・児童期の限られた年数を十分に満足してもらい、毎日をインパクトの強いレッスンとなるよう努められればと常に思います。



2016年2月18日

メッセージにスリルを

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:40 PM

園長先生との話の中で、携帯電話のあり方についての話になりました。

テーマとなったのはメール機能。

何でもかんでも送信で済ましてしまう。返信をしないと明くる日に相手にされなくなる。隣にいてもメールでの会話になる。

ごく最近も芸能人同士での無料アプリを使ったメールのやり取りが漏洩され活動自粛に追い込まれる問題が起きたり、メールの解釈の違いからいじめや殺人になるケースも話題となってしまう世の中。

いっそのこと携帯電話が無かった時代に戻ってみませんか。

皆さんも記憶にあるように携帯電話が無かった時代は、特に異性に対してのメッセージ伝達はスリルにあふれるものでした。

家電話を使う時は、まず兄弟に「何時からは俺の番!」などと通話料も支払ってもいないのにルールを決めて、お互いに取り合っていたものです。また、好きな子に電話をする時には 『頼むからお父さんは出ないでくれ~』 と祈ったものです。

電話の受け答えだけでも小学校の頃から既に身についたものです。これもスリルから独自で学んだ事です。

手紙も、授業中に 『○○に渡して』 と訴状のように書き記し後ろに送ったものですし、下駄箱は靴だけを入れる空間に在らずで、手紙を入れたり入れられたり。

学校生活はそんなスリルで溢れていた様な気がします。

伝達ツールのアナログ化を今の子ども達に教えることでもっと学校が楽しくなるのではと思いますがいかがでしょうか?

(普通に今も存在していたりして・・・。)



2016年2月16日

食事中も姿勢保持

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 5:24 PM

幼稚園のレッスン後の給食の時間。園児達と一緒に食べていると年長組だけちょっと変わった椅子に座っています。

パック椅子

牛乳パックを利用した姿勢保持強化椅子。背もたれもなく前後に荷重がかかりすぎるとひっくり返ります。

体育レッスンで 『下半身の無意識化』を良く先生方に説明しますが、まさに座位の姿勢保持にはこれが一番。

こんなところからも子どもの成長をちょっとだけ応援しているんですね。



2016年2月14日

親のこだわり

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:37 PM

子どもに専門的にスポーツを教える場合、どうすればいいのか?  とよく質問されます。

野球 サッカー 柔道 テニス 水泳 など、お父さんやお母さんが学生時代に行っていたカテゴリーが子どもにも受け継がれやすいと思われますが、実際にどのように教えて良いか ある程度のところで親として壁にぶち当たってしまうようです。

策は色々ありますが、どれも正解でありどれも答えではありませんが、親としてしてやれるアドバイスをいくつかあげてみます。

A 時間や自由を犠牲にしてとことん付き合う。昔ながらの親子鷹。辛い時も妥協なしで子どもを信じ己を信じる。レスリングの浜口選手や吉田選手、ボクシングの亀田選手。古くは星飛雄馬や猪熊柔がこのケース。

B ある程度の時期から親が全く口を出さない。憧れだけをインプットさせ、後はプロコーチに任せる。変な癖や我流の理論に染めない点では理想。お金がかかる何て言っていてはアスリートになれません。

C 趣味程度に一緒に付き合い、部活やクラブチームで技を磨き、お互いに切磋琢磨する。良き理解者であり身近なライバルになる。

D 子どもの自主性に任せる。少林寺憲法に飽きたら野球、野球で無理と感じたらバスケット、と子どもの思うがままに色々体験させて、自分にあったスポーツを自分に探させる。(私がこれでした)

上記以外にもお子さんの育て方はまだまだあるのでしょうが、お子さんの成長を日向となり日陰となり見守ってあげてください。

 

 



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