2016年7月13日

ピタゴラ装置を作ろう

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:54 PM

今年から始まった 運動療育指導者研修。放課後等デイサービスに携わる方々が集まり、発達に遅れがある子ども達のために運動あそびを学びに来ています。

今日のテーマは 夏休みに使えるあそびのあれこれ。

テニスボールを使ったあそびのレパートリーを何種類か紹介した後に、参加者全員が3チームに分かれて『ピタゴラ装置』の作成に取り組んでいただきました。

アリーナ内にあるものなら何でも使用可。テニスボールから始まる見た目にも面白い装置の開発。 以上2点のテーマで作成開始。

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始めはテンションが上がらない人。座学や運動は眠たそうだったのに覚醒をした人。徐々にボリュームが上がってきた人。アイディアをプレゼンする人。裏方に徹する人。皆さん個性は様々でしたが、取り組んでいる時の顔は真剣でまさに『わらべ心』でした。

30分の取り組みのはずがあっという間に1時間。 失敗しては改良し、成功したら欲がでて、精度を高めるために更に改良をし、皆さんナイスチームワークでした。

各事業所にはアリーナほどの備品はないとは思いますが、ないなりに何か変化のあるあそびを工夫ひとつで作り上げることは可能です。

40日間の夏休みがディズニーランドのようなデイサービスであることを願います。

成功したかどうか?? それは想像におまかせします。



2016年7月9日

選挙前日

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 9:31 AM

公職選挙法の改正による初めての国政選挙が明日投開票となります。18歳の若者にも選挙権が与えられ社会に対する意識が少し変わってきたのではと思います。

私は既に期日前投票で済ませましたが、平日にもかかわらず多くの方が投票所に並んでいたのには少し驚きました。

昨今、投票率の低下が取り上げられています。

※ 今の政治に関心がない。興味が持てない。どの政党がやっても同じ。面倒くさい。1票で世の中は変わらない。

どれも正解。

選挙を1回行うだけでどれくらいのお金がかかるのでしょうね。 衆議院議員選挙でおおむね600億だそうです。 そのお金は当然我々の税金であって、1票を投じても投じなくてもそのお金は無くなっていくのですね。

実はその後が大事で、良い政党やリーダーが政権を担えば、生活が豊かになり未来も明るくなるような気がしますが、ダメダメ政党がそれを担えば更に無駄な税金が使われてしまうのです。

前ウルグアイ大統領のムヒカさんのように、給料のほとんどを寄付し、官邸にも住まず、海外遠征も隣国の政府専用機に便乗させてもらうという、徹底した節約家がトップになれば国民も納得するでしょうが、毎日のように温泉行くフリをしてカラ出張をし号泣会見をしたり、週末に別荘に公用車で行き来したり というお粗末な政治家が後を絶ちません。

明らかに投票しない人の数の方が多い昨今の投票率。仮に投票率が30%だとすると100人中30人の投票から人気のある政党の方針を100人が従わなければなりません。70人はそれを黙って従うかというと大概が文句は言うでしょう。でもいざとなると投票はしないという悪循環。

1票を投じなかった人 = 上記で述べた ※の人達。 まさにこの人達を悪の党はターゲットとしているのです。

さー明日は投票日。70人が動いたら凄いことになると思いますが、皆さんはどう思い、どう過ごしますか?

クタクタになるまで働かなくても子どもが元気で健やかに育つ社会でありたいと思います。



2016年7月3日

その子の将来を見据えているか?

Filed under: やらなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:59 PM

保育園やデイサービスでよく相談を受けます。

「子どもを叱って良いのでしょうか?」

ダメなことをその場でダメと言えず躊躇してしまうと、また同じ問題が次の日にも起こり、受ける側の保育士や指導員が業務に対し嫌気をさし、子どもと向き合えなくなり、業務拒否にもなりかねません。

ならぬものはならぬ」にも綴りましたが、理由はどうあれダメなものはダメなのです。それが人間の社会です。

「2回までは許しています。」そんな社会はあり得ません。

子どもだからこそ、成長過程だからこそ、その子のために叱る事が大事なのです。

問題は叱り方。そこが指導者1人1人の質です。

皆さんは毎日叱らない過ごし方ができるように子ども達としっかり向き合えていますか?



2016年6月28日

まさにVS嵐

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 7:36 PM

今日はあいにくの雨。 プールレッスンの予定でしたが遊戯室にて運動あそびとなりました。

上手に並ぶことも大事ですが、空いている場所があれば他児に迷惑をかけないようにドンドン行うように指示をしています。

今日のテーマは 『VS嵐』。

鉄棒と跳び箱の上に折り畳み式のセフティーマットをかぶせ、この壁を乗り越えろ!!

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全体が柔らかく重みもあるのでマットが倒れる心配が少なく、助走をつけて激突する子にも安全。

さー巨大な壁を登り切ることができるか!!??



2016年6月25日

あそびで稼ぐ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:51 PM

放課後デイサービスで内覧会をかねて運動療育体験会に講師として依頼がよくあります。発達に遅れが感じられるお子さんに対する運動療育が近年注目されており、スキップのプレジャートレーニングが必要とされていると感じられるようになってきました。

「以前、先生のようにレッスンをやってみたんだけど上手くいかないんだよね。」 「子どもがのってこないんだよな。」

スタッフが行った現場でも 「新聞紙1枚で2時間もあそべることに勉強になりました。」 との報告も受けました。

子ども達はあそびたくて仕方がありません。でも同じあそびでは飽きてしまいます。如何にベースとなるあそびから発展できる知恵があるかが、指導者の資質であり幼少期に培ったあそび経験です。

あそびで稼ぐ。

簡単そうで奥が深いんです。

スキップは 子どもも親も納得する あそび集団です。



2016年6月20日

サプライズ

Filed under: 保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:10 PM

今月16日は私の誕生日でした。早いものでもう45歳。年をとりました。

体育レッスンにお邪魔した幼稚園で、レッスン後になぜか私の誕生日を知っていて、急遽サプライズの誕生会をしてくれました。

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歌のプレゼント。体操のプレゼント。大変ありがたかったです。

そして、

この園では誕生日の会に手形をおして記念色紙を作るそうです。1年1年の成長を確かめるための証でしょうね。

と言うことで私も手形を押すことに。

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園児が手を添えてくれました。

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来年はこの手形よりも大きく成長しているのかな?



2016年6月19日

引き込む

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 7:23 AM

私自身も見られる立場、唱える立場です。

最近では放課後等デイサービスの職員を対象とした運動療育研修を担当しております。人前に立つからには何か1つ物にして帰ってもらいたい。そんな思いを常に思っている反面、親子体操などのワークショップでは楽しみの中から唱える中で、100人中1人が子どものために実践してくれたら。そんな空虚な思いもある自分がいます。

たまたま昨日は午前と午後、2つの講演会を膨張することができ、ゲストの立場で講師の 『引き込む力』 を勉強してきました。

午前は保育園主催の親子に対する子育て講座。在園されている保育園の親御さんが一堂に集まりカウンセラーの先生が40分ほど話をされていました。

子どもの訴えやなだめ方など、内容は大変納得いくものでしたが、残念なことに講師の方の魅力がなく、大人達でさえ居眠りやコソコソ話などのザワザワ感がありました。

午後の公演は地元の青年クラブ主催 60周年記念公演会で、応募に当選して無料で公聴できました。

テーマがあるのですが完全に脱線し、メモ書きできる内容は1つもなく、有料だったらテーマに沿った内容ではないと文句の1つもつけたいところでしたが、講師登場から90分間 常に笑いの渦。

東国原 英夫 氏の 『社会を生き抜く決断力』 とのテーマでしたが、『そのまんま東 の政治家体験談』 でした。

前者も後者も魅力はあり、どちらも学ぶべきものが多くありました。

「この公演会は楽しかった」 だけではなく 「ここが勉強になった」 「なるほど そうなのか」 となるような自分になるための良き1日でした。

もうすぐ参議院議員選挙。応援する政党は今となってはありませんが、どの候補者が引き込む話をしてくれるか。ぼんやりと聞いてみようかな。



2016年6月15日

子ども達と向き合う方へ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:25 PM

思わず遊びたくなり 遊び込む 環境と援助

 

「遊び」 を今熱中しているスポーツや習い事に置き換えても良いでしょう。

「環境」はお金を積めば遊園地やスタジアムでも作れますが、「援助」は指導者や支援者・先生など大人達の発想力や想像力が重要です。

いくら凄い施設(環境)でも、遊び方のバリエーション(援助)がなければ、いつかは飽きてしまいます。

物的環境と人的環境、さらに人的環境からの多彩なアイデアと言葉がけが整えば、思わず遊びたくなり 遊び込むことは間違いなしです。

結構難しく思い言葉です。



2016年6月13日

未知への挑戦

Filed under: プレジャートレーニング,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 10:10 PM

下恵土どりーむキッズ 年中コース にて

モンスターボックスをとにかく登る。自分の背よりも遙に高い跳び箱をとにかく登る。指の末端からつま先までを使ってとにかく登る。

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目で見られない下半身をうまく使えるかがこのプログラムの鍵である。

下半身がうまく使えるようになれば水泳のバタ足やサッカーなどに応用することができるだけでなく、生活の幅がグンと伸びる。

寝転がってばかりいる子ではできない芸当である。

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最後はジャンプ。150cmはあろうところから跳び下りるのもSKIP流。あえて危険なことに挑戦することで普段の危険予知に生かす。

こんなあそびを十分行えば開脚跳びが自信を持ってできるようになると思いませんか。

あそびを伸ばすとはこういう事です。

 



2016年5月26日

美濃加茂市保育士研修会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:48 PM

今年も美濃加茂市保育園連盟より講師依頼を頂き、年3回ではありますが運動あそびの講師を務めさせていただくこととなりました。

0歳から5歳までの全園児対応のあそびという事で、なかなかストライクゾーンは掴みにくいと思いますが、学んだことをその学齢のレベルまでトーンダウンもしくはステップアップしていただけると幸いです。

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5月にもかかわらず暑い日になりましたが、先生方は熱心に耳を傾け、子どもの様にはしゃいであそんでいました。

保育士の方々が先頭になってはしゃぎ回る事で子ども達にも先生に興味を抱き、あそびの根が強くなると考えます。

毎日の保育で大変でしょうが、未来の子ども達のために頑張っていきましょう。



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