2017年11月28日

若者とどう向き合うか?

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 7:39 PM

「最近の若者は!!」 と年を重ねた大人達はつい口癖で言ってしまいます。私もその1人です。

今の若者はパソコンメールや携帯電話のメール機能は使わず、ほとんどを無料通話アプリでやり取りしているようです。スタッフからも「メール連絡しているのは えっぱら先生だけですよ!」と言われ開いた口が塞がりませんでした。故に、私はもう古代の人のようです。

無料だから金銭的なロスもなく、みんなが登録しているから非常に便利。でも無料がどうも気にかかる。

私も無料アプリは利用していますが、電話番号や住所などの個人情報は絶対に記載しない。芸能人のスキャンダルの様に、いつどこで情報が洩れるかも?という懸念があるからです。

弊社ホームページの問い合わせがメール返信ですので、一昔前はパソコンメールを受信拒否する方が多かったのですが、いまでは携帯メールを見る事がない人の為の対策をしなければなりません。

『運動』という成長の原点を教えながらも『文明の進化』についていかなければならず、情報と体の成長は今後もすごい加速度で進展していくと思います。

私は今後どのように若者と付き合おうかと考えさせられるモバイルのつぶやきでした。



2017年11月24日

真面目に不真面目

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 9:21 PM

よくスタッフ達に「仕事は『真面目に不真面目』で行いなさい。」と言います。これは非常に難しい。私は子どもの頃からふざけた性格だったので締めるところは締めるが普段はどうみても不真面目に見られ、でもそれが幼児体育指導者には向いていると思っています。

仕事をふざけてはいけませんが、真面目要素よりはちょっと砕けた雰囲気を見せた方が、話しやすかったり頼みやすかったりするものです。

「ちゃんとやれよ!」と言われそうな雰囲気でも、ちゃんとやるべき仕事はやりこなし尚且つノルマ以上の出来高や評価があれば、そちらの方が重宝がられるものです。

芸能人 スポーツ選手 飲食店など仕事はたくさんありますが、どれも人相手の人気商売です。愛想悪い顔よりは愛想がいい顔。話しにくいよりは話しやすい。生真面目よりは不真面目くらいが好かれるものです。

要は真剣にバカができたら一人前。出来て損なしです。

 



2017年11月21日

1:9

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 3:12 PM

講演でよくする話に、「私達や保育園・幼稚園の先生が、どれだけ愛情をかけて100%のエネルギーを費やしても、お父さん・お母さんの10%にも満たないんです。」

故に、保育園や幼稚園にそこまで期待をしてもできないものは出来ないんだよ。という裏を返せば保育園・幼稚園への擁護の話。真意は、のこりの90%は家庭で愛情を十分に注いでほしいという親御さんへの気づきの話。です。

何かがあると園や学校に苦情。最近では直接の苦情ではなく市や教育委員会に飛んでしまう。先生たちはフラフラです。

先生達も人間ですので限界はあります。責任をもって預かっていても見落としたり気づかなかったりする事はあるものです。子どもならではのハプニングもあるでしょう。注意をする事も当然あります。それらがあっての集団生活であり施設です。

その中でも先生方は10%にも満たない100%で子ども達を受け入れています。

しかし、影響力や憧れは親よりも他人の方が90%近いものがあります。子どもは親に素直になれないものです。そして親ではできないようなお手本や技量・パフォーマンスに子ども達は引き込まれていきます。

先生になりたい。野球選手になりたい。こんな大人になりたい。などはどう言い聞かせても曲がらない事の方が多いようです。

愛情は親御さん任せ。影響は他人任せ。が子どもを伸び伸びと成長させるテーマなのかもしれません。



2017年11月17日

考えさせる問いかけ方

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 8:25 PM

縄跳びレッスンで、このような条件で100回を跳ばせます。

①前跳びでも後ろ跳びでもなんでもOK      ②引っかかったら続きから数える  ③自分で数える

一斉スタートで各自が目標の100回に向けて跳びますが、50回を過ぎてミスをした子に、「いま何回跳んだかな?」と聞くと「68回」などと答えます。

次に引っかかった時には「あと何回?」と聞きます。

いま何回? は、数えていた数を伝えれば問題ないのですが、あと何回? は、100ー跳べた数 の引き算をしなければなりません。

10や20からの引き算ならまだしも、100から50オーバーの引き算は2年生くらいから習うのではないでしょうか。それも不意打ちで聞かれ さらに暗算。

子ども達は、身体も頭も使っています。  大人達も身体と頭を使う楽しいトレーニングや勉強法を意識してみて下さい。



2017年11月12日

迷惑

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:55 PM

人は直接的にも間接的にも人の役に立っています。逆に生きている以上、人に迷惑もかけるものです。

グループレッスン、特に発達障がい児の運動療育グループレッスンで、体験レッスンを行った方が入会を迷ってしまう事がよくあります。

『みんなに迷惑をかけてしまうのではないか。』

親御さんは我が子の成長も大事ですが、それ以上に我が子がその環境に加わる事でレッスンが成立しないのではないか?子ども達に嫌な思いをさせるのではないか? そう思いがちです。

心配しないでください。

グループレッスンである以上、みんながみんなの役に立ち、また、全員が迷惑をかけ、全員が迷惑を被っています。

出会うべくして出会った縁。迷惑などと思わず気軽に受講してください。

全国どこを探しても、発達に遅れのある子達にとんでもないレッスンをしているのは『スキップ』しかないと自負しています。



2017年10月29日

コネクション

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 6:23 AM

先日のスタッフミーティング後の雑談で、人とのつながりの話になりました。

スタッフの松木に「良い知り合いを作ることで僕はたくさん良い思いをしてきた。『お金持ち』 にはなかなかなれないけれど 『おこね持ち』って大切。」と話していた。

『おこね持ち』 要するにコネクション、人とのつながりです。

人とのつながりは福をもたらします。 誕生日 結婚式 七五三 パーティー 行く末はお葬式・・・。

良い事をしていれば人は集まり、会話に花が咲き、信頼関係が生まれ、更に良い人を呼び込んで、大きな輪が生まれる。

目先の損得勘定ではなく、人と人とのつながりで恩恵を受けた経験が多いならではの言葉でした。

皆さんは良い人付き合いをしていますか?



2017年10月23日

教え時

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 12:54 PM

子ども達は毎日のように発見があります。発見があるという事は、その分疑問もあり感動もあります。

どうして?   どういう意味?  これってなに?

聞くのが楽しいだけ。答える反応を嬉しがっているだけ。の時期もありますが、小学生くらいになると知りたいという意識が多感になります。

子どもが聞いてきた時が教え時。

嫌がったり後回しにしたりせず、手を止めて耳を傾けてあげて下さい。

仕事はいつでもできますが、その時の疑問は今しか抱かない可能性があるからです。



2017年10月19日

ケラ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 3:40 PM

天気のいい日に庭の花壇をいじっていたら『ケラ』が姿を現しました。

オケラ と一般的に呼ばれるバッタの仲間。モグラのようなトンネルを掘るのに最適なカギヅメを備えているのが特徴。

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20年前くらいに「『僕らはみんな生きている』のうたを歌わせているが、オケラ とアメンボ を見たことがない子が多すぎる」と相談を受けて、幼稚園までオケラを届けた事があるのを思い出した。

私もそれ以来のご無沙汰ですが、我が家の庭にオケラがいたことに、自然が生きている事の喜びを得ました。

都市では土が少なくなり絶滅危惧種も増えてきているのではと思いますが、機会があればぜひ土を掘り返してみてください。



2017年10月17日

全てはゲーム感覚

Filed under: プレジャートレーニング,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 6:33 PM

保育園レッスンにて

前編のブログ で「楽しいけど疲れる』と言わせた体育レッスンがこれ。

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玉入れを行い、入れば後ろにあるアトラクションに挑戦できる。

マットスロープ⇒セフティーマット渡り⇒ウレタンマットジャンプ⇒トランポリン10回ジャンプ⇒玉入れ。このエンドレスである。

玉を『拾う』 = 『疲労』につながり、足腰に相当な疲れを与える(大人の場合)

さらにマットの坂道、セフティーマット渡り、トランポリンジャンプ など、全て足に負担がかかる過酷トレーニングである(大人の場合)

子ども達は汗を流しながら30分のレッスンのほとんどをこの単純なサーキットで大満足していた。これを大人が行うとせいぜい5分でギブアップだろう(運動していない大人の場合)

楽しさが、単純かつ大胆なあそびをいつまででも持続させる。

全てはゲーム感覚で体は育ちます。



2017年10月16日

素直な言葉

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 9:29 PM

今日の保育園での体育レッスンでは、運動会の余韻を楽しむために玉入れをしました。

この保育園では玉入れはおじいちゃんおばあちゃんの競技だったようで、見てはいるもののやったのは初めて。

ちょっと意地悪で2m以上に籠を設定し、よ~いドン。

狙ってもなかなか入らないのが玉いれ。あきらめたらおしまいですよ。(by安西監督)

レッスン終了後に子どもの1人から一言。

「えっぱら先生のレッスンは楽しい。でも疲れる。」

たくさん疲れてください。でもその疲れた顔はみんな輝いていますよ。



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