2009年10月26日

発達に遅れがあるお子さんと向き合う

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 8:40 PM

スキップでは個人レッスンで発達に遅れがあるお子さんに対して「運動療育レッスン」を行っています。主にプレジャーアリーナでのレッスンで、わざわざ遠方よりお越しいただく会員様がほとんどですが、中にはプールレッスンや戸外あそびをメインとしている方もいます。

認定を受けている方・グレーゾーンの方・学校や園に馴染めずに悩んでいる方などケースは様々ですが、時にはできない事に対しスタッフとの葛藤がある場合もあり、時には全くレッスンにならない場合もありですが、時間をかけてゆっくりと課題をこなし、最終的には社会性を身につけて集団生活に順応できる事を願ってお世話をさせてもらっています。

我々もセミナーを受けたり文献を参考にしたりしながら、プレジャートレーニングとして「あそび力」を高めるレッスンを日々考えてはいますが、1人1人にあったレッスンに出会うまでは逆に会員様に勉強をさせてもらっています。

一番大変なのは本人であり、親御さんであり、ご家庭の方々でしょうが、微力ながら我々のノウハウをお子さんに刺激として与えることで、明るい1歩が踏み出せれればと思っています。

親御さん。特にお母様はお腹を痛めて産んだが故に、自分が悪いのではないかと悲観的になりがちですが、遺伝や体質ではなく今の医学でも解析できないくらい原因が不明ですので、1人で悩まずに教育機関や保健センター・医療機関などに相談をして、お子様にとってよりよい道を選んであげてください。

もちろんスキップもレッスンに関係なく無料で相談にのります。お気軽にどうぞ。



2009年10月25日

イメージ違い

Filed under: 子ども達との日々 — スキップ江原 @ 3:48 PM

個人レッスンで初めてご訪問する際に、子ども達から「怖い先生が来ると思った」と言われた事があります。

「怖い」というイメージが「先生」という響きには根強くあるようで、我々スタッフはそのイメージを運動やあそびを教る上で根底から覆すのも、運動が好きになる1つの近道だと考えます。

それだけファーストインパクトは重要です。

中には「ロングヘアのお姉さん先生が来ると思っていたのに・・・。」と大きな想像を砕いてしまった女性スタッフもいますが、レッスン後には「また来てね」と笑顔で送ってくれたそうです。

良い意味での期待を裏切る為に「運動=楽しいかも?」と思わせる演出・表情・指導スキルをスタッフセミナーや研修などでもそれぞれが学んでいます。

初めてやることにおいて不安に思わない子どもはいないと思いますし、知らない大人の先生に教えてもらう事に構えてしまうのは当然でしょう。緊張から開放されて楽しくなった時から、イメージとは違うことに気付いてくれていると感じながら、お試しレッスンの方と新たな出会いをしております。



2009年10月23日

1つの成功の影に

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 2:15 PM

例えばバスケットのフリースロー。

1本のシュートを決めるまでに99回失敗したとしても、その99回は無駄かというと決してそうではなく、ボールの重さ・力加減・投球フォーム・ボールの軌道・立ち位置など、色々なことを考えながら「入る」と信じて投げているはずです。

入れることが目的ではなく、いつでもどこでも入れる事ができる技術を求めて練習している人がほとんどでしょう。

1の成功の影に99の失敗があって当然です。そこで挫折したり諦めてしまったら、やはり終了です。

ましてや試合となると練習とは違い、熱気・歓喜・期待・ヤジ・圧力などが更にのしかかってきます。それを味方につけられるプレーヤーは本当に強いのでしょうね。

花道は1万本のシュートを達成させるまでに、投球フォームを研究して何度も振り返りますが、それより何よりシュートを打つ楽しさがあったからやり切れたのだと思います。

皆さんは失敗を次へのステップのために楽しむ事が出来ますか?



2009年10月22日

ブランコを使ってボール渡し

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 6:27 PM

不安定なロープブランコでボール運びリレーを行ないました。

クレーン大作戦1番手がカゴに入ったテニスボールを拾います。

この時点で捕る方の手(パワーハンド)とそれを支える方の手(ガイドハンド)の役割が出来ていないと転落してしまいます。

 

クレーン大作戦2番手にボールをトス。

既にこの時点で姿勢が崩れていますが何とか受け渡しが出来ました。程よく距離が離れている為に綱を揺らさないと相手にボールが手渡せません。

 

クレーン大作戦2番手はゴールのBOXにボールを入れます。投げると弾んでしまって外に飛び出てしまう為、そっと置かなければなりません。

足が地面についていない状態では体も不安定で、且つバランスもとりにくく、思ったように体を動かすことが出来ません。

内足でロープをはさみ腹筋や背筋で姿勢保持をすることで座位のバランスが保たれます。

あそびの中にも子ども達は体の使い方を常に学習しているのです。



2009年10月21日

忍び寄る訪問者

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 4:53 PM

レッスンを終え、さっきまでは子ども達の叫び声・笑い声・泣き声がとどろいていたアリーナも、後片付けの時間となると時計の針の音が聞こえるほど静かになります。

来客そんな掃除中のアリーナに密かに忍び寄る訪問客が・・・。

 

 

 

ヤモリヤモリちゃん。

名古屋にも彼らが住む生態系はまだ存在しているんですね。

矢の先(鏃・やじり)や銛(もり)の先に毒として体液を塗っていたとされていますが、実際は毒はないそうです。

スタッフのうち何人がヤモリを捕まえることができるのでしょうか?



2009年10月20日

体操

Filed under: プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

体操=体を操る。

幼児期は骨格や肉体の形成上未分化で、経験値も少ないために、体を上手に操る事が困難です。失敗経験から獲得をする事がほとんどですが、うまく体を操ることができると応用に活かされてきます。

体を巧みに操る感覚を連動感覚と呼んでいますが、見たり感じたりした情報を脳で処理して行動をする。この一連の動きに「正確さ」や「強さ」などを付け加えると、練習量と精神力などが必要となってきます。

まゆ先生 (5)弊社にこの程、北京オリンピック体操競技女子団体で5位に貢献した黒田が専属インストラクターとして登録致しました。まさに体の操り方に熟知したスペシャリストです。代表の舞台に立つまでには計り知れないほどの練習量を費やしたと思いますが、今はジュニア育成のために1から勉強をしようと張り切っています。

11月より「まゆ先生の特別体操レッスン(個人・グループ)」を開講するにあたり準備を進めています。アスリート養成ではなく、あくまでも技の習得が目的ですが、スキップが願う「運動が好きになるレッスン」をすすめる中にも通常レッスンとは違った緊張感と難易度の高い技の獲得を目指しています。

弊社ウェブサイトで後日公開しますのでご確認下さい。



2009年10月19日

へそテーブル

Filed under: プレジャーアリーナ,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

プレジャートレーニングクラブ 幼児コースにて。

ブリッジケーキを乗せたお皿をへその上に置いて準備完了。

よーい ドン!

 

 

ブリッジテーブルへそテーブルの出来あがり。

ご賞味あれ。

「はやくたべてー。」



2009年10月18日

応援マナーとして

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 4:00 PM

例えば野球の応援。9回の表2OUT。最後の打者を打ち取ればゲームセットのシーン。

プロ野球であればプロである以上、勝ち星を積まなければならない。応援も容赦なく「あと1人!」「あと1!!」となるであろう。

当然負ければ誹謗中傷もあろうが、プロである以上それも仕事だそうだ。

しかし、甲子園や小中学校の野球大会では勝利の教育がなくてはならない。心では「あと1人」でも口に出しては教育的配慮に欠ける。ましてや監督や保護者がそれを言ってしまうのは尚更のことである。

少年サッカーのコーチをしていた時でも、PK合戦の時には相手に対して「外せ」の応援ではなく見方キーパーに対する「止めろ」に徹底させた。

先日の女子ゴルフ国内大会で宮里藍選手が1打リードでホールアウトをし、トップを走っていた外国人選手が入れればプレーオフの場面でミスをしてしまい、結果的には宮里選手の優勝であったが、ミスをした瞬間にギャラリーからの拍手がパラパラとあり、苦々しい笑みでの喜びにも見えた。プロなら相手のミスで喜ばなければならないのであろうが、素直にはなれなかったのであろう。

プロとアマは狙いは同じでも目標や精神が違う。相手あっての勝負である以上、勝敗をつけなければならないが、アマチュアスポーツ、特に少年少女のスポーツでは教育的配慮を選手や監督・応援団も忘れてはいけないのではないだろうか。

奇麗事かもしれないが。



2009年10月17日

きく

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ,ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:53 PM

きく。きこえる。

療育的には「耳から入った情報を頭で理解し、認識する。」が「きく」となるでしょう。

スラムダンク 27巻

残り時間11分41秒、22点差で最後のタイムアウトをとった安西監督。作戦を伝えても試合の流れを完全に持っていかれた湘北メンバーは、心ここにあらずで話すら情報として入っていない。

耳ではきいていても心までは変わっていない。聞こえているが聴いていない状態です。

聴く。字をバラバラに砕いてみると、「耳」+「目」と「心」で感じる。

目と心で感じる「きき方」「話し方」がコミュニケーションでは必要ですね。

その後の安西先生の名言はあまりにも有名ですよね。

あきらめたら そこで試合終了・・・。



2009年10月16日

ちっちゃい秋

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 11:50 PM

スキップ名古屋本部のある地域密着型ビジネス支援施設内の中庭には東屋があり、当時小学生がここでランチをしたり自由研究をしたり絵を描いたりしただろう雰囲気が今も残っています。

廃校になって以来手を加えることもほとんどなくなり、所々に老朽化も目立ちますが、入居団体の力で掃除や活用を個々に行っています。

そんな中庭にも秋の匂いや彩りが人を和ませてくれます。

クロガネモチクロガネモチ。

赤い実を活き活きと実らせています。種の保存のために真っ赤に身を染めて、鳥達が突きに来るのを待っているのでしょう。

 

 

キンモクセイキンモクセイ。

アリーナ内まで良い匂いが漂ってきます。本当に良い匂いです。

 

 

キウイフルーツキウイ。

東屋にツルを巻きつけ実をつけています。食べられるまでにはもう少しでしょうか。

 

 

ミカンミカン。

色はまだ青いですが、味は程よい酸味で美味しいです。

本陣にも、ちっちゃい秋が今年もやってきました。



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