2011年11月9日

類人猿の如く

Filed under: やらなカン,保育園・幼稚園にて — スキップ江原 @ 11:59 PM

私が理想とする保育がそこにはありました。

木登り。

木登り先生が近くにいればどこまで登ってもOK。当然子ども達も高さに対する恐怖心や腕・足から感じられる枝の強弱がわかるので、無理はしません。

決して登りやすい木ではなく、始めの一歩からぶら下がって逆上がりもしくはぶら下がった枝に足をかけないと上へは進めません。

先生曰く、「1人が登り始めたらいろんな学年が興味を示し、木だけではなく石垣登りも挑戦し始めました。」と。

登っている時は指示はしません。静かに見ていれば大丈夫です。地面に降りる寸前に気を緩めがちなので声をかける配慮をします。

昔はこの様な光景がたくさんありました。秘密基地・鬼ごっこの避難場所・高みやぐら・叱られた時の憩いの場・・・。

力がつくだけで自分だけの特等席になったものです。

今でも遅くはありません。木登りしてみませんか?類人猿の原点ですよ。



2011年11月8日

6年間お疲れ様でした

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 11:59 PM

起業した年の、時の記念日に購入した腕時計が、今夜その役目を果たしました。

結構お気に入りのスポーツウォッチで電池交換も2回しましたが、ゴムの劣化から水滴が入ってしまい気が付いたら止まってしまっていました。

物には寿命があるもの。普段何気なく身につけているものや使っているものが無くなったり忘れてしまったりすると、そのありがたみに気づき落ち着かなくなるものです。

単純に買いなおせば良いことですが、愛着深いものほど感謝感謝です。

皆さんも、些細ながら毎日お世話になっているものってありませんか?

腕時計クン。6年間お疲れ様でした。



2011年11月7日

2つの打ち合わせ

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 9:36 PM

今日は事実上営業の1日、というよりは打ち合わせの1日でした。

午前中は来週に行われる岐阜市保育園部会の事前打ち合わせ。岐阜市内の保育園に訪問をし、内容確認と共に3歳児のレッスンを見た上で質疑応答をするために、初めて会う子ども達と簡単な運動あそびを致しました。

子ども達は純粋無垢。初めて会ったおっちゃんにも笑顔で受け入れ、20分の時間を楽しく過ごすことが出来ました。

昼からはホームページ管理会社との打ち合わせ。この方々は毎月訪問をしてパソコンの不具合を見てくださったり、ホームページの構成や内容確認を細かく説明して下さいます。

ビジネス面でもかなり励みとなり適切なアドバイスをして下さるので貴っても切れないビジネスパートナーです。

通常レッスンでは子ども達と向かい合って直接成長の手助けをしていますが、今日のような打ち合わせでは私の成長と共に大人の意識レベルを高める話し合いができるので、夢を描くことができる面では通常レッスンと同様の時間を費やしたいと思っています。

ワンマンではいけません。お互いがWin&Wインになる内容の濃い話し合いが大切なのでしょうね。



2011年11月6日

COMBi本陣 文化祭 FINAL

Filed under: プレジャーアリーナ — スキップ江原 @ 4:13 PM

天気が心配でしたが曇り空の中、スキップ名古屋本部が入居している地域密着型ビジネス支援施設(COMBi本陣)の最後の文化祭が行なわれました。

文化祭 中庭では器楽の演奏会が何組も行なわれ、

 

 

 

文化祭 テントではうどんや焼き鳥の良いにおいが。

 

 

 

アリーナ アリーナでは毎年恒例ジャングル場。サーキットトレーニングに余念がありません。

そんな文化祭も今年が最後。今年度いっぱいで施設の廃止が決定しており、皆さん名残惜しさでいっぱいでしたが、たくさんの方にお越し頂き大変盛り上がりました。

文化祭も今回で6回目。最高の文化祭でした。



2011年11月2日

下が会社を育てる

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 12:00 AM

ビジネス仲間が札幌から私を訪ねてきてくれました。

今週行われる親子体操や講演の視察が目的で、今夜は久しぶりに1人で飲みながら教育・子ども達・運営などを話し込みました。

ジュンスポーツクラブは札幌で器械体操を専門に教えておりジュニア育成に力を入れている傍らで児童デイサービスも行っており、障がいを持ったお子さんの運動療育にも長けています。そんな代表の村重氏が親子体操を勉強するためにわざわざ私を訪ねてきたのが去年の9月。それ以来情報提供をする仲となりました。

SKIPも来春までのアリーナ移転が迫っておりなるべく会員様にご迷惑をおかけしないように近隣での移転先を探しておりますが、村重氏も今の施設を引き払い新たに拡張移転を考えているようです。

会員数の拡大で手狭となった施設を何とかしたいと思っていた時に、若いスタッフ達の「大きな施設でもっと盛り上げていきましょう」という言葉が決め手となったようです。

最終的な判断はトップですが、下に支えられ良いスタッフ達に恵まれていると感じました。私達は自社ビルまで建てるスケールとは雲泥の差ですが同じタイミングで移転を考えている事にもご縁を感じますし、スタッフを育てていく難しさも共感しました。

成長する組織は上の人望と下の意識の高さで成り立っているのではと思った今宵でした。



2011年10月28日

寺子屋セミナー

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

この度、11月23日(水・祝)に岐阜メモリアルセンターで行われる、マップグロスメッセンジャー主催「寺子屋セミナー」に講師として再度お声をかけていただけました。

前回は由緒正しきお寺の本道でしたが、今回は特別企画ということで会場の規模も大きく、私も始めてのメモリアルセンターでの講師活動に今からワクワクです。

内容としては、親子体操、神戸大学の辻本先生による講演、ピエロのショーと、子ども達の楽しみの場と子育て中の親御さん達の学びの場を融合させたイベントです。

13時開演、13時30分開演で、前日1,500円 当日2,000円 小学生以上は無料となります。

皆さんお誘い合わせのうえ、是非あそびに来てください。

お問い合わせは マップグロスメッセンジャー 090-8189-5723 まで。



2011年10月27日

なんで?

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 4:43 PM

子ども達は好奇心・探究心が旺盛。

私が問いかける言葉に対して決まって返ってくる言葉は・・・。「なんで?」

「ボールを持って下さい。」 「なんで?」

「ジャングルジムを登ったら片手を離して。」 「なんで?」

「走って向こうまで行くよ。」 「なんで?」

口癖にもなっているこの言葉。でも子ども達はその理由が知りたくてしょうがないのでしょうね。当然理由を説明するとその途中でも「なんで?」「どうして?」の連発なのはご存知の通り。

昔、アニメ「一休さん」に「どちて坊や」という男の子が、一休さんや新右衛門さんの言葉に「どちて?」と聞き返し困らせているシーンがありました。

子どもってそんなもの。その真意を自分なりに理解しようとする探究心の塊です。そんな子ども達に納得してもらえる答えを出すように常に奮闘中です。



2011年10月24日

研修会を通じて思うこと

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 11:21 PM

通年を通して体育士や少年団・児童館などを主とする講演会や研修会の依頼を受け、お粗末ながら高い場所から話すことをしています。

受講生の先生方は私よりも、人生も経験も上の方がまだまだ多くいます。それでも決められた時間をこなし時には汗びっしょりになりながらも笑いに包まれています。

皆さん一様に私の言葉にうなづきメモをとっている姿も多く見受けられます。

皆さん、勉強がしたくて自ら受講している人ばかりです。長年のプロでありながらもまだまだ勉強が必要なのです。

私は恥ずかしい。忙しさを理由に勉強するチャンスをかなり逃しているように思います。

もっと勉強をしないと人前で話すことはおろか、最新の幼児体育の実態がわからぬまま皆さんに伝達してしまう可能性すらあります。

普段のレッスンを通じて子ども達から学ぶことは多くあります。それ以外の勉強会や講演会に積極的に足を運んでいきたいと思います。



2011年10月22日

山県市保育研修会

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 8:25 PM

今日は岐阜県山県市保育研究会からの依頼で、未満児・3歳児・4歳児担当の先生方による保育士研修の講師を勤めてまいりました。

生憎の雨でしたが40人を超す先生方にお集まり頂き、120分の長丁場を頑張っていただきました。

レクあそび レクあそび

レクあそびボールを使った眼球運動やロープを使ったリズムとバランス感覚などを、幼児の身になって動いて頂きました。

模倣の難しさ、説明を理解し表現する難しさ、そして何より体を動かすことの難しさを体験していただけたのではと思います。

受講生の皆さん、大変お疲れ様でした。



2011年10月21日

言葉にできない

Filed under: がらくた工房 すきっぷ — スキップ江原 @ 7:20 PM

今朝、お世話になったご主人のご好意で陸前高田市を案内されました。

陸前高田市 このあたりは繁華街だったそうです。今では建物らしいものがほとんど残っていません。

 

 

 

 

市役所 陸前高田市役所。屋根まで水につかり多くの人が命を落とされたそうです。

 

 

 

 

献花台 各建物跡には献花台が設けられています。

 

 

 

 

ひまわり コスモス

それでもひまわりやコスモスは元気に育っていました。

倒壊した派出所の献花台にあった標語に「元気を出して前進だ。失敗もまた前進だ。」と書いてありました。

お世話になったご主人宅は高台にあった為に被害を免れたものの、娘さんが犠牲になりました。

大震災により現在居候されている今回の依頼主である小学校の校長先生におかれては、家屋全壊と共にご主人をなくされました。

その後、ご主人の職場の職員など同居生活を余儀なくされ、震災当初は20人を超す大家族だったそうです。

遺体確認も少ない情報の中から安置所を何ヶ月も歩き回り、何百人もの仏さんと対面したそうです。

私にできる事は、みんなに笑いを届けること。そしてブログを通じて東北の状況を皆さんにお届けすること。そんなことしかできません。

義援金でなくてもいいと思います。もし行く事が可能であれば現状を目に焼き付けることをお勧めします。しかしながら難しい方も東北に向かって手を合わせ、今を一生懸命生きることが弔いとなると感じました。



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