自閉症の子どもと向き合って
運動療育の仕事をする様になって、数多くの自閉傾向の子ども達とその親御さんに出会ってきた。
親御さんは運動を通じて我が子が少しでも成長する事を願って入会される。我々もその希望に近づけようと子ども達と向き合い、内容を考え、レッスンを提供していく。
軽度の子は、自分の意思を言葉で表現できるので、思いが伝わる。こちらもあえて口頭支持でレッスン内容を伝えて、その子なりに頑張ってくれる。
重度の子は、自分の名前も分からないので出席調べをする際も手が挙げられない。
親の考え方や方向性で全ての支援の価値が変わってくる。
運動療育は効果的なのだろうか?
と思われれば跳び箱が跳べたり逆上がりができる事は社会的に何の得でもない。
できない事ができる様になる成長を褒めてあげたい。
と思われてば、長い月日が必要とはなるが習得は0ではない。故に1つの作業を覚えたら従事し続ける事ができる。
将来を見越して吸収力が多感な時期に、運動療育に限らず、様々な刺激を経験させる事をオススメします。
TrackBack URL :
Comments (0)