祝 イグノーベル賞
イグノーベル賞(独創的でユーモラスな研究)に『つまむ』の研究をなされた千葉工業大学 松崎元教授らのグループが受賞されました。
運動療育で私たちも着眼している『つまむ』『ひねる』『つかむ』『持つ』などの行為について、目で見て最適な手の形の準備をし、物を掴んだ触り心地や重みから荷重をかけて持ち上げたり捻ったりする。
当たり前の事ですが、経験値が少ないお子さんでは掴み方が不十分で、落としたり溢(こぼ)したりしますが、幾度とない経験から獲得をしていき、無意識化していく事が成長につながっていきます。
お菓子→パッケージを『つまむ』→『破る』→食べる。
ジュース→ボトルを『持つ』→キャップを『つまむ』→『ひねる』→飲む。
これらの一連の動作があそび力の向上となり生活力の向上になっていきます。
イグノーベル賞は本来不名誉な賞らしいのですが、名誉の受賞に自分ごとのように嬉しいです。おめでとうございます。
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