行き着く先は、我が子を守るため。
講演会や新人研修でよく「叱れる指導者になれ」と言います。叱ってばかりの高圧的な大人になれというのではなく、普段は楽しくワイワイと全力であそび、悪さを目撃した時に真剣に叱る事のできる指導者が理想です。
『叱る』 という単語に疑問を持つ人もいるかもしれませんが、他人に対し教育的に注意する事ができるかどうかです。
子どもの頃に叱られた経験がない人は叱れない。叱ったら後からその子の親に何を言われるかわからない。見て見ぬ振りをして笑っていよう。これらが積み重なると簡単な集団活動も崩壊します。
『この先生は叱らないから何をしてもいい。』
このように子ども達に思われた瞬間からナメてかかってきます。
指導者として他人を叱れない。やがて親となり我が子ができ、もめごとがあった時に笑って見過ごす事ができますか?
指導者 先生 という仕事は本当に素敵な職種です。たくさんの人に出会え、たくさんの人に影響を与え、たくさんの人に感謝されます。そしてたくさんの人から学ぶ事ができます。
何千人という子ども達から成長させてもらって下さい。我が子を守るための術を。
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