厳しさを経験した指導者の優しさ
受験シーズン真っ只中。この時期の進学塾などでは過去の入試問題や予想問題などを夜遅くまで願い、限界ギリギリまで猛勉強をさせている。当然待望校に合格させるためで、先生方も受験生同様に必死になっていることだろう。
オリンピックも同様に選手だけでなく監督・コーチ・チーム関係者が国を代表してメダル獲得のために想像以上の練習を積み重ねてきたと思います。
先週の講演会前に放映した栄監督のドキュメントでも、限界を体験させるために選手達にインターバルトレーニングを徹底的にやらせる。ここまでやっても強い選手には勝てない。しかし、やり遂げた選手全員に「よく頑張った」と労いの言葉をかける。
厳しさを経験してきた指導者ほど発言や内容は厳しいかもしれないが、優しさも人一倍ある。
厳しさを経験していない指導者でも子どもの成長と指導者としての自分自身の成長のために、優しさを引き立たせるが故の厳しさを身につける必要がある。
優しさだけは指導者にあらず。厳しさだけもまた指導者にあらず。
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