2014年2月3日

一人の政治家との出会い

Filed under: 未分類 — スキップ江原 @ 10:08 PM

昨日、岐阜市長選挙と同時に2名の死去に伴う岐阜市議会の補欠選挙が投開票された。

補選をする要因となった死去した岐阜市議会議員の1人は私の知り合いで、先月の11日に岩手県の登山口で遺体で発見されたという記事を見てビックリした。事件性はなく死因は凍死。まだ48歳という若さだ。

彼との出会いは1年前に、スキップのホームページから「子どものいじめ問題について話し合いませんか?」と問い合わせがあり、半信半疑でセッティングしたのが始まりだ。

笑顔が優しく穏やか彼は根が真面目過ぎるくらいの人で、私の一言一句をメモにとり、すべての情報を参考にしようとする姿が感じられた。

元中学教師だった彼は、青少年のいじめ問題0を掲げ前回の岐阜市長選に出馬。1万票を集めたが現職には遠く及ばず落選。その後も政治活動の準備を進め岐阜市議会選挙に当選。教育問題とともに東日本大震災の支援活動に力を入れていた。

しかし、真面目過ぎるがあまりにすべてを受け止めすぎパンク寸前という噂もよく耳にした。彼の真っ直ぐな性格と正義感は決壊寸前だったのだろう。

彼と最期に会ったのは、2年前に彼の紹介で知り合った子育て支援団体主催の親子体操に講師として務めていた会場で、彼は奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんとともに参加者の1人として出席してくれていました。その時はゆっくり話すことはできなかったのですが以前とはうって変わってかなりやせ細っていたことを覚えています。

少しでも悩みを打ち明けることができる、手を抜くことができる、ガス抜きの仕方がうまくできる人間であったなら、今回の補選もする必要がなかっただろうし、もっと彼と教育の話ができただろう。

大西さん。今までお疲れ様でした。ゆっくり休んでください。あなたが声をかけてくれた事に感謝申し上げます。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment



HTML convert time: 0.273 sec. Powered by WordPress ME