PTA連合会 解散
岡山県無いで組織されている『岡山県PTA連合会』が、2024年度をもって解散すると発表しました。
PTAに加盟する会員の減少が大きな要因のようで、「共働きで学校行事に参加できない」と言うのがが最も多い意見だったようです。
PTAは、子を持つ親と教職員が会員となり、会費で広報の作成や県教育委員会への要望を行っているようです。
親としては仕事をしないと食べていけないわけで、父母ともに働くことで、生活費はもとより子ども達への養育費や趣向費など、家計をまかなっているのが当然の構図です。
「会費を払っても親子行事に参加できないので見合ってない」との意見もあったようですが、教室内のエアコンの設置や校舎・グラウンドの整備などの教育環境の整備の一部にも使われているようで、PTA連合が取りまとめて市町村や県に要望していた案件が、届きにくくなるのも想定できるマイナス面です。
更には、運動は授業として行うが運動会はナシ。作品は工作の時間に作るが作品展はナシ。のように、学校行事がなくなる可能性は十分考えられ、子ども達の発表の場がどんどん無くなっていきます。
岡山県の教育委員会が翌年度以降どのような対応をしていくかは不明ですが、子ども達の成長が妨げられないように努めて欲しいところです。
色々なものにお金がかかりすぎ、それらがないと生活できない社会になってしまった。という現代の課題だと感じました。
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