教えない理由
起業当初は技術を教える体育教室でしたが、この10年はほぼ教えない体育教室となってしまいました。若いスタッフは一生懸命教えていると思うのでしょうが、私だけに限ってのものだと思います。
跳び箱の開脚跳びのやり方や逆上がりの仕方など、教えずに月謝を回収する。なんともブラックな体育教室。
実はグループレッスンも高学年が多くなり、出来なかった事が出来る様になると、子ども達なりに教えたいという心理が働くのでしょう。私が補助をしようとするとよってかかって静止されます。
「私達が教えるから黙って見てて!」
泣いている子にも困っている子にもみんなが教えています。(そうやってサボっているんだろ?と思っているのは私だけ)
教えることの難しさややる気にさせる魔法の言葉などを子ども達は、考えて、優しい口調で、親切丁寧に、学んでいます。
環境設定をするだけでニコニコしながら暖かく見守る。理想としている教育の姿です。
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