資格も重要だが
例えば保育園。保育士免許がないと子どもを預かる業務ができません。
例えば教員。教員免許がないと学校で教える事はできません。
例えば医師。医師免許がないと患者を診る事ができません。
専門職には国や地方が認可する資格があり、試験を受けて取得する必要があります。取得しないとその仕事としての採用ができないからです。
先日、放課後等デイサービスの社長とお話をした時に資格の話になりました。放課後等デイサービスは『児童発達支援管理責任者』という資格所有者がいないとお店を開く事ができません。故にこの資格保有者が喉から手が出るほど欲しいのですが、全員が満足に仕事をするかというと、若者が辞めていく原因のキーパーソンだったり、免許にあぐらをかいて仕事が不十分だったりと、給料に見合った存在ではないケースも少なからずあるそうです。
当然評判が悪くなると子どもの数は減り、かき回すだけかき回して辞めていくという最悪なパターンもよく聞きます。
免許が無かったとしても人柄で採用して、実務経験を積んで、研修を受けさせて、免許を取得させ責任ある仕事をさせるまで育てるのが、時間と金はかかるが確実に企業として成長する。と仰っていました。
資格も重要ですが、その業務に対する資質までは資格試験では合否判定できないので、人材確保は永遠のテーマのようです。
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