2021年6月2日

無理をしてまでやる必要なし

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:30 AM

スキップのインストラクターを経て独立をした克己先生のお母様が運営する進学塾 『西村セミナールーム』 のホームページに 『西村セミナールームの十訓』 という項目があり、なかなか手厳しい言葉が書いてある。

その中にある  『一、努力する意思のないものは去れ』 に共感してしまった。

 

同じ内容なら「努力する意志のある者は集え」でも言いように思われるだろう。そのほうが前向きで柔らかい表現かもしれない。しかし、卒塾生でこの言葉を浴びせられなかった者はおそらくいないであろうと思う。そのくらい何度も言う言葉なので、あえてこの表現にした。

では本気ではないのかというと、本気である。こう言われてやめるような者はやめた方がいいと心底思っている。「やる気が出るようにしてほしい」という方には「できません」と言う。やる気は本人が持ってくるもので、これは教えるものではない。(抜粋)

 

高校受験を目指している学生に対して、優しさや甘えで夢が叶うわけがない。そもそもスタートラインすら立てない自惚れ者は教える側としても時間とエネルギーの無駄である。

が、これは中学・高校レベルの話で、幼児や小学校低学年にはここまでは当てはまらない。でも、私もよく言う口癖で 『無理をしてまでやる必要はない』 と子ども達に唱える。

泣きながらやる子やイヤイヤやる子。子ども達は様々。嫌がる子にはいつも言っている。でもそれを避ければ好きな事をやっても良いかというと、そんなわけはない。課題を挑戦した後に楽しみがある。自分で頑張ろうと切り替えなければ終わりはナシ。そこは幼児だろうが児童だろうが譲らない。

努力をすれば全てが叶う。という訳ではないが、『頑張ったらここまでできた』という成功体験を幼少期に十分に行っておく必要があり、それを経て勉強・受験というステージで努力をする。体も心も基礎を経て応用を行うということである。

そんなことまで考えている体育教室や学習塾を探し当てることが親の務めでもある。後は本人次第。

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