2021年5月4日

ゴールデンウィーク明けの準備を

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:16 AM

今朝の中日新聞に『子どものSOSに気づいて  児童・生徒の自殺 深刻化』との見出しの記事がありました。

毎年、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇終盤に記事となり、一面に掲載された年もありました。

学校そのものが嫌いなのではなく、合わない性格や精神的・肉体的な苦痛を与える生徒や先生などの人関係。それに伴う空気感や雰囲気。教科やイベントなどが学校嫌いとなり、朝になると色々考えてしまう。今では子ども達でも1人1個は持っているだろうスマートフォンでのやり取りが良くもあり悪くもある。

新聞記事で必ず専門家やNPO団体・相談窓口が紹介されており、『家族と話し合える環境を作ってあげることが大事』 『時には学校を休んで』 とあるが、人間の思いは話し合ってすぐに気心がポジティブになるわけでもなく、弱い者が休むというのは私はかえって悪条件だと感じている。

まず前者。
子どもの思いを一番理解できないのは以外にも家族であったりもする。近すぎるが故に話したくなかったり、時には避けられたりすることもあるだろう。人を人がコントロールするということは永遠のテーマで、環境(人や場所)・エピソード(旅行やスポーツ)・ルーティーン(食事や挨拶)など、毎日必要なことと時として必要なことの組み合わせで、会話が生まれ、思いが伝わりあうものだと思う。

次に後者。
弱い者が退く風習があるが、病気以外で休んでしまうと再登校が非常に難しくなる。その理由はここで書く必要もないだろう。弱い者が引くのではなく、その原因を作っている(可能性のある)もの(者・物)へのカウンセリングや再発防止が本来は重要だと考える。弱い者はその場は避けられたとしても違う環境でも弱者になる可能性があり、最終的には本人が強くならなければならない。そのために避けるのではなく踏み出す勇気を様々な経験から身につけてもらいたいものである。

とは言うものの、今日は5月4日。子どもだけでなく新入社員やベテランの大人ですら 「あと1日かぁ」と思っている人もいるだろう。過去にインターンから晴れて幼稚園に就職したにもかかわらず不平不満をSNSでボヤいており、救ってあげた元スタッフの事を思い出す。

あと2日。できうる限りの勇気と努力をして5月6日は出かけて欲しいと願います。

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