ヒトが獲得してしまったもの
ヒトは大昔から独特の進化を遂げてきました。
地面に降りた事によって地熱の影響を避けるため足が長くなり、衣服を着る事で体毛が不必要となりました。
それより何より、ヒトはこの2つを得る事で他の生き物が真似のできない発展・発達をしました。
『言葉』と『道具』です。
言葉を使う事で相手との意思の疎通ができ、色々な感情がを言葉で伝える事ができるようになりました。争い事も体を傷つけあう事なく話し合いで解決する道を選ぶ事さえできます。
道具を使う事で狩りがしやすくなり、道具を開発する事で思考能力が急成長し、火を使い、家を建て、作物を育て、村ができ、近代では言葉だけで家電製品が操れる時代にもなりました。
が、『言葉』と『道具』を獲得してしまったが故に、これらをうまく使いこなせない人達が弊害を受けるようにもなりました。
言葉でのコミニュケーションが上手くできない。教えてもらってもすぐに理解できない。ペンで字が上手く書けない。縄跳びが跳べない。などなど、ヒトとして生まれてしまったばかりに高く厚い壁が立ちはだかります。
まずは体を自由に使えるようにする事。道具は先に先。口頭指示で教えない事。言語理解は先の先。
これらが理解できて子ども達と向き合える指導者・教育者・リーダーがいてくれると、もっとヒトは深まり合えるのに。といつも思います。
一度、何も聞こえない耳栓着けて、左手で生活をして、叱られれば、子どもの辛さが分かります。
TrackBack URL :
Comments (0)