迷惑
よく講演会でも話すキーワードですが、人は生まれた瞬間から死んだ数年先まで迷惑をかけ続けながら生きています。
泣いたら周りに迷惑。言葉が足りないために手が出てしまう。忘れ物を学校に届ける。熱が出たので迎えにいく。こんなのは可愛いもので、仕事の都合で親にこの面倒を頼む。子を預けて遊びに行く。車をぶつけて警察沙汰になる。入社説明と現実とのギャップ。年を取れば飯はまだかと催促したり、携帯電話の置き場所を忘れたり。死んでも後処理は全て身内。死んだ後も法事。
つまり、生きている事が甚だ迷惑なのです。
ですから、「この子がいると迷惑でしょうか?」との質問に対しては「習っている子全員が迷惑です」「お母さんのその発想がお子さんに対して迷惑です」と答えます。
迷惑をかけない子どもはいません。迷惑をかけない人は存在しません。
大迷惑にならない生き方をすれば良いのです。
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