2019年5月31日

言葉使いの悪い子にどう立ち向かう?

Filed under: やらなカン — スキップ江原 @ 12:04 AM

大垣市内の幼稚園でのレッスンがあり訪問しました。大垣市立保育園のほとんどは小学校と同じ校舎内にあり、大きな校庭や体育館・プールも借りることができ、レッスンとしては最高な条件です。レッスン中はあそび時間の小学生が遊戯室に覗きに来る事もよくあります。

レッスン後に後片付けをしていると、先生に付き添われて1人の男子児童が覗きに来ました。補助員とちょっと手を焼く男の子のような雰囲気でしたので、「こっちに来てあそんでみる?」と尋ねたところ、指をさして「テメーの言う事なんか聞かねー」と返されてしまいました。

補助員の先生は「そんな言葉を使ってはいけません」と注意をしていましたが、普段から使っている言葉なのでしょう。注意を受けとめる訳でもなく素知らぬ顔をしていました。

ご家族もこの様な言葉使いであれば治すのにはかなりの月日が必要でしょうし、注意をして正すものでもないでしょう。

人間は言葉と道具を獲得してしまったが故に、喜ばす事も悲しませる事も簡単に出来てしまい、それが災いで自分自身が傷ついてしまうケースもよくあります。

さてこの少年の場合、注意だけでは治る事はないのかな?と思いましたが、成長段階である意味良い先輩達と出会い、縦割りの洗礼を受け、真っ直ぐに育ってほしいな。と思いました。

綺麗にまとめようとする社会ではこの手の子どもは大人の思う様には育ちにくく、尊敬できる先輩や先生に出会う事によって人生観がガラリと変わる事があります。両親の努力よりもカリスマの存在が大きいのです。

早くそのカリスマに出会える事を願っています。



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