京都市動物園
先日の京都出張で、依頼主から『午前中は京都を堪能して下さい』と時間を頂いたので、歴史巡りは次回として、今回は京都市動物園に行ってきました。
日本で2番目に歴史のある動物園(1番目はシャンシャンのいる所)で、外から見るとお堀の中(なんとも京都らしい)、敷地はそれほど広くはないのですが道を挟んですぐに民家という面もあり、隣の家は毎日2階のベランダから見学できそうです。
平日とはいえ秋の行楽シーズンということもあり、お子様連れのファミリーもそうですが小学生や幼稚園の遠足の団体がほとんど。
オッサンはただ1人。ジャージで入場したのでしばしば先生に間違われる。(君たちのことは知らない)
私は実は猿山が大好きで、猿を見ていると何時間でも過ごせてしまいます。
チンパンジーは高い見晴らし台の上で喧嘩をしていました。何か気に入らないことでもあったのか、俺の場所だったんだと手を出してしまったのか?
サルと人を同じように見るのはサルに失礼ですが、そもそも生態も違う・生活習慣も違う・言葉も通じない・自分にはない素質ばかり。そんな彼らと理解して付き合って行く。簡単そうでやはり難しい。
午後からは放課後等デイサービスで運動あそびを行いました。
出来ないと思うと並ばない子・慎重に平均台を歩く後ろでイライラする子・その逆にわざとゆっくり歩く子や、わざと違う事をする子・納得できず涙する子・・・。
時として型にはめたルールが私自身嫌になる事もありますが、仕事である以上出来るか出来ないかは別としてルールに基づいた活動はさせなければならず、その中で評価をしていく。
なぜ怒っているのか? なぜ泣いているのか? なぜ手を出したのか? 物事には全てにおいて意味があるという考え方(sensory needs=感覚要求)で見ていき、自分に無い子ども達の性格を理解してあげる事もこの仕事の奥深さ。
なんども言うが、動物と人を同じに見ると動物達に失礼だが(人にとっても失礼ですね)、動物から改めて学ばせて頂きました。
次は甲府で4番目に古い動物園に行きたいと思います。
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