空中散歩
運動療育グループレッスンにて
にぎる・ささえる・わたる などの粗大運動をテーマに、鉄棒を2つ使って平行棒を作ってみました。
タオルは逆上がり用のハーネスですので関係ありません。一応、見た目に『安全だよ!』というイメージでマットを敷いておきました。この上を子ども達の自由な発想で渡っていただきます。
手を前にして進む子。大概の動物はこのような歩行方法です。人間は進化の過程で直立歩行を獲得し地熱から身体を守るために足が長くなったので、四つ足歩行になるとお尻が上がってしまい頭が落ちてしまいます。その分、足の裏で支える・掌(てのひら)で握る が必然的に行われます。
中には足を前に出して仰向けで進む子(下を見ないで済むから怖くないのかも?)や、右側の鉄棒に手 左を足にして横歩きの子、鉄棒の中心を握り足を振り子にしてターザンのように進む子 など、発想力は様々。
初めてやる事柄は慎重になり不安がつきものです。故に時間もかかります。でも2〜3回やるうちに体得し慣れが出てきます。そんな時に少しずつ負荷を加えて(高くしたり幅を広くしたり)油断をさせないのも指導者のセオリーです。
最後には二足歩行で進む子もいました。こんなレッスンからジャングルジムや肋木登り・鉄棒回りなどに発展させていきます。
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