自由課題と設定課題
幼稚園・保育園でこの時期にテニスボールを使ったあそびを多く行います。捕る・投げる・転がす・狙う・避ける・目で追う(追視)などの動作が、ボール協議には必要不可欠で、初歩的なボールあそびの導入に片手で握れ弾ませたり投げたりしやすいテニスボールが有効だと考えるからです。
必ずあそぶ前には『人やガラスに当てない』という約束のもとで、遊戯室全体に持ち玉全部をばら撒いて自由にあそばせます。
子ども達は思い思いにあそびをし始めます。そこで長机や平均台を斜めに置く事で転がし始めます。トランポリンを壁に立てかける事でぶつけ始めます。カゴを私が頭の上に乗せて歩く事で投げ始めます。
思い思いに自由課題を堪能した後に、少しずつルールがあるあそびへと移行させていきます。
自由にあそんだが故に「次は何をしてくれるのかな?」と興味を示し、ルールのあるあそびでさえ面白くなってきます。
最初からルールの多い設定課題よりは自由課題を十分に行う事がレッスンを進める際のヒントです。
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