暴れてナンボ
個人レッスンでは特に、特徴の多い子と向き合うことが多いので、小学生ともなると時として私も真剣に衝突します。
例えば縄跳び。「20回続けて跳べたら休憩!」 このミッションがクリアできない場合に大概の子が 「もうヤダ!」 「ムリ!」 「うぜー」 などの暴言で自滅していきます。レッスンである以上、無理な数値でない限り最後までやり抜かせます。例え泣いても。逃げ出そうとしても。
上手くいかないことは世の中どれだけでもあります。そんな時は暴れればいいんです。それで気が済むのであれば。ただ、暴れておしまいでは前には進まないので、ひとしきり暴れさせた後にクールダウンさせたら意外とあっさりとクリアできたりするものです。
本人はわかっているはずです。暴れたって何の解決にもならないことを。でも、暴れない時が収まらないのです。であるならば暴れてナンボです。できた時の達成感は解き放たれたように清々しく、いい顔になっています。
徐々に、暴れると人の迷惑になる。という事に気が付けば更にナンボです。難しい子には難しい子なりのぶつけどころを作ってあげることが必要です。今は大変でも必ず落ち着きますから。
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