吠える
子どもの癇癪(かんしゃく)。思い通りにならないと凄いエネルギーで泣きわめき、お父さんお母さんは手を焼いているのではないでしょうか。
グループレッスンでも個人レッスンでも子ども達とよく戦っています。1時間のレッスンで40分泣いていた子もいました。
その時に解決することはほとんどなく、八つ当たりをしたり暴れ狂ったりする子はしょっちゅうです。
今日のグループレッスンは長縄跳び。回っている縄の中になかなか入る事ができず、涙が出てしまいました。可愛そうと思い許してしまう指導者が多いと思いますが、出来ないから出来るまで頑張らせる。みんなが応援する。もう逃げられません。
「できないもん」と泣きじゃくりますが、私も一歩も引きません。
すると「ギャー!」と一吠え。普段おとなしい子からそんなエネルギーが。次の瞬間、吹っ切れたかのように縄に入る事ができ、20回ほど跳ぶ事ができました。
親だと喧嘩になってしまいこの様にはいかないと思いますが、自分で解決できた事にホッとしたのか、次の取り組みににもスムーズに移れました。
できない事に対して逃げるのは簡単。泣けばできるものではない。悔しいから泣く。でもやってみる。大声で吠えてみる。
できない事ができる瞬間って、涙から笑いに変わる劇的な瞬間。その際の雄叫びも成長だと感じます。
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