電話のかけ方
先日、2年間監禁されていた女子中学生が無事に保護され、犯人が逮捕されるという事件がありました。逃げるタイミングを計り駅に設置されていた公衆電話から母親に電話をし、母親の機転を利かした指示で警察に助けを求め、その場で保護されたそうです。
スマートフォンの普及により公衆電話が街から突如として公衆電話が姿を消しましたが、いざという時に緊急電話がかけられるでしょうか?
お子さんと緊急時の対策として下記の事を話し合ってみてはいかがでしょうか。
1 公衆電話のかけ方を経験する。 携帯電話世代のお子さんはプッシュ回線で電話をした経験が極めて少ないようです。受話器を上げ→硬貨を入れ→電話番号を入力する。この一連の行為をお子さんにも経験させて上げてください。(緊急ボタンを押すと入金は不要です)
2 電話番号を覚える。 自宅電話番号、家族の携帯電話番号を知らない人が多いようです。電話のかけ方を覚えても肝心な番号がわからなければ話したい人に繋がりません。自宅と親御さん最低1人の番号は記憶しておくと良いでしょう。頭ではなく何回もプッシュして指で覚えた方がよりBetterです。
3 他人と話せる経験を積む。 いざという時の助けはほとんどが見ず知らずの他人です。自分の意思を自分の言葉で話せる習慣をつけるのも大切です。
携帯電話に頼らない生活や頼らない生き方を家族で話し合ってみてください。
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