メッセージにスリルを
園長先生との話の中で、携帯電話のあり方についての話になりました。
テーマとなったのはメール機能。
何でもかんでも送信で済ましてしまう。返信をしないと明くる日に相手にされなくなる。隣にいてもメールでの会話になる。
ごく最近も芸能人同士での無料アプリを使ったメールのやり取りが漏洩され活動自粛に追い込まれる問題が起きたり、メールの解釈の違いからいじめや殺人になるケースも話題となってしまう世の中。
いっそのこと携帯電話が無かった時代に戻ってみませんか。
皆さんも記憶にあるように携帯電話が無かった時代は、特に異性に対してのメッセージ伝達はスリルにあふれるものでした。
家電話を使う時は、まず兄弟に「何時からは俺の番!」などと通話料も支払ってもいないのにルールを決めて、お互いに取り合っていたものです。また、好きな子に電話をする時には 『頼むからお父さんは出ないでくれ~』 と祈ったものです。
電話の受け答えだけでも小学校の頃から既に身についたものです。これもスリルから独自で学んだ事です。
手紙も、授業中に 『○○に渡して』 と訴状のように書き記し後ろに送ったものですし、下駄箱は靴だけを入れる空間に在らずで、手紙を入れたり入れられたり。
学校生活はそんなスリルで溢れていた様な気がします。
伝達ツールのアナログ化を今の子ども達に教えることでもっと学校が楽しくなるのではと思いますがいかがでしょうか?
(普通に今も存在していたりして・・・。)
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