免許が必要な仕事
日本では、国家資格や認定資格などの免許を必要とする仕事、免許や資格を保有している人の下で働くことができる仕事、免許や資格を必要としない仕事 がある。
弁護士・医師・教員などになりたければ、大学で一定の単位を取得後に国家試験を受験し合格しなければなりません。
介護福祉士・調理師などは、学校での単位を取得後に国家試験を受けるほか、実務経験3年以上及び一定の研修を受講後に受験するパターンもあるようです。
会社員や自営業は特別なものを除き面接を経て就職するのが一般的でしょう。
私達 SKIPのスタッフは国が認定した職業ではないので、『幼児体育指導者』 という国家資格はありません。が、全く無免許のものが現場に出ることは無く、教員免許・幼稚園教諭免許・保育士免許・作業療法士・幼児体育実践指導士・心理士 などの資格保有者や相応の大学を卒業している者を選考しており、幼児・児童・発達に遅れがある子達の勉強を常にしています。
「今でしょ」で有名な予備校の先生も、は教員免許を持っておらず、国語が専門ではなかったようです。
厚生労働省がこのほど、保育士不足を解消するために無資格未経験の人にでも保育所で子どもの世話ができるよう、保育基準を緩和しようとする動きのようです。http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20151209-00046327-r25
我々の仕事は子ども達に体育を教える事。予備校教師の仕事は志望大学に合格させるために子ども達に勉強を教えること。だからと言って教えるだけではなく悩みを聞いたり時には親の相談を受けて将来を考えたりします。が、あくまでも補助機関です。
しかし、学校の先生は子どもに勉強を教えるだけではなく、生活指導や道徳・人としての生き方を教え、子どもの人生に影響を与える可能性のある立派な仕事。だから国家資格が必要なのです。
保育士もただ子ども達を世話しているだけではなく、学齢・発育・発達を考慮した保育案を考え、季節に応じた保育やピアノに合わせて歌を歌う、健康への配慮 などなど、保育所保育指針をに沿って子ども達を預かっている、大変な仕事です。だから国家資格が必要なのです。
保育士・幼稚園教諭・学校教師・医師・看護師 などの、人とのかかわりを必要とする仕事において無資格の人を採用することについて、全くもって 『ふざけるな』 です。
が故に、国が資格保有者の仕事に対する給料の確保・仕事環境の改善を速やかしてもらいたいものです。そして我々のような保育や学校の補助機関が更なる指導力を向上させて最高のサポートをしていかなければならないと考えます。
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Comments (2)
ありがとう(^o^)/
コメント by 藤原 — 2015年12月16日 @ 8:43 PM
藤原先生
免許を持っている我々がそれを行使せずにそれを生かしているのに対し、先生はライセンスを行使しているので、それなりの使命と責任を背負っておられると思います。が故に無免許は断固反対です。
コメント by スキップえっぱら — 2015年12月16日 @ 9:09 PM